アウトドア日記

個人の日記を兼ねていますので、アウトドア以外の記述があります。

2009年8月29日(土)
明日から後志方面のキャンプ登山に出かけます。

明日は衆議院総選挙の投票を済ませたら、その足で積丹半島の積丹岳に向かう予定です。

今回は積丹岳・岩内岳登山の後、ニセコ方面に向かうか長万部方面に向かうかは、その時の天候と体調しだいで決めたいと考えています。

現在南にある台風がどのようなコースをとるか、気になっています。

日本に上陸するコースをとれば、北海道も台風の影響を免れることはできないでしょうから。


(総選挙)
もう一つ気になるのは、総選挙の結果です。

予想通り民主党が圧勝するのか、自民党が踏ん張って底力を見せるのかで、今後の政治の方向が大きく変わります。

民主党政権になったときに、鳩山党首が路線の違う党内の各派閥を纏めきれるのかも注目に値するところです。

官僚の反対を押し切って、十何兆円もの予算を本当に捻出できるのかも注目です。

衆院定数80削減、国家公務員の総人件費2割削減なども、いざ実施となれば身内からも猛反発が出かねません。

これを実行するために、国内政治・経済に大きな混乱を招くようなことがあれば、場合によっては政権の維持が難しくなることもあるでしょう。


(新型インフルエンザ)
新型インフルエンザは冬季の感染爆発が心配されていましたが、世界的に早めに感染期のピーク(第一波)を迎えそうです。

日本でも、今年9月〜10月が感染期のピークと報道されていますが、都市に住んでいる人は逃げようがありません。

出来るだけの予防策はとったとしても、まず感染は免れないでしょうから、あとは軽症で済むことを祈るばかりです。

幸い、第一波の段階ではあまり悪性化していないようなので何とか乗り切れそうですが、予想される第2波・第3波の時に悪性化がどの程度進んでいるのか、予想がつかないだけに心配です。

ワクチン不足が現実のものとなり、不足分を輸入する方針が出されていますが、日本が金に飽かせてワクチンを買い漁れば、後進国からの強烈な反発は必至でしょう。

次政権は、国民の健康と国際世論をどのように調整するのでしょうか。

(8/26 藻岩山 NO.2)

藻岩山090829−1 藻岩山090829−2 藻岩山090829−3






藻岩山090829−4 藻岩山090829−5 藻岩山090829−6






藻岩山090829−7 藻岩山090829−8 藻岩山090829−9

2009年8月26日(水)
藻岩山に登りました。

旭山記念公園から、藻岩山山頂経由でスキー場入口を往復しました。

駐車場      11時02分
藻岩山山頂   12時07分 (1時間05分)
スキー場入口  12時41分 (    34分)
藻岩山山頂   13時44分 (1時間03分)
駐車場      15時06分 (1時間22分)

合計所要時間  4時間04分

メンテナンスしたストックのテストを兼ねて、トレーニングのため藻岩山に出かけました。

今日は水・カメラなどの必要最小限の物のみを携帯して、ほぼ空身で登りました。

天気は晴天で気温も適温でしたので、快適な登山日和でした。

スキー場のゲレンデコースでは、秋の気配を感じてきました。

次回のキャンプ登山は、後志支庁方面(積丹岳、岩内岳他)を予定しています。

(カーナビのテレビについて)

藻岩山090826−9






天気予報の確認にはやはりテレビ放送の気象解説が便利ですが、カーナビのテレビでは市街地から離れている場所での映りが良くありません。

変更前は、後側の左右に取り付けていたロッド式アンテナ2箇所(アンテナ線は4本)を接続していました。

現在取り付けているカーナビには、既に本体内にブースターが組み込まれているので、新たにブースターを追加することはできません。

従って、残っている対策はアンテナの改善だけですが、販売されている乗用車用のアンテナでは、現在取り付けているアンテナを上回るものはありません。

あと残っている対策は、車の全方位からの電波を効率よく受信することだけです。

そのため、現在の車を中古車で購入したときに装備されていた、フロントガラスの「透明テレビアンテナ」を活用することにしました。

各アンテナからは2本の線が出ていますが、その内各1本のみを利用しています。

アンテナ線を集約するコネクションボックスは、1〜4のアンテナ線を常時監視していて、リアルタイムで一番強い電波を受信しているアンテナ線を利用します。

残念ながら、4本のアンテナ線の電波を合成することはしていません。

今回の対策でも受信状態の大きな改善は見込めません。

「透明テレビアンテナ」の方の受信状態が良い場合にのみ、効果を発揮することになります。

(144MHZ用アンテナ)
それ以外の対策として、アマチュア無線の144MHZ用アンテナを接続してみましたが、受信状態は改善しませんでした。

市街地の強電波地域でのテストですので、改めて電波状態の悪いところでテストをしてみる予定です。

可搬式で長いケーブルを接続しているので、高い位置にしたり、移動したりして最適な受信場所を探すことができるので、もしかしたら思いがけない効果を発揮するかもしれません。

(藻岩山)

藻岩山090826−1

すっかり秋の気配になりました。
ススキが風にたなびいています。



藻岩山090826−2

スキー場入口にて




藻岩山090826−3

同上




藻岩山090826−4

ゲレンデコースにて




藻岩山090826−5

野イチゴが真っ赤に色づいていました。
1個だけ試食させていただきました。



藻岩山090826−6






藻岩山090826−7






藻岩山090826−8

美味しそうですが、果たして食べられるでしょうか?




藻岩山090826−9

トリカブト
猛毒です。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トリカブト(鳥兜・学名Aconitum)は、キンポウゲ科トリカブト属の総称。
日本には約30種自生している。 花の色は紫色の他、白、黄色、ピンク色など。
多くは多年草である。沢筋などの比較的湿気の多い場所を好む。
塊根を乾したものは漢方薬や毒として用いられる。

2009年8月25日(火)
第5回キャンプ登山の写真をアップしました。

第5回キャンプ登山の写真を写真館にアップしました。

車の装備類を改良しています。

(手動ポンプ)
有料のキャンプ場に宿泊すると、飲料水は自由に補充できますが、道の駅では水の補充ができません。(例外あり)

そのため、常用の8L水タンクの他に10Lポリタンクも携帯していますが、使い勝手が今ひとつでした。

今回、ポリタンク用手動ポンプ(灯油用)を購入して試用してみました。

結果は予想以上に良好で、数回ポンピングをした後ノズルのレバーを握ると、水が勢い良く排出されます。

モーターなどの機械部品が全くないので、飲料水用にも利用できそうです。


改善090824−1
10Lポリタンク(飲料水)にセットした手動ポンプ(980円)
本来の用途は灯油の移し替え用ですが、
電動式ではないので、飲料水タンクにも使えそうです。



改善090824−2

上の突起を押し下げてポリタンクを加圧します。
ホース先端のレバーを握ると、水が勢いよく飛び出します。



改善090824−3
飲料水用ポリタンクの格納場所です。
使用する度に下ろす必要が無くなったので、
これからは便利に使えそうです。



(アンテナ線の移設)
ポータブルラジオ用に、ルーフに補助アンテナを取り付けていますが、これの引き込み線を右側から左側に移設しました。

従来荷室のカバーの下を這わせて左側まで配線していたので、就寝時はこの引き込み線の上に寝ていました。

可能性は非常に低いですが、このアンテナへの落雷時に感電事故が発生する危険性が皆無ではないと判断して、就寝側とは反対の左側から車内に引き込む様に変更しました。


改善090824−4

携帯ラジオ用補助アンテナの引き込み線。
右側から左側に移設しました。



(箱を新設)
運転席と助手席の間にあるセンターコンソールの後ろの空きスペースに、新たに箱を製作して取り付けました。

使用可能なスペースとしては、最後の貴重な空間でした。

これで、就寝用のスペースを除いて、利用出来る空間は全て利用したことになります。


改善090824−5

運転席後ろのスペースに、新たに箱を取り付けました。




(工具セットを移動)
助手席側の後ろのスペースには、牽引ロープやバッテリー接続ケーブル他のメンテナンス用の道具類を入れた大きめの箱を積んでいましたが、今回この部分を変更しました。

大きめの箱を取り払い、小さめの箱に取り替えました。それによって空いたスペースに、荷室の大型ボックスに入っていた工具セットを移しました。

これで、大型ボックス内に少し余裕ができましたので、この中も少し改善しました。

この大型ボックスには、予備燃料(5L缶)、工具箱、小型スコップ、組み立て式警告ボート(三角バッフル板)、雪道脱出具などの車用道具類と、登山・宿泊用品を入れていますので、ほぼ満杯状態でした。

今回は、若干余裕ができたので、車用道具類の上にダンボールで仕切りを設けました。

更に、30cm角の紙製の箱を中にセットして、従来散らばって入っていた小物類をまとめました。

これで、大型ボックスの中もかなりスッキリしました。


改善090824−6

元はここに大きな箱があったのですが、小さな箱に変更して、
新たに荷室から工具セット(青)をここに移しました。


(物干し用紐)
荷室内の左右のフックを利用して、物干し用の紐を取り付けました。

片側のみ固定し、片側を取り外し可能にしましたので、必要時にのみ紐を取り付けます。

雨具などの大物は、従来どおりハンガーを使用して直接フックに引っ掛けます。


改善090824−7

荷室です。右側が就寝スペースで、左側が荷物類です。
もう、未利用の空間は殆どありません。



(ストック)
最近、ストックの長さ調整用の回転操作部分が固くなり、長さ調整に時間が掛かるようになりました

そのため、思い切ってストックの内部に少量のミシン油をさしてみました。

その後、充分に伸縮操作を繰り返して油を馴染ませた結果、長さ調整がかなりスムースに行えるようになりました。

ストックの上部から大きな荷重を掛けたときに、固定部分がスリップして長さが変わることを心配していましたが、テストした範囲では全く問題はありませんでした。

ただし、一般にはお薦めできる方法ではありません。

次に何か故障が発生した場合は、新品を購入することになると思います。


(今後の課題)

1.防水カメラの購入
現在のカメラでは雨天での撮影が難しいので、防水カメラを用意する必要があります。

前回、雨の中で無理をして撮影をしましたが、液晶などには明らかに雨による影響がでていました。

ポケットに入れたときに、身体から発生している水蒸気が影響していたと思われます。

無理して使用していると、また故障しかねません。

ネットで調べたら、何とか使えそうな防水カメラが17000円程度で購入出来そうなので、現在購入を検討中です。

2.カーナビの更新
現在、2001年3月に購入したSONYのカーナビを使用していますが、使用している地図は2003年6月に発売された古い物です。

現在発売されている最新の地図は2008年4月発売のもので、地図の内容は2007年上半期のものです。

SONYでは、現在の地図を最終バージョンとして、この型式のカーナビの地図更新サービスを打ち切ることを正式に表明しています。

この状態で、SONYの地図(定価31500円)を購入するか、新しいカーナビを購入するか検討しています。

現在、SANYOのカーナビ「ゴリラ」の7インチモデルの最新版を、ネットで7万円以下で購入できます。

また、ネットオークションで、SONYの地図「東日本版」のみを、安く購入することも検討しています。

ただし、現時点での出品は、東日本版単独で16500円もするので、購入を見合わせています。

将来性を考えれば、新しいカーナビにするのが正解とは思いますが。

何れにしても、地図が古すぎて実際の道路とマッチングしなくなっているので、何とかしなければならない状態にはなっています。

2009年8月23日(日)
斜里岳に登りました。  (8月19日)

旧道コースを登り、新道コースを下山しました。

駐車場    5時45分
下二股    6時39分 (    54分)
上二股    8時08分 (1時間29分)
山頂着    9時00分 (    52分) (往路 3時間15分)
山頂発    9時31分 (    31分) (休憩     31分)
上二股   10時12分 (    41分)
熊見峠   10時53分 (    41分)
下二股   11時41分 (    48分)
駐車場   12時32分 (    51分) (復路 3時間01分)

合計所要時間  6時間47分

(GPS記録)
総上昇量     936m
総下降量    1017m

累積標高(+)トラック    1122m
累積標高(+)地形     1164m

TP積算距離    10.72m

道の駅から見た朝焼けは大変綺麗でした。

朝焼けに浮かぶ斜里岳も見事でした。これからあの山に登ると思うと感慨もひとしおです。

(往路)
往路の天候は曇りで、心配した沢の水量も普段通りということで全く問題はありませんでした。

普段の水量であれば、防水の完璧な登山靴なら靴の中を濡らすことはありません。

残念ながら私の登山靴は防水不良のため、今日も確り中まで濡れてしまいました。

旧道の沢コースには、特に危険な場所はありませんが、要所にはロープや鎖があります。

このロープや鎖は上に登るためにではなく、沢に沿って斜面を歩いていく場所にサポート用に張られています。

小さな滝の連続する所では、沢の縁の斜面を歩いていきますが、水平な登山道がついているわけではありません。

斜面の足がかりを繋いで歩いていくので、ロープや鎖のない所の方が少し緊張します。しかし、注意して歩けば問題ないレベルです。

落差や斜度も緩やかなので、落ちても大けがをするほどのことは無いでしょうが。

山頂の視界は良好でしたが、途中から雲が湧いてきました。


(復路)
復路は、斜里岳が初めてという本州から来た男性登山者1名とご一緒しました。

この登山者は、往路では地元の登山者と組んで、私と前後しながら登っていましたが、途中から私がペースを落としたので山頂には大分先に着いたようです。

復路で、上二股から新道に入った直後の登山道脇に、小鳥の巣がありヒナが2羽大きな口を開けていました。

私たちの気配を、親鳥が餌を運んで来たのと勘違いしたようで、目はまだ開いていませんでした。

巣は登山道に面した位置にあり、知らないで手を左右に振って歩いていたら、巣を壊しかねない程の場所です。

親鳥はどうしてこんな場所に営巣をしたのでしょうか。この1ヶ月間は結構登山者が歩いていると思うのですが。

その後、天候が悪化したので、ザックカバーや雨具の上をつけたりしましたが、本降りにはなりませんでした。

ただ、小さな雨粒を含んだガスが吹き付ける場所があり、可成り寒く感じたこともありました。

新道部分(上二股〜下二股)は普通の山道ですが、標高差は少ないですが登ったり下りたりの縦走路で、ぐるっと遠回りしているので時間が掛かります。

また、登山口〜下二股、上二股〜山頂間もかなりの部分で沢が続きますので、新道経由で下山しても時間の短縮にはなりません。

新道利用の目的は、技術的に難しい沢下りを回避するためで、沢登りのベテラン以外には新道で下山することをお薦めします。


(パンク修理)
下山したら、何と車の左側前輪がパンクしていました。完全に空気が抜けてペシャンコになっていました。

早速、応急用タイヤと交換して、小清水町のガソリンスタンドでパンク修理をして貰いました。

応急用タイヤは床下にあるため、「デッキボード」を開けてタイヤを取り出す必要があります。

そのため、上に積んでいる荷物類を移動させなければなりませんが、これが結構な力仕事でした。

応急用タイヤを取り出すことを考慮して、荷物類を移動可能にしていたのが役立ちました。

登山口でパンク修理をしたのは初めての経験です。

ガソリンスタンドの係員の話では、釘がタイヤに斜めに刺さっていたので、もし空気が抜けるようであれば、タイヤを交換しなければいけないだろうとのことでした。

連続5日間の登山でかなり疲れが溜まっていたので、翌日(20日)は休養日にする予定でしたが、翌日夕方から数日間天候が崩れる予報になったので、キャンプ登山を切り上げることにしました。

前日と同じ道の駅で宿泊後、翌20日に札幌の自宅に戻りました。


斜里岳090819−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



斜里岳090819−2

GPS軌跡




斜里岳090819−3

斜里岳山頂




斜里岳090819−4

山頂にて




斜里岳090819−5

山頂にて




斜里岳090819−6

以下は旧道の小さな滝です。




斜里岳090819−7






斜里岳090819−8






斜里岳090819−9

登山道の小鳥の巣です。

2009年8月23日(日)
武佐岳に登りました。  (8月18日)

武佐コースで武佐岳に登りました。

駐車場    6時19分
分岐(P)   6時44分 (    25分)
小屋      7時10分 (    26分)
山頂着    8時44分 (1時間34分) (往路 2時間25分)
山頂発    9時07分 (    23分) (休憩     23分)
小屋     10時38分 (1時間31分)
分岐(P)  11時06分 (    28分)
駐車場   11時28分 (    22分) (復路 2時間21分)

合計所要時間  5時間09分

(GPS記録)
総上昇量     699m
総下降量     700m

累積標高(+)トラック    823m
累積標高(+)地形     798m

TP積算距離    11.4m

天候は曇りで悪くはありませんでしたが、前日の雨で草が濡れているのを考慮して雨具のズボンを着けて出発しました。

しかし、登山靴の防水性能が落ちているため、前日に続いて登山靴の中は靴下が絞れるほど濡れてしまいました。

出発点は、登山口の表示のある展望台駐車場としました。立派なトイレと花壇もあります。

更に1km以上良く整備された林道が続いており、車で問題無く入れるのですが、今回は正規の駐車場に車を駐めました。

上の方まで車で入ると、登山道が分岐する少し上で通行止めのバリケードがあります。

駐車場はありませんので、車は道路脇に駐めることになります。

武佐岳は、2003年8月に一度登ったことがありますが、下山時に少し走ったためスリップ転倒して軽い捻挫をした経験があります。

当時、インターネットで「走って下りるのが趣味」の登山者の記事を読んで、真似をしたのが間違いのもとでした。

それ以降、山では絶対に走らないようにしています。

そんなこともあり今回は慎重に歩きましたが、登山道には危険な場所は全くありません。

小屋・登山道とも良く整備されており、全く問題ない状況でした。

登頂時の天候は曇りでしたが、残念ながらガスっていたため、周囲の素晴らしい景色は全く見ることができませんでした。

当日の登山者は私一人でした。


武佐岳090818−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



武佐岳090818−2

GPS軌跡




武佐岳090818−3

武佐岳山頂




武佐岳090818−4

登山口と駐車場




武佐岳090818−5

登山道にて
なかなか趣のある雰囲気です。



武佐岳090818−6 武佐岳090818−7






武佐岳090818−8 武佐岳090818−9

2009年8月22日(土)
西別岳に登りました。 (8月17日)

西別コースで西別岳に登りました。

駐車場   7時12分
山頂     8時43分 (1時間31分)
駐車場  10時27分 (1時間44分) 

合計所要時間  3時間15分

(GPS記録)
総上昇量     585m
総下降量     573m

累積標高(+)トラック    532m
累積標高(+)地形     529m

TP積算距離    6.54km

前日の夜は久しぶりに車中泊を止めて西別小屋に泊まりましたが、宿泊は私一人でした。

宿泊・食事のための装備一式を小屋に運び込んだり撤収する手間は結構なものでした。

少し狭いのを我慢すれば、全装備が手の届く範囲にある車中泊の便利さは、捨てがたいものがあります。

山奥の小屋に一人で泊まる場合はあまり気になりませんが、西別小屋のように町に近い場所にある小屋に一人で泊まる場合は、防犯面が少し気になります。

念のため、車から貴重品・登山用具を全て下ろして、夜は小屋の入口を施錠して就寝しました。

天候が雨模様でしたので、下は雨具を装着し、上はシャツのままで雨傘を利用して登山口を出発しました。

しかし、がまん坂を登り切った辺りで本降りになったため、少し行った所にある林の中で雨具の上も装着しました。

天候が良ければカムイヌプリまで行く予定でしたが、雨で視程も良くないため西別岳山頂から引き返しました。

花は大変綺麗で、幾つもお花畑があります。

復路では小雨になり、登山口に着く頃には雨は上がりました。

登山中は登山者に出会いませんでしたが、下山して後始末をしているときに、男性親子が登って行きました。

総上昇量・積算距離とも札幌の藻岩山とほぼ同じで、危険な場所も全くないので、家族連れには最適な山です。

水源のない西別小屋のために、水を入れたペットボトル(5L/本程度)が十数本用意されています。

当日は、この作業に当たっている人に出会いました。多分ボランティアで行っているのでしょう。

水の補給、草むしり、トイレ掃除、小屋の掃き掃除などを黙々とやっていました。

小屋は非常に綺麗に整備されていて、蔵書も多数あり、2階には寝具なども用意されていました。

小屋で新しい下着・靴下に取り替え、濡れた雨具・登山靴・雨傘などの後始末をしてから、宿泊予定地の開陽台に向かいました。


西別岳090817−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



西別岳090817−2

GPS軌跡




西別岳090817−3

雨のため視界不良でした。




西別岳090817−4 西別岳090817−5 西別岳090817−6






西別岳090817−7 西別岳090817−8 西別岳090817−9

2009年8月22日(土)
雌阿寒岳・阿寒富士に登りました。 (8月16日)

野中温泉コースで雌阿寒岳・阿寒富士に登り、オンネトーコース側に下りて一周しました。

駐車場        5時32分
雌阿寒岳着     7時53分 (2時間21分)
雌阿寒岳発     8時02分 (    09分)
阿寒富士着     8時59分 (    57分)
阿寒富士発     9時22分 (    23分)
オンネトー登山口 11時06分 (1時間44分)
駐車場       12時06分 (1時間00分) 

合計所要時間  6時間34分

(GPS記録) 総上昇量     981m
総下降量    1040m

累積標高(+)トラック    1136m
累積標高(+)地形     1215m

TP積算距離    12.52km

前日に雄阿寒岳で一緒になった登山者が、野中温泉から登ってオンネトー湖側に下りて歩いて一周すると話していたので、私も同じコースを歩いてみました。

野中温泉コースは、石ころゴロゴロで非常に歩きづらい登山道でした。火山の荒れた地肌に登山道が作られています。

山頂付近は視程が悪かったため、私の先を歩いていた男性登山者2名が、オンネトー側に下りる登山者の到着を待っていました。

私がオンネトー側に下りて途中から阿寒富士に登ると話をしたら、初めてのコースなので途中まで同行させて欲しいとのことでしたので、一緒に山頂を出発しました。

その後視程もよくなり、同行した2名も阿寒富士に登ってみたいとのことでしたので、3名で阿寒富士に登りました。

山頂では、前日雄阿寒岳山頂で話をした単独行の男性登山者にまた出会いました。

この男性の話では、昨日雄阿寒岳山頂で一緒になった男女二人組も雌阿寒岳に登りましたが、阿寒富士はパスしたとのことでした。

阿寒富士の登山道は雌阿寒岳側の正面についているので、正面から見ると奥行きが感じられないため、非常に傾斜の強いきつい登山道に見えます。

しかし実際は、ジグザグの登りやすい安全な登山道が山頂まで続いており、今回は麓から30分で登頂し、下山の所要時間は18分でした。

阿寒富士の登山道は、全て豆粒のように小さな軽い火山礫でできていますが、十勝岳縦走路の登りのように、2歩登っても1歩分ずり落ちる様なことは全くありません。下りは面白いように早く歩けます。

阿寒富士山頂到着後、暫くして雌阿寒岳の雲がとれて素晴らしい山容を現しました。

相変わらず噴煙を上げていますが、雌阿寒岳下山時にこの噴煙に入ったら、強い硫黄系の臭いがしました。

幸い、今のところは有毒ガスの発生はないので、短時間であれば噴煙に入っても安全です。

オンネトーコースの登山道は、なだらかで非常に歩きやすいです。

野中温泉コースの荒れた火山灰地の登山道とは正反対で、同じ山でどうしてこれほど登山道の状態が違うのか不思議に思われるほどです。

復路はオンネトーを半周するのですが、湖水の紺碧色が映えて素晴らしい景観でした。

湖をすぎてからは野中温泉まで舗装道路を歩きますが、全て軽い上り坂になります。

地図で調べたら標高差が約80mあります。オンネトーは野中温泉よりもかなり低い位置にあるのですね。

この一周した状態で、総上昇量・積算距離が雄阿寒岳登山とほぼ一致します。お薦めコースです。


雌阿寒岳090816−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



雌阿寒岳090816−2

GPS軌跡




雌阿寒岳090816−3

雌阿寒岳山頂
この時はガスの中でした。



雌阿寒岳090816−4

阿寒富士山頂




雌阿寒岳090816−5

オンネトーから見た雌阿寒岳(左)と阿寒富士(右)




雌阿寒岳090816−6

阿寒富士山頂から見た雌阿寒岳




雌阿寒岳090816−7

オンネトー湖岸から




雌阿寒岳090816−8

オンネトー
素晴らしい景観でした。



雌阿寒岳090816−9

2009年8月21日(金)
雄阿寒岳に登りました。 (8月15日)

阿寒湖畔コースから雄阿寒岳に登りました。

駐車場     5時24分
5合目      7時50分
7合目      8時21分
山頂着     8時45分 (往路 3時間21分)
山頂発     9時41分 (休憩     56分)
次郎湖着   12時22分
次郎湖発   12時38分
駐車場    13時19分 (復路 3時間38分) 

合計所要時間  7時間55分

(GPS記録)
総上昇量    1033m
総下降量    1063m

累積標高(+)トラック    1185m
累積標高(+)地形     1234m

TP積算距離    12.05km

当日は晴れていましたが、山頂手前に到着した時点で急に山頂が雲に入ってしまいました。

そのため、山頂からの展望は良くありませんでした。

先に登頂していた男性登山者と一緒に、雲が切れるのを期待して小一時間粘ってみましたが、結局パンケトー湖とペンケトー湖が一瞬微かに見えた程度でした。

暫くして途中で追い抜いた男女二人組が到着して山頂は4名になりましたが、この二人組は諦めて先に下山しました。

この3名とも、明日は野中温泉を基点に雌阿寒岳と阿寒富士を登り、オンネトー側に下りて一周する予定と話していましたので、私も歩いてみることにしました。

雄阿寒岳の合目表示はやや変則的で、通常であれば8合目付近が5合目になっています。

登山道の初めの方には、太郎湖・次郎湖があり、両方とも大きい綺麗な湖です。

復路では、次郎湖に立ち寄って休憩と軽く食事をしました。太郎湖では、釣り人と少し話をしました。

登山道に危険な所はなく良く整備されています。

登山道の路面は通常の土のため比較的歩きやすいのですが、その代わり木の根などの小さな段差が多くあります。

雌阿寒岳よりは登り応えのある山です。


雄阿寒岳090815−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



雄阿寒岳090815−2

GPS軌跡




雄阿寒岳090815−3

雄阿寒岳山頂




雄阿寒岳090815−4

登山道から見た阿寒湖




雄阿寒岳090815−5

前日夕方撮影
バックは雄阿寒岳です。



雄阿寒岳090815−6

登山道から見た雌阿寒岳




雄阿寒岳090815−7






雄阿寒岳090815−8






雄阿寒岳090815−9

2009年8月20日(木)
5回目のキャンプ登山から戻りました。(8月14日〜8月20日)

第5回キャンプ登山

8月14日 移動日       (札幌出発 阿寒湖畔キャンプ場泊)
8月15日 雄阿寒岳登山  (同上)
8月16日 雌阿寒岳登山  (西別小屋泊)
8月17日 西別岳登山    (中標津町開陽台展望館 駐車場泊) 
8月18日 武佐岳登山    (道の駅 パパスランドさっつる泊)
8月19日 斜里岳登山    (同上)
8月20日 移動日       (帰宅)

キャンプ期間中の天候は、17日(西別岳)が雨以外は晴れまたは曇りのまずまずの状態でした。

20日夕方から数日間天候が崩れる予報になったので、キャンプ登山を切り上げて帰宅しました。

斜里岳山頂と道の駅の両方で、羅臼岳に登ってきた登山者から登山道の状況を確認したところ、2箇所に大きな雪渓が残っており、1名が20m程滑り落ちたとの話もありました。

会話した登山者は皆さん登頂しており、注意して登れば問題ないとの話でしたが、多少のリスクは感じました。

そのため、気休め程度の4本爪アイゼンしか携帯していなかったので、数日間の天候回復待ちをしてまで登ることはないと判断しました。


(8月14日 移動日)
お盆と云うことで、平日ですが高速道路料金1000円が適用されるので、札幌から上川まで高速道路を利用しました。

石北峠で休憩後、何時も利用している阿寒湖畔のキャンプ場に到着しました。(大人1人 一泊630円)
その後、阿寒湖畔を散策してから早めに就寝しました。


(8月15日 雄阿寒岳登山)
晴れていましたが、山頂手前に到着した時点で急に山頂が雲に入ってしまいました。

そのため、山頂からの展望は良くありませんでした。

雲が切れるのを期待して山頂で小一時間粘ってみましたが、結局パンケトー湖とペンケトー湖が一瞬微かに見えた程度でした。


(8月16日 雌阿寒岳登山)
前日に雄阿寒岳で一緒になった登山者が、野中温泉から登ってオンネトー湖側に下りて歩いて一周すると話していたので、私も同じコースを歩いてみました。

野中温泉コースは、石ころゴロゴロで非常に歩きづらい登山道でした。火山の荒れた地肌に登山道が作られています。

山頂付近は視程が悪かったため、私の先を歩いていた登山者2名が、オンネトー側に下りる登山者の到着を待っていました。

私がオンネトー側に下りて途中から阿寒富士に登ると話をしたら、初めてのコースなので途中まで同行させて欲しいとのことでしたので、一緒に山頂を出発しました。

その後視程もよくなり、同行した2名も阿寒富士に登ってみたいとのことでしたので、3名で阿寒富士に登りました。

山頂では、前日雄阿寒岳山頂で話をした登山者にまた出会いました。

復路はオンネトーを半周するのですが、湖水の紺碧色が映えて素晴らしい景観でした。


(8月17日 西別岳登山)
前日の夜は車中泊を止めて、西別小屋に泊まりました。

宿泊・食事のための装備一式を小屋に運び込んだり撤収する手間は結構なものでした。

少し狭いのを我慢すれば、全装備が完備した車中泊の便利さは捨てがたいものがあります。

天候が雨模様でしたので、下は雨具を装着し、上はシャツのままで雨傘を利用て出発しました。

しかし、がまん坂を登り切った辺りで本降りになったため、林の中で雨具の上も装着しました。

天候が良ければカムイヌプリまで行く予定でしたが、雨で視程も良くないため西別岳山頂から引き返しました。

花は大変綺麗でした。幾つもお花畑があります。

復路では小雨になり、登山口につく頃には雨は上がりました。

登山中は登山者に出会いませんでしたが、下山して後始末をしているときに、男性親子が登っていきました。

水源のない西別小屋のために、水を入れたペットボトル(5L/個程度)が十数本用意されています。

当日は、この作業に当たっている人に出会いました。多分ボランティアで行っているのでしょう。

水の補給、草むしり、トイレ掃除、小屋の掃き掃除などを黙々とやっていました。

小屋は非常に綺麗に整備されており、蔵書も多数あり、2階には寝具なども用意されていました。


(8月18日 武佐岳登山)
天候は曇りで悪くはありませんでしたが、前日の雨で草が濡れているのを考慮して雨具のズボンを着けて出発しました。

しかし、登山靴の防水性能が落ちているため、前日に続いて登山靴の中は靴下が絞れるほど濡れてしまいました。

出発点は、登山口用駐車場としました。

更に1km以上立派な林道が続いており、車で問題無く入れるのですが、今回は正規の駐車場に車を駐めました。

今から6年前の2003年8月に一度登ったことがあるのですが、下山時に少し走ったためスリップ転倒して軽い捻挫をした経験のある山ですので、今回は慎重に歩きました。それ以降、山では絶対に走らないようにしています。

小屋・登山道とも良く整備されており、全く問題ない状況でした。

当日の登山者は私一人でした。


(8月19日 斜里岳登山)
道の駅から見た朝焼けは大変綺麗でした。

朝焼けに浮かぶ斜里岳も見事でした。これからあの山に登ると思うと感慨もひとしおです。

往路の天候は曇りで、心配した沢の水量も普段通りということで全く問題はありませんでした。

普段の水量であれば、防水の完璧な登山靴なら靴の中を濡らすことはありません。

特に危険な場所はありませんが、要所にはロープや鎖があります。

小さな滝の連続する所では、沢の縁の斜面を歩いていきますが、水平な登山道がついているわけではありません。

斜面の足がかりを繋いで歩いていくので、ロープや鎖のない所の方が緊張しますが、注意して歩けば問題ないレベルです。

落差や斜度も緩やかなので、落ちても大けがをするほどのことは無いでしょうが。

山頂の視界は良好でしたが、途中から雲が湧いてきました。

復路は、山頂で出会った斜里岳が初めてという本州から来た男性登山者1名とご一緒しました。

新道に入った直後の登山道脇に、小鳥の巣がありヒナが2羽大きな口を開けていました。

私たちの気配を、親鳥が餌を運んで来たのと勘違いしたようで、目はまだ開いていませんでした。

その後、天候が悪化したので、ザックカバーや雨具の上をつけたりしましたが、本降りにはなりませんでした。

ただ、小さな雨粒を含んだガスが吹き付ける場所があり、可成り寒く感じることもありました。

下山したら、車の左側前輪がパンクしていました。

早速、予備のタイヤと交換して、小清水町のガソリンスタンドで修理をして貰いました。

釘がタイヤに斜めに刺さっていたので、もし空気が抜けるようであれば、タイヤを交換しなければいけないだろうとの話でした。


(8月20日 移動日)
朝7時前に小清水を出発して、無料の上川〜愛別間の高速道を利用した以外は、全て一般道路を利用して帰宅しました。

天気予報どおり、札幌に近づくにつれて空模様が怪しくなり、とうとう途中で降り始めました。

1週間の旅行でしたが、費用の大半はガソリン代で、後は高速道路料金(1000円)、キャンプ場代(2泊)、温泉入浴料(5回)、食料購入費程度です。

今回はパンク修理費が余分でした。車中泊はホテル代が必要ないので、本当に安上がりです。

その上、天候に合わせて行程を自由に変更できるので、非常に便利です。


第5回キャンプ090820−1

雄阿寒岳登山道からみた阿寒湖




第5回キャンプ090820−2

阿寒湖にて
死んだ魚にザリガニが群がっています。



第5回キャンプ090820−3

阿寒富士山頂から見た雌阿寒岳




第5回キャンプ090820−4

オンネトー湖岸から見た雌阿寒岳(左)と阿寒富士(右)




第5回キャンプ090820−5

オンネトー湖




第5回キャンプ090820−6

西別岳にて




第5回キャンプ090820−7

武佐岳憩清荘(3合目)




第5回キャンプ090820−8

清里町の道の駅「パパスランドさっつる」にて
朝焼けに映える斜里岳



第5回キャンプ090820−9

同上
朝焼けの最盛期

2009年8月13日(木)
明日は道東方面のキャンプ登山に出かける予定です。

週間天気予報では、15日から「晴れ/曇り」の天気が暫く続く予報になっているので、明日(14日)札幌を出発することにしました。

今年は天気予報があまり当てになりませんが、遠距離なので多少の天気の崩れは待機して粘って見る予定です。

明日は平日ですが、高速道路料金1000円が適用されるので、高速道路を利用して時間短縮を図ります。

登山は、羅臼岳、斜里岳、武佐岳、西別岳、カムイヌプリ、雌阿寒岳、雄阿寒岳などを予定しています。

どれだけ登れるかはお天気しだいです。

昨年の道東方面のキャンプ登山は、悪天候の連続でした。(下の写真参照)

実際の天気が天気予報よりもかなり悪くて、登れそうな方面に移動しながら西別岳以下をやっと登りました。

斜里岳は、近くにキャンプして翌日に登る予定でいましたが、夜間に降雨があったため増水を警戒して断念しています。

今年は、もう少し良い天気が続くと良いのですが。


昨年の道東090813−1

2008年8月7日 羅臼岳




昨年の道東090813−2

2008年8月9日 西別岳




昨年の道東090813−3

2008年8月10日 雌阿寒岳




昨年の道東090813−4

2008年8月11日 雄阿寒岳
視界の半分は雲でしたが、湖は綺麗に見えました。

2009年8月13日(木)
室蘭岳に登りました。 (8月12日)

西尾根コースから室蘭岳に登り、水元沢コースを下山しました。

駐車場      6時36分
山頂        8時35分 (1時間59分) 写真撮影
カムイ分岐    9時20分 (    45分)
駐車場     10時59分 (1時間39分) 

合計所要時間  4時間23分

(GPS記録)
総上昇量    675m
総下降量    694m

累積標高(+)トラック    763m
累積標高(+)地形     770m

TP積算距離    9.51km

車中泊した伊達の朝は少し霧が出ていましたが、室蘭に向かううちに晴れて良い天気になりました。

室蘭岳登山口のある駐車場は、室蘭岳中腹(標高400m)にあるため室蘭市全域がよく見えます。

到着時は、太平洋に突き出した半島部分は雲にスッポリ覆われていましたが、下山終了時点でも朝と同じ状況でした。

天候は晴れ・気温も適温で、快適な登山日和でした。

登山道はよく整備されており、笹も刈られていて大変良い状態でした。

ただ、カムイヌプリ分岐手前の登山道にだけは、笹被りが酷い部分があります。

笹を分けて確認しないと、登山道の位置が判らない程の場所もあり、この登山道が初めての人であれば不安に思うかもしれません。

水元沢コースの最後は林道歩きになり、沢を横断してヒュッテに向かいます。沢を横断したあとは暫く急登がつづきます。

この位置では、沢の幅も拡がり水量も増えていますので、雨などで増水している場合は横断に危険が伴うかも知れません。

この沢を横断する部分にはハッキリした登山道の分岐がありますが、コース標識がないため念のためGPSで位置を確認しました。

山頂からこの横断箇所までは登山者に出会いませんでしたが、ここを出発する時に同じコースを歩いてきた単独行の男性登山者が現れ、追い抜いて行きました。

水元沢コースで出会った登山者は、この1名のみでした。

水元沢コースの最後は室蘭岳ヒュッテまで登っているのですが、今回はスキー場に下りる苅分道が作られていたのでそちらを利用しました。

以前通過したときは笹が濃いためスキー場には下りられませんでしたが、下りられたら便利になるのにと思っていました。

今回の苅分道が登山者用に作られたのか、作業用に作られたのかは判りません。

ヒュッテまで登らないのでかなり楽をしましたが、ヒュッテにある登山届けに下山時刻を記入することができませんでした。

下山後は、36号線経由で自宅に戻りました。


室蘭岳090812A−1

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



室蘭岳090812A−2

GPS軌跡




室蘭岳090812A−3






室蘭岳090812A−4 室蘭岳090812A−5 室蘭岳090812A−6






室蘭岳090812A−7 室蘭岳090812A−8 室蘭岳090812A−9

2009年8月13日(木)
徳舜瞥山・ホロホロ山に登りました。 (8月11日)

日鉄鉱山跡コースで徳舜瞥山・ホロホロ山に登りました。

駐車場      8時10分
水場        8時31分
飛行場分岐   8時57分
徳舜瞥山     9時56分 (1時間46分)
ホロホロ山   10時39分 (    43分)
徳舜瞥山    11時35分 (    56分)
駐車場     13時35分 (2時間00分) 写真撮影・水場休憩

合計所要時間  5時間25分

(GPS記録)
総上昇量    722m
総下降量    726m

累積標高(+)トラック    849m
累積標高(+)地形     829m

TP積算距離    7.99km

6時に札幌の自宅を出発して高速道路で千歳ICまで行き、後は支笏湖を経由して登山口に向かいました。

徳舜瞥山の登山口までは舗装されており、舗装された駐車場もあります。

当日であった登山者は4名で、徳舜瞥山の下山時でした。駐車していた車は全て札幌ナンバーでした。

登山道は良く整備されており、全く問題ありませんでした。

当日は道内各地で真夏日になった大変暑い日で、徳舜瞥山・ホロホロ山の山頂でも大変暑く感じました。

復路で今夏初めて扇子を使い、6合目の水場で長い休憩をとり、火照っていた身体を確り冷やしました。

さらに、念のため浄水器を使用して、冷たい水を堪能しました。

当日の宿泊を、道の駅「だて歴史の杜」に決め、途中の蟠渓温泉で汗を流しましたが、前回も同じ温泉旅館だった気がします。(入浴料300円)

この道の駅は広大で、伊達市開拓記念館、旧伊達家の迎賓館、カルチャーセンター、宮尾登美子文学記念館他などがあり、一見の価値があります。

駐車場は広大で車の出入りが多く、早朝は4時前から出発する車が多いため、静かな環境での車中泊を希望する方には少し不向きです。

ただ、24時間の水洗トイレなどが完備されており、その面ではお薦めです。


徳舜瞥山090812−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



徳舜瞥山090812−2

GPS軌跡




徳舜瞥山090812−3

飛行場分岐




徳舜瞥山090812−4 徳舜瞥山090812−5 徳舜瞥山090812−6






徳舜瞥山090812−7 徳舜瞥山090812−8 徳舜瞥山090812−9

2009年8月12日(水)
4回目のキャンプ登山から戻りました。(8月11日〜8月12日)

第4回キャンプ登山

8月11日 徳舜瞥山・ホロホロ山登山 (06時 札幌出発)
8月12日 室蘭岳登山          (15時 帰宅)

低気圧の接近で13日・14日が雨の予報になっているため、当初の予定通り2日間で打ち切って帰宅しました。

(8月11日 徳舜瞥山・ホロホロ山登山)
6時に自宅を出発して高速道路で千歳ICまで行き、後は支笏湖を経由して登山口に向かいました。

徳舜瞥山の登山口までは舗装されており、舗装された駐車場もあります。

当日は道内各地で真夏日になった大変暑い日で、徳舜瞥山・ホロホロ山の山頂でも大変暑く感じました。

復路で今夏初めて扇子を使い、6合目の水場で長い休憩をとり、火照っていた身体を確り冷やしました。

当日の宿泊を、道の駅「だて歴史の杜」に決め、途中の蟠渓温泉で汗を流しましたが、前回も同じ温泉旅館だった気がします。

「だて歴史の杜」で散策をしていたら、カルチャーセンターで保科誠作品展(現代日本画家)をやっていたのでのぞいてきました。

大変素晴らしい作品展で、伊達出身の画家だそうです。


(8月12日 室蘭岳登山)
伊達の朝は少し霧が出ていましたが、室蘭に向かううちに晴れて良い天気になりました。

室蘭岳登山口のある駐車場は、標高400mの山腹にあるため室蘭市全域がよく見えます。

到着時は、太平洋に突き出した半島部分は雲にスッポリ覆われていましたが、下山終了時点でも朝と同じ状況でした。

天候は晴れ・気温も適温で、快適な登山日和でした。

登山道は、よく整備されており、笹も刈られていて大変良い状態でした。

ただ、カムイヌプリ分岐手前の登山道にだけ、笹被りが酷い部分があります。

笹を分けて確認しないと、登山道の位置が判らない程の場所もあり、この登山道が初めての人であれば不安に思うことでしょう。

水元沢コースの最後は室蘭岳ヒュッテまで登っているのですが、今回はスキー場に下りる苅分道が作られていたのでそちらを利用しました。

ヒュッテまで登らないのでかなり楽をしましたが、ヒュッテにある登山届けに下山時刻を記入することができませんでした。

下山後は、36号線経由で自宅に戻りました。


徳舜瞥山他090812−1

徳舜瞥山山頂です。




徳舜瞥山他090812−2

ホロホロ山山頂です。




徳舜瞥山他090812−3

ホロホロ山山頂から見た徳舜瞥山です。




徳舜瞥山他090812−4

徳舜瞥山の山頂部です。
急斜面になっています。



徳舜瞥山他090812−5

室蘭岳登山道にて




徳舜瞥山他090812−6
室蘭岳登山道の西尾根から
白鳥大橋が雲に飲み込まれそうですが、
下山時も同じ状態でした。



徳舜瞥山他090812−7

室蘭岳山頂です。
笹が綺麗に刈られていました。



徳舜瞥山他090812−8

水元沢コースのカムイヌプリ分岐です。
この少し手前に滝沢コース(沢登り)の分岐があります。



徳舜瞥山他090812−9
水元沢コースにて
小さな沢をかなりの回数横断します。
登山靴を濡らすことはありません。

2009年8月10日(月)
写真館に千歳航空祭をアップしました。

8月9日に航空自衛隊千歳基地で行われた航空祭の写真(100枚)を、写真館にアップしました。

天候は13日に雨の予報になっているので、取り敢えず明日(11日)は徳舜瞥岳に登る予定です。

日帰りか、一泊してもう一つ登ってから帰ることになるかもしれません。

2009年8月9日(日)
航空自衛隊の千歳航空祭に行ってきました。

天候は太平洋沿岸地域に濃霧注意報が出されていた関係で、千歳飛行場の上空もあまり芳しくありませんでした。

その後青空も出てきましたが、雲底が低く機動飛行中の機体が頻繁に雲に入る状態でした。

そのため、F−16で実施された機動飛行では、後半の部分がカットされてしまいました。

F−15の機動飛行・模擬対地射爆撃もキャンセルされました。

ブルーインパルスの飛行では、やはり後半部分で気流の悪化を理由に機動飛行が中止になり、各種の編隊飛行に変更になりました。

展示リストに載っていた、F−2支援戦闘機の展示はありませんでした。

地上における天候は、一般的には薄曇りと云える良い状態でした。


千歳航空祭090809−1 千歳航空祭090809−2 千歳航空祭090809−3






千歳航空祭090809−4 千歳航空祭090809−5 千歳航空祭090809−6






千歳航空祭090809−7 千歳航空祭090809−8 千歳航空祭090809−9

2009年8月7日(金)
羊蹄山に登りました。

真狩コースで羊蹄山に登りました。初めて山頂を一周しました。

駐車場     5時53分
5合目      7時50分 (1時間57分)
7合目      8時48分 (    58分)
9合目      9時34分 (    46分)
火口下山口  9時58分 (    24分)
山頂着    10時43分 (    45分) (往路 4時間50分)
山頂発    10時56分 (    13分) (休憩     13分)
火口下山口 11時43分 (    47分)
駐車場    14時59分 (3時間16分) (復路 4時間03分) 岩場コース・写真撮影

合計所要時間  9時間06分

(GPS記録)
総上昇量    1505m
総下降量    1515m

累積標高(+)トラック    1706m (一番正しいと思われる)
累積標高(+)地形     2068m ?

TP積算距離    14.93km

8月9日に航空自衛隊の千歳航空祭が開催されるため、撮影に行く予定です。

そのため、今日は日帰りで羊蹄山に登りました。

自宅を午前4時前に出発して、登山終了後真っ直ぐ自宅に戻りました。所要時間は14時間弱でした。

天候は晴れ(薄曇り)・無風で快適な登山日和でした。

気温も適温でしたが、下山時日照のある時は熱風を感じました。

このまま下の方に行ったら凄い熱気に悩まされるのではと心配しましたが、幸いその後は曇ったため気持ちの良い風が続きました。

今日は、初めて噴火口の岩場コースを歩いてみました。

山頂で、他の登山者に岩場の状態を確認したら、鎖・ロープなどは設置されていない普通の岩場コースとのことでした。

また、私も山頂で休憩中に、この岩場コースを歩く登山者数名を確認していたので、歩いてみる決心をしました。

岩場にはペンキでコース表示があり、注意して歩けば問題ないレベルでした。

ただ、コースの細部では、良く確認してから進むように留意する必要があります。

真狩コースの登山道は、以前より少し歩きづらくなったように感じました。

登山道表面の小石類が多くなり、スリップし易くなった様に思いましたが、前回の登山から時間が経っているのでハッキリしたことは判りません。

山頂で、喜茂別コースから登ってきた若い人に会いました。私は、まだこのコースは歩いたことがありません。

話を聞いたところ、コースは問題なく危険な場所も無いとのことでした。何時か歩いてみることにします。

やはり、羊蹄山は疲れますね。

往路は問題ないのですが、復路でスリップを気にしながら延々と歩くのは少し辛いです。

往路では3回休憩をとり、慎重に登りました。(7:01, 8:00, 9:00 に各6〜8分程度休憩)

復路では、登山道の状態の良い場所のみスピードを少し上げましたが、残りはスリップによる転倒・故障発生を警戒して普段のスピードにしました。


羊蹄山090807−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



羊蹄山090807−2

GPS軌跡




羊蹄山090807−3

噴火口の拡大図




羊蹄山090807−4
噴火口一周の高度グラフ
岩場コースには、山頂よりも5m高い場所があります。
(地形図にも表示されています)



羊蹄山090807−5

山頂から岩場コースの最初の部分を見る。




羊蹄山090807−6

岩場コースです。




羊蹄山090807−7

岩場コースにて




羊蹄山090807−8

登山道にて




羊蹄山090807−9

登山道の9合目(小屋分岐)から見た避難小屋です。
雪は完全に消えていました。

2009年8月5日(水)
車に読書用ランプを取り付けました。

前回のキャンプ登山でも別の読書用ランプを取り付けていたのですが、途中で使用不能になってしまいました。

乾電池4本用ハロゲンランプを、100円均一で購入した箱形ランプ(乾電池2本用)で使用していたのですが、ハロゲンランプの発熱量が大きすぎてランプ周辺部分が融けて変形してしまいました。

今回はそれに懲りて、光量は減りますが発熱の殆ど無いLED方式のランプ使うことにしました。

光量の減少を考慮して、ランプ2個を並列に取り付けました。

このLEDランプは、一個980円の安価なヘッドランプを改造したもので、電池3本用です。

ランプの電池格納部分を改造して、外部の単一電池から電気を供給出来るようにしました。

単一電池使用ですので、1シーズンは電池交換は不要と思います。

このランプは首振り式ですので、ランプ別に角度を変えることで照射範囲を多少は変更できると思います。

ベースにはアルミの板(1mm厚)を使用しています。

既設の室内灯を利用して天井に取り付けています。勿論室内灯は従来どおり使えます。

アルミ板の室内灯部分をちいさめにくり抜いて、室内灯取付用ネジを利用して取り付けているので、外れる心配はありません。

このランプ装置を取り外すときは、室内灯取付用ネジ2本を外すだけで簡単に分離します。

室内が狭いので、天井に取り付ける照明の大きさは、この程度が限度となります。


読書用ランプ090805−1 読書用ランプ090805−2






読書用ランプ090805−3 読書用ランプ090805−4

2009年8月4日(火)
ストックの部品を交換しました。

レキ製ストックの先端部分(フレックスチップ)が曲がってしまったので、新品部品に交換しました。

先端部分は全て交換可能で次の部品で構成されています。

購入費用は合計で1900円でした。
●フレックスチップ
●トレッキングバスケット   (皿状のもの)
●スリップレスラバーロング (先端のゴム)

永年使ってきたため、塗装も大分剥げてきていて、細い方のストックは僅かに湾曲もしています。

それでも、使用するのには全く支障がないので、今回は部品交換で済ませました。


ストック090804−1 ストック090804−2 ストック090804−3






(登山靴)
登山靴は違うメーカーの軽登山靴2足を交互に使用していますが、両方とも水漏れするようになっています。

(4代目 軽登山靴) 2007.9.19 購入
  メーカー LOMER (ローメル)
  製品種類 ポルドイ

(3代目 軽登山靴) 2006.7.10購入− 2007.10.10交換
  メーカー LOWA
  製品種類 MERINA GTX XXL 

3代目は、水漏れ発生のためメーカーが2007.10.10に新品と交換してくれた物です。

その後、3代目と4代目登山靴を交互に使用して耐久性を比較してきましたが、1年10ヶ月経過した現在でも両方ともまだ確りしています。

ただ、かなりの頻度で使用しているので、靴底のブロックパターンは大分減ってきています。

それと、両方とも水漏れが発生するようになっています。

もしかしたら冬場に6本爪アイゼンを装着しているのが影響しているのかも知れませんが、原因はよく判りません。

登山靴に悪影響のある靴乾燥器は全く使用せず、直射日光下で干したりもしていないので、通常使用状態における劣化が原因であることは確かです。

水漏れが軽微なためそのまま使用しています。

雨の時は外から濡れなくても汗で内部から濡れてくるので、結局は多少たりとも濡れてしまいます。

水漏れする靴の底を張り替えることは考えられないので、もう暫く使用したら新品を購入することになると思います。

靴メーカーへのクレーム処理は、今回は見送りにする予定です。こういう判断は難しいですね。

(その他)
ホームページ用に契約しているステップサーバーが昨日リニューアルして、同一料金で契約容量が2.5倍に引き上げられました。

旧契約容量は1GBで、既にその90%を使用していたため、今後どうするか思案中でしたので、グッドタイミングでした。

新契約容量は2.5GB(2500MB)にもなったので、当分の間は容量を心配しないで写真をアップ出来ることになりました。

ということで、アップするかどうか迷っていた「芦別岳登山、美瑛岳〜十勝岳縦走、赤岳登山」の写真を。早速アルバムにアップしました。

2009年8月3日(月)
赤岳に登りました。 (途中まで) (8月2日)

銀泉台コースで赤岳に登りました。天候悪化のため途中で引き返しました。

駐車場    7時32分
引き返し   8時59分 (1時間27分)
駐車場   10時24分 (1時間25分)

合計所要時間  2時間52分

(GPS記録)
総上昇量    316m
総下降量    324m

累積標高(+)トラック    408m
累積標高(+)地形     418m

TP積算距離    5.37km

前日から当日の天候は良くないと予報されていました。

朝、携帯電話で天気予報を確認したら、12時までは雨でその後は翌日まで曇りとなっていました。

午後には良い方に向かうと期待して、取り敢えずキャンプ場を出発しました。

赤岳登山は雨具を着用しての出発となりました。登山者全員が雨具を着用していました。

今回は防寒を考慮して、通常の登山装備の上に雨具を着用しました。

あと、ザックに入っている防寒用衣類はウインドブレーカー(上)のみですので、あまり無理はできない状態です。

腰が少し痛かったので、ゆっくり登りました。

その後、腰の具合が悪くなることはありませんでしたので、天候さえ良ければ赤岳までなら登れたと思われます。

登山道は非常にぬかるんでいて、至る所に登山道幅一杯の水溜まりがあり、最近の不順な天候をそのまま反映しているようでした。

また、第一花園、第2花園には雪渓が残っており、この天候状態では今年は消えずに冬を迎えることになるかも知れません。

駒草平を過ぎた辺りから雨が本降りになり風も強くなってきて引き返す登山者が増えたので、私も登山を中止して引き返しました。

高度的には1800mを超えているので、標準で海面レベルよりは約11℃気温が低いことになります。(高度100mにつき0.6℃下がる)

これに強い雨と風が加わるので、体感的にはかなり寒く感じます。

途中で、ザックから防寒具を取りだして着ているグループもありました。

花は大変綺麗でしたが、復路の雨の中では満足に撮影ができませんでした。

持参したカメラは日常生活防水程度の耐水性しかないので、雨の中ではじっくり撮影することができません。

高耐水性仕様のカメラが欲しいところです。

登山としては、総上昇量・距離とも慈恵会病院から藻岩山を往復した程度で、散策レベルでした。


赤岳090802−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



赤岳090802−2

GPS軌跡




赤岳090802−3

第2花園付近の雪渓です。




赤岳090802−4

第2花園です。




赤岳090802−5

雪渓はかなり広範囲に残っています。




赤岳090802−6 赤岳090802−7






赤岳090802−8 赤岳090802−9

2009年8月3日(月)
美瑛岳〜十勝岳を縦走しました。 (8月1日)

望岳台を基点に美瑛岳〜十勝岳を縦走しました。

駐車場      5時00分
美瑛岳分岐   5時49分 (    49分)
箱状の沢     6時43分 (    54分)
ポンピ沢     6時54分 (    11分)
美瑛富士分岐  7時42分 (    48分)
美瑛岳      8時55分 (1時間13分) (3時間55分)
十勝岳     11時18分 (2時間23分) (2時間23分)
避難小屋    12時53分 (1時間35分)
駐車場     13時45分 (    52分) (2時間27分)

合計所要時間  8時間45分

(GPS記録)
総上昇量    1353m
総下降量    1437m

累積標高(+)トラック    1594m
累積標高(+)地形     1604m

TP積算距離    16.79km

当日は晴れ・無風で、気温も適温のため快適な登山日和となりました。

当初の予定は美瑛岳往復でしたが、体調と天候状態が良いので、往路の途中で十勝岳まで縦走することに決めました。

以前に美瑛岳山頂に到着した時点で、急に積乱雲状の雲が湧いてきたため、雷を警戒して十勝岳への縦走を断念したことがあります。

雲の発生を心配しながら山頂に到着しましたが、幸い積乱雲は発生せず十勝岳の手前でガス状の雲に入っただけでした。

縦走ができたのは、一日休養日を入れて、完全な足の疲労回復を図ったためと思われます。

もっとも、芦別岳登山は総上昇量が1550m程度にもなるため、足の疲労回復度合いを考慮すると、翌日に美瑛岳(往路4時間)を登るのは避けたいところです。

数字的に芦別岳と縦走を比較すると、総上昇量はほぼ同じで、距離的には縦走の方が3km程度長いことになり、レベル的には同じぐらいでしょうか。

美瑛岳山頂では休憩を5分程度で切り上げて、直ぐに十勝岳に向けて出発しました。

出発して直ぐに、十勝岳から来た複数のグループと出会いました。少なくとも、私よりは1時間は早く登山を開始したようです。

十勝岳の手前で雲が湧いてきて前方の視程が無くなりましたが、十勝岳直前であったため問題はありませんでした。

十勝岳側の縦走路は火山灰地のため、縦走路と云っても周囲よりも僅かに火山礫が少ないことから判断できるだけで、降雨でもあると縦走路の判断が難しくなることも考えられます。

所々に支柱や小さな標識がありますが、濃い雲の中で利用出来るほど密ではありません。

一般的な土の場合、登山道は明確に周囲とは区分されていますが、火山灰地の場合は周囲と全く変わらないので、悪天候時は注意が必要です。

また、雷が発生した場合も、隠れる場所は全くありません。

十勝岳の登りでは、厚い火山灰状のところで2歩登っても1歩分滑り落ちる様な所もあり、縦走する場合は十勝岳から美瑛岳に向かった方が楽です。

当日は何かの大会が行われていたようで、十勝岳山頂には上富良野岳経由で到着したツアーの一行十数名がおり、私も一緒に下山を開始しました。

下山後、直ちに層雲峡に向け出発しました。


美瑛岳090801−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



美瑛岳090801−2

GPS軌跡




美瑛岳090801−3

山頂手前から見た美瑛岳




美瑛岳090801−4

美瑛岳山頂からみた十勝岳




美瑛岳090801−5
美瑛岳の往路にて
十勝岳の山麓を通る美瑛岳登山道です。
箱状の沢を横断します。



美瑛岳090801−6
十勝岳手前の縦走路にて
雲のため一時前方の視程が無くなりました。
縦走路と云っても、周囲と殆ど変わりません。



美瑛岳090801−7

十勝岳山頂にて




美瑛岳090801−8






美瑛岳090801−9

2009年8月3日(月)
芦別岳に登りました。  (7月30日)

新道コースで芦別岳に登りました。

駐車場    5時00分
見晴台    6時27分 (1時間27分)
鶯谷      7時14分 (    47分)
半面山    7時58分 (    44分)
雲取山    8時51分 (    53分)
山頂着    9時37分 (    46分) (往路 4時間37分)
山頂発   10時13分 (    36分) (休憩     36分)
駐車場   13時59分 (3時間46分) (復路 3時間46分) 写真撮影

合計所要時間  8時間59分

(GPS記録)
総上昇量    1369m
総下降量    1419m

累積標高(+)トラック    1547m
累積標高(+)地形     1673m

TP積算距離    13.90km

前日宿泊した太陽の里キャンプ場で出会った4名(男性2,女性2)のグルーは、明朝4時に旧道コースで芦別岳に登る予定と話をしていました。

多分、今の私には旧道を登る体力は無いのではないかと思います。下りなら何とかなると思いますが。

当日は曇り・適温で、快適な登山日和でした。

ただ、山頂からの遠方視程が不良だったのが残念でした。

往路の所要時間は、前回は4時間10分でしたが、今回はじっくり登ったため4時間37分かかりました。

私が一番手だったため、ストックで露払いをしながら歩いたので、多少時間的なロスが発生しているかも知れません。

この山では、単独行で唯一体調が原因(足の痙攣の発生)で敗退した経験があります。

夏山ガイド(著者 梅沢 俊)で、「上級」にランクされているだけあり、登り応えがある山です。

花は、山頂に近い方に多く咲いています。山頂直下は大変綺麗なお花畑になっていました。

登山口からほぼ同時に出発した男性がかなり遅れて山頂に到着して、「最後の部分で足がつった。」と話をしていました。

雲取山の登りで痛みがあり、下りでは一旦納まり、最後の本体の登りで再び痛みが発生したそうで、初めての経験のようでした。

そのため、私から筋肉痙攣の対処方法として「クエン酸」・「芍薬甘草湯」などを紹介をして、暫く話をしました。

登山道が雨水で深くえぐられている所には、登山道に止水用土嚢を積んで、登山道脇に雨水を排出するための溝が掘られています。

復路でこの場所に差し掛かると、3人組が土嚢作りと溝掘りをやっていました。有料で請け負っているとのことでした。

登山道に危険な場所はありません。1箇所崖の側を通りますが、注意して歩けば全く問題ない状態です。(NO.4 写真参照)

登山道はヤセ尾根の稜線上についていますが、登山道の両側には草木があって直接斜面が見えないため、ヤセ尾根を歩いている感覚はありません。

ただし、登山道から横に少し外れて下を覗くと、切り立った斜面の直ぐ脇を歩いているのを実感することができます。


芦別岳090730−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



芦別岳090730−2

GPS軌跡




芦別岳090730−3

芦別岳山頂




芦別岳090730−4

登山道にて




芦別岳090730−5

山頂にて




芦別岳090730−6 芦別岳090730−7






芦別岳090730−8 芦別岳090730−9

2009年8月2日(日)
3回目のキャンプ登山から戻りました。(7月29日〜8月02日)

第3回キャンプ登山

7月29日 札幌発           太陽の里キャンプ場泊
7月30日 芦別岳登山        吹上温泉泊
7月31日 休養日           吹上温泉泊
8月01日 美瑛岳〜十勝岳縦走   層雲峡オートキャンプ場泊
8月02日 赤岳登山          帰宅

出発直前の週間天気予報では、上川地方は一週間「晴れ/曇り」でしたが、例によって出発直後に悪い方に変更されました。

それでも、芦別岳登山、美瑛岳〜十勝岳縦走までは順調に行えました。

十勝岳から下山後に確認した翌日の天気予報では、上川地方はあまり良くありませんでしたが、良い方に外れるのを期待して層雲峡に向かいました。

しかし、悪い予報は確実に当たるようで、今日の赤岳登山は雨具を着用しての出発となりました。登山者全員が雨具を着用していました。

こまくさ平を過ぎた辺りから雨が本降りになり風も強くなってきて引き返す登山者が増えたので、私も登山を中止して引き返しました。

主目的は達成しているので、今回のキャンプはこれで打ち切り、自宅に戻ることにしました。

今日は日曜日で高速道路割引料金(1000円)が適用され日なので、これを利用して自宅に戻ることにしました。

上川町の手前から高速に乗り、自宅近くの高速インターまでノンストップで走り、アットいう間に自宅に戻りました。

料金は1000円+市内高速料金200円の合計1200円で、通常料金の数分の一でした。

経費節減のため、普段は登山からの帰路で高速道路は使わないのですが、これだけの長距離を1000円で利用できるのであれば、その価値は充分にあると思います。

(7月30日 芦別岳登山)
当日は曇り・適温で、快適な登山日和でした。

ただ、山頂からの遠方視程が不良だったのが残念でした。

往路の所要時間は、前回は4時間10分でしたが、今回はじっくり登ったため4時間37分かかりました。

登山道が降雨時の水流で深くえぐられている所には、登山道に土嚢を積んで登山道脇に雨水を排出するための溝が作られています。

復路でこの場所に差し掛かると、3人が土嚢作りと溝掘りをやっていました。有料で請け負っているとのことでした。

(8月01日 美瑛岳〜十勝岳縦走)
当初の予定は美瑛岳往復でしたが、体調と天候状態が良いので、往路の途中で十勝岳まで縦走することに決めました。

一日休養日を入れて、足の疲労の完全回復を図ったのが効いたようです。

もっとも、芦別岳登山は総上昇量が1550m程度にもなるため、足の疲労回復度合いを考慮すると、翌日に美瑛岳(往路4時間)を登るのは避けたいところです。

美瑛岳山頂では休憩を5分程度で切り上げて、直ぐに十勝岳に向けて出発しました。

十勝岳の手前で少し雲が湧いてきて前方の視程が無くなりましたが、十勝岳直前であったため問題はありませんでした。

当日は何かの大会が行われていたようで、十勝岳山頂には上富良野岳経由で到着したツアーの一行十数名がおり、同時に下山を開始しました。

下山後、直ちに層雲峡に向け出発しました。

(8月02日 赤岳登山)
腰が少し痛かったので、無理をせずにゆっくり登りました。

登山道は非常にぬかるんでいて、至る所に幅一杯の水溜まりがあり、最近の不順な天候をそのまま反映しているようでした。

また、第一花園、第2花園には雪渓が残っており、この天候状態では今年は消えずに冬を迎えることになるかも知れません。

花は大変綺麗でしたが、復路の雨の中では満足に撮影ができませんでした。

持参したカメラは日常生活防水程度の耐水性しかないので、雨の中ではじっくり撮影することはできません。

高耐水性仕様のカメラが欲しいところです。


第3回キャンプ090802−1 第3回キャンプ090802−2 第3回キャンプ090802−3






第3回キャンプ090802−4 第3回キャンプ090802−5 第3回キャンプ090802−6






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