アウトドア日記

個人の日記を兼ねていますので、アウトドア以外の記述があります。

2008年9月29日(月)
パソコンの電源装置を分解してみました。

電源の入らなくなったパソコンからデータを救済するための作業をしました。

初めに、一時的にでも電源を回復させることができないか、チャレンジしてみました。

まず、パソコンから電源装置を取り外して筐体上側を開け、再組み立てが可能な範囲で分解して清掃しました。

パソコン前面の電源ボタンの故障も考えられたので、電源ボタンを取り外して通電テストをした結果、電源ボタンの動作は正常でした。

この状態で、一時電源のON・OFFが可能になったのですが、直ぐにまた動かなくなってしまいました。

その後はどうやっても電源が入ることはありませんでした。

やむを得ず、パソコンからハードデスク(HD)を取り外して、他のパソコンにそのハードデスク(HD)を取り付け、記録されているデータ類をCDにコピーすることにしました。

取り外したHDにはOS(Win98)も入っているため、作業用パソコンのHD用信号ケーブルは切り離しました。

結局、最新のパソコンに取り外したHDを取り付けて、このHDに入っている非常に古いOS(Win98)で起動させることになりました。

しかし、最新のOS対応に作られたマザーボードとは相性が悪く作業面でも支障があったので、手元にあった比較的新しいOS(Win2000)を利用してOSをバージョンアップし、必要なドライバー類もセットアップしました。

これで、作業用パソコンのCD書込機能も使用可能になったので、HDのデータ類をCDにコピーすることができました。



パソコン電源装置の知識が全く無かったので、今回は良い勉強になりました。

札幌の中心部に行ったついでに中古パソコン店などを数軒回ってみたのですが、パソコン電源装置のジャンク品(通常数百円程度)は、市場には殆ど出回っていないことが判りました。

通常はパソコン一式で廃棄処分をして、わざわざ電源装置を取り外して売却する人もいないのでしょう。

そのため、自作パソコン用の電源として、5000円程度から数万円までの新品の汎用電源装置が販売されています。

勿論、今回の故障したパソコンも、新しい電源装置を購入して取り付ければ再稼働が可能ですが、代替えパソコンがあるため今回は廃棄処分の運命にあります。

家電製品では、省エネ関連で待機電力が話題になることがあります。

リモコン操作で電源を入れることができるようにするため、常に電源装置の一部を稼働させているために消費される電力です。

パソコンも例外ではなく、リモコン装置の代わりをパソコン装置前面の電源ボタンが行っています。

この電源ボタンは押している間だけ通電して、パソコンのマザーボードが電源ボタンが押されたと判断して、主電源を入れる動作をします。

このため、パソコンは電源コードを引き抜かないかぎり、パソコン電源装置の一部が24時間稼働していることになります。

今回のパソコン電源装置の故障箇所は、通電・電圧測定などのテストの結果、どうやらこの常時稼働している部分のようでした。


最近、非常に古い家電製品から出火する事故が色々と報告されていますが、原因の殆どは電源部のコンデンサー(蓄電部品)にあります。

電源装置の中では一番耐久性の劣る部品で、長期間の使用で劣化して発火する恐れもあります。

パソコン電源装置も例外ではなく、コンデンサー類が使用されていますので、古くなって電源部が故障したら電源装置を交換するか、新しいパソコンを購入することを考慮すべきかと思います。

電源装置を修理してまで使用するのは、お薦めできません。


パソコン080929−1






パソコン080929−2

2008年9月27日(土)
車を修理に出しました。

昨年8月に購入した中古車のカローラワゴンを昨日から修理に出しています。

購入時に2年間の「整備、修理を保証」する保険に入っていました。

この保険は、車の購入時に中古車販売店から勧められて入いりました。

保険の主目的は、購入して直ぐに重大故障などが発生して、車の修理に多額の費用が掛かる場合の救済です。

私が購入した中古車も、平成10年登録車で走行距離も7万キロを超えていました。

購入時には、整備記録簿・取扱説明書の引き継ぎもなく、やむを得ず取扱説明書は別途購入しました。

整備記録簿がないため、前所有者がどのような整備をしていたのかは判りません。

購入後は整備には万全を期してきたつもりですが、それでも不具合は発生するものです。



今年2月のデーラーでの6ヶ月点検で、オイルシールからのオイル漏れ(にじみ)が見つかり、同時にタイミングベルト交換を含めて修理をしています。(オイル交換も実施)

今年7月中旬のデーラーでの1年点検では、オイル関係は正常でした。

しかし、丁度2ヶ月後の9月中旬に自分で点検した時には、エンジンオイル量が点検ゲージの
”LOW”よりも下がっていました。(一年点検時から4300km走行)

その時点でオイルを1リットル補充して、25日にデーラーでオイル交換をしました。(一年点検時から4700km走行)

そのときは、自分ではオイル量の点検はしていませんでしたが、デーラー側に「オイル消費量が多いので点検もして欲しい」と依頼しました。

点検をした係員の話では、オイル量が不足していたとのことでしたが、漏れは無く、エンジン内部のオイル消費量が多いことが推測されるとのことでした。

記録から見て、標準消費量の2倍以上のオイル消費量であり、分解整備が必要なレベルであると云っていました。

そのため、前述の保険証の内容を見て貰い、保証内容に該当する可能性が強い旨のアドバイスを頂きました。

それで、購入した中古車店に車を持ち込み相談した結果、保険の適用ができそうだということで、翌日の昨日に車を中古車店に預けました。

保険会社の指定する修理工場で点検して、修理見積費用を保険会社に提出し、そこで改めて保険会社が保険適用の有無などの査定をすることになるので、今回の修理が保険の適用になるのかはまだ不明です。

朝の始動時の排煙の色の診断から、エンジン上部機構の故障ではなく、シリンダ・ピストンが関係するエンジン本体の損耗が原因である可能性が強いようです。

この場合は、最低でも数十万円の修理費用が掛かるようです。

これから暫くの間、車のない生活が始まることになりますが、初日から不便を感じています。


(写真をアップしました)
前回の、大雪方面のキャンプ登山の写真をアルバムにアップしました。


車080927−1

愛車です。

2008年9月25日(木)
旭岳に登りました。 (9月22日)

下の駐車場から旭岳山頂を往復しました。

駐車場     6時22分
5合目分岐  8時39分 (ロープウェイ駅)
山頂着    10時41分 (往路 4時間19分)
山頂発    11時03分 (休憩     22分)
ロープ駅着 12時57分
ロープ駅発 13時12分 
駐車場    14時59分 (復路 3時間56分)

合計所要時間  8時間37分

GPS記録

(総上昇量)
GPS記録      980m
地図から算出  1190m (こちらがほぼ正確)

(距離)
軌跡ログ距離   13.17km
沿面距離     13.64km
TP積算距離   13.67km

21日の登山終了時点で、翌日の登山を「黒岳」にするか「旭岳」にするか迷いました。

天気予報では、23日から天候が崩れる予報になっており、寒気の流入で初冠雪の可能性もありました。

そのため、これが大雪方面での今年最後の紅葉の撮影になることも考えられたので、結局旭岳に決め移動しました。

当日の天候は晴れ・無風で快適な登山日和でした。

朝のキャンプ場の気温が2℃と冷えていたので、登山道の木道は真っ白に霜が降りているところもありました。

この状態の木道は非常に滑りやすいので、慎重に通過しました。

紅葉は、5合目(上のロープウェイ駅)の少し手前から綺麗に山腹を飾っていました。

当日はほぼ快晴で雲が無かったため、山頂では360度の展望が楽しめました。

ただ、少し霞んでいたのが残念でした。

非常に大勢の登山者が登っていましたが、大人数の団体(ツアー?)も混じっていました。

山頂での休憩中に、道警のヘリコプターが山頂付近にまで接近してきました。

その後もかなり長時間辺りを飛び回っていたので、何らかの捜索をしていたのかもしれません。

自衛隊のヘリも飛んでいました。

ロープウェイ駅からの下山中には、時々頭上を飛んでうるさいほどでした。

もしかしたら、捜索対象者(遭難・行方不明者?)かどうかの確認をしていたのかも。

下山後、札幌の自宅に戻りました。


旭岳080925−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



旭岳080925−2

GPS軌跡




旭岳080925−3

5合目から見た旭岳




(以下 登山道にて)

旭岳080925−4 旭岳080925−5






旭岳080925−6 旭岳080925−7






旭岳080925−8 旭岳080925−9

2008年9月24日(水)
高原温泉から銀泉台まで縦走しました。 (9月21日)

シャトルバスが両方のコースで運行されているのを利用して、縦走をしました。

高原温泉    6時36分
赤岳着     8時53分 (2時間17分)
赤岳発     9時04分 (    11分)
小泉岳分岐  9時23分 (    19分)
白雲岳着    9時58分 (    35分)
白雲岳発   10時09分 (    11分)
小泉岳分岐 10時52分 (    43分)
緑岳      11時42分 (    50分)
銀泉台    13時53分 (2時間11分)

合計所要時間  7時間17分

(GPS記録)
総上昇量    1081m

(距離)
軌跡ログ距離   14.71m
沿面距離     15.92km
TP積算距離   15.06km

シャトルバスが運行されているのを利用して、高原温泉から登り銀泉台に下山しました。

赤岳から白雲岳を往復したことはありましたが、赤岳から緑岳に抜けたのは初めてでした。

小泉岳分岐から緑岳までは、距離2kmの平坦なやや下りの歩きやすい登山道ですので、沢山の登山者が縦走をしていました。

赤岳の登山道の紅葉は素晴らしく十分に堪能しました。


紅葉の進捗には色々な条件が重なるので、毎年同じとはいきません。

紅葉シーズンでも本当の見頃は2〜3日間で、それを外すと見頃よりは若干劣ることになります。

台風や強い低気圧の風によって木の葉が落ちてしまったり、急な強い寒波で紅葉前に木の葉が枯れ始めることもあります。

紅葉の条件としては、順調に十分な寒さが継続して、木々が紅葉の準備をする平穏な期間を持てることが必須です。

今年は例年より2週間も早く紅葉が始まったのですが、その後気温があがり紅葉化がストップして、少し紅葉がぼけたようです。

数年前に10年に一度と云われる素晴らしい紅葉に出会いましたが、やはり足繁く通うしかなさそうです。


当日の天候は秋晴れで、風が少しある程度で快適な登山日和でした。

緑岳山頂で風のため少し寒いと感じて岩陰で休憩した程度で、天候の悪化を予想させるような兆候はみあたりませんでした。

しかし3日後の、この記録を作成している今日(24日)のテレビでは、大雪山の初冠雪の映像が流れています。

テレビの映像では、21日の縦走時にみた秋の紅葉風景とは一変して、完全に冬山の状態になっていました。

北海道の高山は、強い寒気が入れば一日で秋から冬に突入するわけですが、今回の寒気はまさにそのような現象をもたらせました。


今回は白雲岳から小泉岳分岐に戻る途中で、両足の太ももの裏側にある筋肉に張りがでました。

足を後ろ側に上げるために使われる筋肉ですが、以前にも熊石岳で同じような経験をしたことがあります。

その時は、登山道全域で木の根を越えるときに、足を後ろに上げてから身体を捻って障害物を越える様な歩き方をしていました。

しかし、下山時に足を後ろに上げようとしたら、筋肉疲労のせいでものすごい痛みを感じて足を上げることができませんでした。

それ以降は、足を前側に上げて障害物を通過しました。


この裏側の筋肉は登りや歩行にはあまり関係しないので、普段はあまり強化されていません。

今回も、前日の緑岳の急な階段、当日の赤岳の大きめの石ころ道の通過、白雲岳本体の大きな石の登り降りなどで、この裏側の筋肉が急に使われたために疲労を起こしたようです。

放置すると足がつる可能性があったので、直ちに休憩して漢方薬(芍薬甘草湯)を服用し、マッサージをしてから軽い食事と水分の補給をしました。

短時間の休憩で直ぐに出発しましたが、その後は違和感が生じることはありませんでした。


この縦走コースは、天気の良いときは手軽に歩けるお薦めのコースです。

所要時間で見ると、赤岳の登りと緑岳の下りはほぼ同時間ですので、赤岳→緑岳の1時間10分(今回の記録)程度が追加されるだけです。

赤岳→緑岳の登山道も歩き易すい道ですので、それ程足の負担にはなりません。

今回の全コースでも、9月16日の暑寒別岳登山のレベルです。

(暑寒別岳 総上昇量 1223m TP積算距離 16.76km)

数字的には、総上昇量・TP積算距離とも、暑寒別岳よりも下回っています。


赤岳080925−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



赤岳080925−2

GPS軌跡




赤岳080925−3

GPS軌跡




(以下登山道にて)

赤岳080925−4 赤岳080925−5






赤岳080925−6 赤岳080925−7






赤岳080925−8 赤岳080925−9

2008年9月24日(水)
緑岳・大雪高原沼めぐりをしました。 (9月20日)

高原温泉コースで緑岳中腹まで登り、その後大雪高原沼めぐりをしました。

駐車場      7時01分
緑岳引き返し  8時37分
沼めぐり発   10時09分 (緑岳登山 3時間08分)
駐車場     13時19分 (沼めぐり  3時間10分)

合計所要時間  6時間18分

(GPS記録)
総上昇量    810m

(距離)
軌跡ログ距離   13.10m
沿面距離     13.37km
TP積算距離   13.45km

朝一番のシャトルバスで高原温泉に到着して、写真撮影のため緑岳に向かいました。

紅葉は例年どおり進んでいましたが、若干赤味が不足している感じがしました。

それでも、十分紅葉の撮影ができ、景色も堪能しました。


翌日赤岳に登る予定でしたので、山頂からの景色の撮影はそちらで行うことにして、緑岳本体の石ころの登山道(ガレ場)が始まる地点から引き返しました。

高原温泉に戻り、「ヒグマ情報センター」で係員からの説明と注意を受けた後、沼めぐりに出発しました。

今回の沼めぐりは一周できましたが、前回は水のあった空沼は干上がっていました。

紅葉も進んでいて十分に楽しめました。

このルートは時計回りに設定されているのですが、反時計回りで歩いてくる少数の人を見掛けました。ルールは守って欲しいものです。

普段は監視員の人数の関係で、高原沼で折り返すようにコースが設定されているため、この範囲の登山道はよく踏まれていて開放感もあります。

空沼以降の登山道は登山者の数が格段に少ないので、コースはハッキリしていますがそれなりの登山道の状態です。

私の後を歩いていた若い人のグループの中で、「これ正しい登山道なの?」という会話が出ていました。

前半の開放的な登山道と比べて、後半の登山道は本来の登山道に近い状態です。

そのため、普段登山をしない人にとっては、その落差の大きさから少し不安になるのはやむをえないのかも知れません。


緑岳080925−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



緑岳080925−2

GPS軌跡




(緑岳)

緑岳080925−3 緑岳080925−4






緑岳080925−5 緑岳080925−6






(高原沼めぐり)

緑岳080925−7 緑岳080925−8






緑岳080925−9

2008年9月23日(火)
7回目のキャンプ登山から戻りました。 (9月19日〜22日)

7回目のキャンプ登山から戻りました。

9月19日 札幌出発           (層雲峡オートキャンプ場泊)
9月20日 緑岳・大雪高原沼めぐり (層雲峡オートキャンプ場泊)
9月21日 赤岳−白雲岳−緑岳   (旭岳青少年野営場泊)
9月22日 旭岳              (帰宅)

総走行距離  580km

この3日間は秋晴れの好天でした。風もなく、絶好の登山日和でした。

天候が良ければもう少し滞在したかったのですが、週間天気予報どおり天候に悪化の兆しがみえたので、打ち切って帰宅しました。

アメダスによると今日(23日)の層雲峡は、朝と昼頃に降雨があったようです。

旭川地方の天気予報によると、明日(24日)は曇りですが、25日から4日間は雨の予報になっています。

27日の旭川の最低気温は4℃(±2℃)ですので、降雨があれば山は間違いなく冠雪すると思われます。


(寝袋)
20日朝4時の層雲峡の気温は車の温度計で4℃で、22日朝5時の旭岳の気温は2℃でした。

手がかじかむ程の気温ですが、今回から寝袋を登山用(−12℃対応)にしたのは正解でした。

ただ、正規の使い方では暑すぎるので、掛け布団の様にして使用しました。

登山用寝袋(−12℃対応)は、キャンプ用寝袋(+7℃程度)と比較して、携帯時の大きさは数分の一、重量もずっと軽いのですが、保温力は桁違いに上です。

中身が羽毛と綿の違いはありますが、どうしてこれだけの差が出るのか不思議です。


(携帯ラジオ)
携帯ラジオのイヤホーンのケーブルが、コネクタの根もと部分で切れてしまいました。

かなり丈夫にできていたのですが、ザックを降ろすときに時々引っ掛けたりして、ダメージを与えていました。

スピーカーが使用できるので特に問題はありませんでしたが、予備品の携帯を考慮する必要があるかも。


(GPS関係)
TP積算距離はGPSソフトの更新でほぼ正常に戻ったのですが、総上昇量の表示の誤差が大きい様です。

(9月22日の旭岳の場合)
  GPS総上昇量   980m
  GPS総下降量  1058m
  地図から計算   1190m (旭岳標高2290m − 駐車場1100m)
   差 異      −210m (総上昇量 980m − 地 図 1190m)

(7月31日の旭岳登山の記録)
  GPS総上昇量  1039m

今回の登山道の電波の受信状態はほぼ良好と考えられるので、なぜこれだけの差が出たのかは不明です。

総上昇量と総下降量の差が大きいのも気になります。


(紅葉について)
今年は例年より2週間も早く紅葉が始まったのは事実の様ですが、その後気温が上がって紅葉がストップしていたもようです。

最近また寒くなって紅葉が進んだそうですが、一時的に気温が上がったため「紅葉がぼけた」とキャンプ場の受付で聞きました。

実際に見た様子でも、昨年よりは少し赤色が足りない様な気がしました。

写真撮影では景色をできるだけ鮮明に記録するため、CPLフィルターを使用しました。

この偏光フィルターは、乱反射光をカットして被写体本来の光のみを通過させるので、クリアで色鮮やかな写真を撮影できます。

それでも結果的に、今年の撮影時期としては最良の時を選んだようです。

明日からは強い寒気の流入で、山では初冠雪の恐れがあり、寒さのため葉が枯れ始める可能性があります。


(9月20日 緑岳・大雪高原沼めぐり)
写真撮影のため先に緑岳の中腹まで登り、直ぐに引き返して大雪高原沼めぐりに向かいました。

今回の沼めぐりは一周できましたが、空沼は干上がっていました。


(9月21日 赤岳−白雲岳−緑岳 縦走)
シャトルバスが運行されているのを利用して、高原温泉から登り銀泉台に下山しました。

赤岳から白雲岳を往復したことはありましたが、赤岳から緑岳に抜けたのは初めてでした。

小泉岳分岐から緑岳までは、距離2kmの平坦なやや下りの歩きやすい登山道ですので、沢山の登山者が縦走をしていました。


(9月22日 旭岳登山)
何時ものとおり下の駐車場から旭岳山頂を往復しました。

ロープウェイ駅から少し下がった場所では、紅葉の最盛期でした。

少し赤色が足りない感じでしたが、それでも綺麗な紅葉でした。

2008年9月19日(金)
今日から大雪山方面の紅葉を撮影するために出かけます。

大雪山方面の紅葉が最盛期を迎えているので、今日午後に出発します。

今回は、黒岳、緑岳、赤岳、旭岳、愛山渓温泉付近をできるだけ訪れてみたいと考えています。

今日は移動日として、層雲峡のキャンプ場に向かいます。

キャンプ場は標高が高いので、夜は冷えることが予想されます。

そのため寝袋を、キャンプ用寝袋から冬用の登山用寝袋に変更しました。

今回は写真撮影が目的なので、「Nikon D200」を持参します。

帰りましたらHPのアルバムに写真をアップします。


赤岳070923−1

昨年の赤岳の紅葉
2007/09/23撮影




赤岳070923−2

同上

2008年9月18日(木)
GPS高度計の自動校正について


(GPS高度計の自動校正について)
9月12日付け日記でアップした「GPS高度計の自動校正」の続きです。

前回のキャンプ登山(余市岳、積丹岳、暑寒別岳)では、GPSの気圧高度計の設定を元に戻してみました。

 GPS機器  Garmin ETREX Vista HCx 日本版

気圧高度計をGPS高度(電波による測位)で自動的に校正する設定を ON にして、3件の登山をしました。

計測結果は次のとおりで、山頂の高度で比較してみました。


自動校正をONにしたら、山頂高度の計測値は正常範囲に戻りました。

現在は現象を確認しただけで、気圧高度計の誤差が大きい理由などはまだ不明です。


(赤井川カルデラ)
余市岳の登山を終えて積丹岳に向かう途中で、カルデラ展望所で休憩しました。

山腹にある展望台で、赤井川村が一望できる場所にありました。


以前から赤井川村が山に囲まれているのは何となく意識していたのですが、カルデラであることは初めて知りました。

洞爺湖がカルデラ湖であるのは知られていますが、赤井川カルデラも遠い昔の噴火活動によってできたのでしょうか。

展望台から案内板を参照しながら眺めると、赤井川村が山に囲まれているのが良く判ります。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤井川カルデラは、北海道赤井川村、仁木町にまたがる直径およそ6kmのカルデラである。

カルデラ壁の標高は最高で725m。カルデラ底はおよそ150m。

地質は安山岩、デイサイト、流紋岩から成る。赤井川村役場はカルデラ内に位置する。赤井川カルデラの外側には余市川カルデラが存在する。

噴火活動時期 200万年〜130万年前


(ズレ防止用ネットを購入)
車中泊をする場合は、車の床にエアーマット(サーマレスト)を敷いて、寝具には寝袋を使用しています。

車内の床はほぼ平坦ですが、リアシート格納の関係で頭の方が僅かに高くなっています。

それに、マットの生地も滑りやすいので、寝袋の位置がずれてしまうことが多々ありました。

そのため、ズレ防止用ネットを使用してみることにしました。


このネットをマットの上に敷き、寝袋がずれない様にするのが目的です。

次回のキャンプ登山で試してみますが、機能上は全くズレない筈です。

ただ、実際には少し動いた方が便利なのかも知れませんので、実際に運用してみてから問題点を改善していくことにします。


カルデラ080918−2

カルデラ展望所案内板




カルデラ080918−3

同上




カルデラ080918−4

赤井川村




カルデラ080918−5

赤井川村市街地

2008年9月17日(水)
暑寒別岳に登りました。 (9月16日)

暑寒コースで暑寒別岳に登りました。

駐車場   5時07分
5合目    7時02分
8合目    8時08分
山頂着   9時06分 (往路 3時間59分)
山頂発  10時46分 (休憩 1時間40分) アマチュア無線交信
8合目   11時39分
5合目   12時30分
駐車場  14時02分 (復路 3時間16分)

合計所要時間  8時間55分 (往路+復路 7時間15分)

(GPS記録)
総上昇量    1223m

(距離)
軌跡ログ距離   16.48km
沿面距離     16.91km
TP積算距離   16.76km

天候は晴れ・無風で、快適な登山日和でした。

朝4時半頃に食事をしていると、夜間に到着した東京の単独行の男性が出発して行きました。

まだ薄暗かったので、「もう登るのですか?」と私から一声かけました。

暑寒荘に泊まった本州からの男性2名も、帰りの飛行機の関係があるので朝5時に出発する予定と前日に話していましたが、私が出発した時点ではまだ暑寒荘の中に居るようでした。


私も5時過ぎに出発して、この先行した男性とは山頂で再び会いましたが、山頂に到着する暫く前から、山頂に立つこの男性の姿を見掛けていました。

私が鈴を3個も鳴らしていたので、グループが登ってきているのかと見ていたそうです。


鈴の音はかなり遠くから聞こえていたと話していました。

その男性は親指ほどの大きさの鈴を1個付けているだけで、私からその小さい鈴では効果が無いとアドバイスしたら、更新する旨話していました。


この暑寒別岳は、本体の登りになると少し傾斜がきつくなり、ザレ場2箇所には丈夫なロープが設置されています。

このザレ場を除けば、非常に歩きやすい安全な登山道が続きます。


距離が約17km弱で、総上昇量も1223mありますので、総合的に見て中級の上にあたる登り応えのある山です。

今年登った山では、次の記録に続くレベルの山になります。

  7/27 芦別岳  13.34km  総上昇量 1435m (上級)
  8/15 羅臼岳  14.10km  総上昇量 1531m (上級)
  8/27 羊蹄山  12.30km  総上昇量 1523m (中級)

当日のような好天の時は全く問題ありませんが、標高が1500m近い日本海に面した高山ですので、悪天候時・寒冷期には十分な装備と注意した行動が必要になります。

少しして本州の二人連れが登ってきて、その後で箸別コースから男性が1名登ってきました。

背中に変な板を背負っているので何をするのかと見ていたら、山頂でアマチュア無線の交信を楽しむための装備の一部でした。

この板を使って八木アンテナを組み立て、太い釣り竿を利用して地上2mぐらいにアンテナをあげました。


ソーラーパネル持参で、晴れているとこれで無線機の電力をまかなえるとのことでした。

パネルと小型バッテリーのケーブル同士を接続する特殊な端子を忘れたとのことでしたので、応急修理用に私の装備から銅線とビニールテープをお貸ししました。


アンテナが高性能なので送信出力は1w程度で十分だそうで、長時間の運用にはソーラーパネルが最適だと云っていました。

私もトランシーバーを持参していたので、性能確認も兼ねて少し交信しました。

私はロッド式のアンテナですが、出力5wで交信したので、札幌市厚別区の無線局とも良好に交信ができました。

暑寒別岳山頂から札幌市厚別区までは直線で約80kmと近いうえ、間に高い山が無いため電波的には見通し範囲になりますので、交信には最適な状況でした。


1時間半程度山頂で過ごした後、交信を楽しんでいる登山者と別れて下山を開始しました。

下山を開始して直ぐに男性1名に出会いました。駐車場で出会った夫婦連れの男性の方で、女性と駐車場で話をしたら女性は5合目から引き返したのだそうです。


装備的にはこのままの状態で大雪方面に行くことが可能でしたが、少し疲れたので一旦札幌の自宅に戻ることにしました。

往路と同じく最短距離の日本海側を通って、18時前に自宅に戻りました。


暑寒別岳080917−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



暑寒別岳080917−2

GPS軌跡




暑寒別岳080917−3

GPS軌跡




暑寒別岳080917−4

暑寒別岳山頂




暑寒別岳080917−5
山頂から南暑寒別(右側)を見る
約2時間の行程ですが、今年7月にも熊との遭遇があったようです。
この山域は熊の生息域の真っ直中です。



暑寒別岳080917−6

夏の名残の花が一輪だけ咲いていました。




暑寒別岳080917−7

名古屋からの登山者が山頂でアマチュア無線交信中
手前がソーラーパネルで、長時間通信用には最適です。



暑寒別岳080917−8
山頂で組み立てて、釣り竿で地上2m程度にセットしました。
さすがに送信・受信とも抜群の能力を発揮していました。
風を受けると風下に向いてしまうのが難点だそうで、
今後の改良点です。


暑寒別岳080917−9

熊の糞で比較的新しいものでした。
未消化の木の実などが混じっていました。

2008年9月17日(水)
積丹岳に登りました。 (9月15日)

婦美コースで積丹岳に登りました。

駐車場   5時48分
5合目    6時25分
7合目    7時08分
山頂着   8時05分 (往路 2時間17分)
山頂発   8時36分 (休憩     31分)
駐車場  10時30分 (復路 1時間54分)

合計所要時間  4時間42分 

(GPS記録)
総上昇量    784m

(距離)
軌跡ログ距離   11.58km
沿面距離     11.78km
TP積算距離   11.86km

天候は晴れ・無風で快適な登山日和でした。

朝は5名の先発隊、私、山岳会本隊の順番で、ほぼ間をおかずに出発しました。


先発隊の出発時の様子は見ていないので、何分前に出発したかは確認していません。 山岳会だけあって本隊の歩行速度も速くて、追いつかれるのではと心配するほどでしたが、途中のやや平坦になった部分でスピードを上げて振り切りました。


先発隊には途中で追いつき先行しましたが、休憩してシャツを脱いでいるときに再び追い抜かれてしまいました。

この先発隊はグループとしては異例のスピードで、私のツアー経験でも団体行動ではこれほどの速度で歩くことはありませんでした。

山頂での話の様子から、本州の高山の登山経験が豊富なベテラン揃いのようでした。


それでも9合目付近で再び追いつき、私がほんの少し先に山頂に到着しました。

暫くして本隊も到着したので、写真撮影のお手伝いをしてから、先に下山しました。

積丹岳登山道は障害物が少なく、非常に歩きやすい安全な道です。


下山後、余市町の温泉で汗を流してから、増毛に向かいました。

途中で札幌近郊を通過するので、一旦自宅に寄ろうかとも考えましたが、結局直行しました。

この日本海側を通る国道はトンネルが多いのですが、今回往復で利用してみてそのトンネルの多さに改めて感心しました。


暑寒別岳登山口である暑寒荘前の舗装した大きな駐車場に到着した時点では、駐車場は空で私一人でした。

翌日は平日なので「今晩は私一人なのかな」と考えていたら、何と車が2台も到着し、朝にはもう1台増えていました。


暑寒荘は開放されていて、鍵は掛かっていませんでした。開放している旨の掲示もありました。

水場・テント場もある上、広場の独立したトイレには車いす用の洋式(水洗式)トイレもあって、トイレ内は綺麗に清掃されていました。


積丹岳080917−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



積丹岳080917−2

GPS軌跡




積丹岳080917−3

積丹岳山頂




積丹岳080917−4
積丹岳山頂
このグループは本州の高山にも登攀している
経験豊富なグループの様でした。



積丹岳080917−5
山頂から見た余別岳
測量用の苅分道がついている話していました。
登山用ではない!



積丹岳080917−6

中央遠方に見えるのが羊蹄山




積丹岳080917−7

少し紅葉してきています。




積丹岳080917−8






積丹岳080917−9

2008年9月17日(水)
余市岳に登りました。 (9月14日)

赤井川コースで余市岳に登りました。

駐車場    6時29分 (林道 1時間04分)
登山口    7時33分
稜線分岐   8時54分
山頂着    9時55分 (往路 2時間22分) (往路計 3時間26分)
山頂発   10時16分 (休憩     21分)
稜線分岐  11時08分
登山口   12時04分 (復路 1時間48分)
駐車場   13時03分 (林道     59分) (復路計 2時間47分)

合計所要時間
(駐車場基準)  6時間34分 
(登山口基準)  4時間31分

(GPS記録)
総上昇量    965m

(距離)
軌跡ログ距離   17.28km
沿面距離     17.56km
TP積算距離   17.53km

天候は晴れ・無風で快適な登山日和でした。

登山口のある赤井川村キロロスノーワールドは、距離が自宅から70km弱なので、早朝に自宅を出発しました。

高速道を利用すると、自宅から1時間強でキロロの駐車場に到着できます。

林道のゲートはしっかり閉鎖されていて、いつもの林道歩きを強いられました。


当日は先行者の車が1台駐車しており私が2番手でしたが、出発時には他の登山者はおりませんでした。

稜線上の登山道の合流点から見た余市岳は短時間で登れそうに見えますが、実際にはしっかりと1時間かかります。

合流点からゴンドラ山頂駅への登山道は、笹が被っていてあまり利用されていないようでした。


山頂まであと20分程度の場所で、下山してくる先行者と交差しました。

「今日も登山者は少ないのかな。」と考えながら誰もいない山頂に到着しました。

しかし、下山中に何と約50人の登山者が登ってきのには驚きました。

当日は好天の日曜日だったので、皆さん林道歩きをものともせずに登山を楽しんでいるようでした。


最近の距離の長いコースの筆頭は、9月11日のカニカン岳 約18.81km(総上昇量 762m)です。

余市岳の方が、距離は1.3km程短いですが、総上昇量では+203mとなっており、登山としては少しきつい感じです。


下山後、キロロの温泉で汗を流してから、積丹岬に向かいました。

積丹岬の灯台からの景色を観賞してから、そばの積丹岬キャンプ場に行ったら閉鎖されていました。

最新版のキャンプ場ガイドに載っているのに、閉鎖しているキャンプ場を時々見掛けます。

もし、事前に予定が立つのなら、利用予定のキャンプ場には事前に確認の電話をした方が良いようです。


付近に車中泊に適した場所もなかったので、やむを得ず積丹岳休憩所(登山口)まで行き車中泊をしました。

当日は連休中のためか、休憩所は山岳会の人で満員で、テントも一張りありました。

丁度中秋の名月で、月明かりの明るさに驚きました。札幌市内にすんでいると、本当の月明かり・星明かりを味わうことがありません。


余市岳080917−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



余市岳080917−2

GPS軌跡




余市岳080917−3

稜線の登山道から見た余市岳
近くに見えますが、稜線の分岐から1時間かかります。



余市岳080917−4

余市岳山頂




余市岳080917−5
途中に通る崖部分
高低差は無いので転落の危険は全くありません。
ただ、崖上部からの落石に注意。素早く通過すること。



余市岳080917−6
登山口のそばの旧スキー場カンバン
今もリフト設備が2系統残っています。
以前はここまで車で入れたのですが。



余市岳080917−7

少し紅葉が始まっていました。




余市岳080917−8






余市岳080917−9
熊の糞
かなり古いものですが、登山道の上部にありました。
この地域も熊の生息域の証拠です。

2008年9月17日(水)
キャンプ登山から戻りました。 (9月14日〜16日)

6回目のキャンプ登山から戻りました。

9月14日 余市岳登山  (5時札幌発、 積丹岳登山口泊)
9月15日 積丹岳登山  (暑寒別岳登山口泊)
9月16日 暑寒別岳登山 (18時帰宅)

この3日間は秋晴れの好天でした。風もなく、絶好の登山日和でした。

大雪方面の紅葉が始まっているので、今回のキャンプ登山は早めに切り上げて、自宅に戻りました。

今回登った山は、登山道の段差・木の根・石ころが少なく、比較的歩きやすいです。

しかし、総上昇量もそこそこあり、歩行距離も長く、3日間連続の登山で、車での移動距離も比較的長かったので、結構疲れました。

2〜3日程度休養して、次回は大雪方面に紅葉の写真撮影に出かける予定です。


9月14日 余市岳登山
登山口のある赤井川村キロロスノーワールドは、距離が自宅から70km弱なので、早朝に自宅を出発しました。

高速道を利用すると、自宅から1時間強でキロロの駐車場に到着できます。

林道のゲートはしっかり閉鎖されていて、いつもの林道歩きを強いられました。

当日は先行者の車が1台駐車しており私が2番手でしたが、出発時には他の登山者はおりませんでした。

「今日も登山者は少ないのかな。」と考えながら山頂に到着しました。

しかし、下山中に何と約50人の登山者が登ってきのには驚きました。

当日は好天の日曜日だったので、皆さん林道歩きをものともせずに登山を楽しんでいるようでした。


下山後、キロロの温泉で汗を流してから、積丹岬に向かいました。

積丹岬の灯台からの景色を観賞してから、そばの積丹岬キャンプ場に行ったら閉鎖されていました。

付近に車中泊に適した場所もなかったので、やむを得ず積丹岳休憩所(登山口)まで行き車中泊をしました。

当日は連休中のためか、休憩所は山岳会の人で満員で、テントも一張りありました。

丁度中秋の名月で、月明かりの明るさに驚きました。札幌市内にすんでいると、本当の月明かり・星明かりを味わうことがありません。


9月15日 積丹岳登山
朝は5名の先発隊、私、山岳会本隊の順番で、ほぼ間をおかずに出発しました。

先発隊の出発した時刻は確認していませんでしたが、山岳会だけあって本隊の歩行速度も速くて追いつかれるのではと心配するほどでしたが、途中のやや平坦になった部分でスピードを上げて振り切りました。

先発隊には途中で追いつき先行しましたが、休憩してシャツを脱いでいるときに再び追い抜かれてしまいました。

この先発隊はグループとしては異例のスピードで、私のツアー経験でも団体ではこれほどの速度で歩くことはありませんでした。

山頂での話の様子から、本州の高山の登山経験が豊富なベテラン揃いのようでした。

それでも9合目付近で再び追いつき、私がほんの少し先に山頂に到着しました。

暫くして本隊も到着したので、写真撮影のお手伝いをしてから、先に下山しました。


下山後、余市町の温泉で汗を流してから、増毛に向かいました。

途中で札幌近郊を通過するので、一旦自宅に寄ろうかとも考えましたが、結局直行しました。

この日本海側を通る国道はトンネルが多いのですが、今回往復で利用してみてそのトンネルの多さに改めて感心しました。


暑寒別岳登山口である暑寒荘前の舗装した大きな駐車場に到着した時点では私一人でした。

翌日は平日なので「今晩は私一人なのかな」と考えていたら、何と車が2台も到着し、朝にはもう1台増えていました。

暑寒荘は開放されていて、鍵は掛かっていませんでした。開放している旨の掲示もありました。

水場・テント場もある上、広場の独立したトイレには車いす用の洋式(水洗式)トイレがあって、中は綺麗に清掃されていました。


9月16日 暑寒別岳登山
朝4時半頃に食事をしていると、東京の単独行の男性が出発して行きました。

私も5時過ぎに出発して、この男性とは山頂で再び出会いましたが、山頂の暫く手前から姿を見掛けていました。

私が鈴を3個も鳴らしていたので、グループが登ってきているのかと見ていたそうです。

鈴の音はかなり遠くから聞こえていたと話していました。

その男性は親指ほどの大きさの鈴を1個付けているだけで、私からその小さい鈴では効果が無いとアドバイスしたら、更新する旨話していました。


少しして本州の二人連れが登ってきて、その後で箸別コースから1名登ってきました。

背中に変な板を背負っているので何にするのかと見ていたら、山頂でアマチュア無線の交信を楽しむための装備でした。

この板を使って八木アンテナを組み立て、太い釣り竿を利用して地上2mぐらいにアンテナをあげました。

ソーラーパネル持参で、晴れているとこれで無線機の電力をまかなえるとのことでした。

アンテナが高性能なので送信出力は1w程度で十分だそうで、長時間の運用にはソーラーパネルが最適だと云っていました。


私もトランシーバーを持参していたので、性能確認も兼ねて少し交信しました。

私はロッド式のアンテナですが、出力5wで交信したので、札幌市厚別区の無線局とも良好に交信ができました。

暑寒別岳山頂から札幌市厚別区までは直線で約80kmと近いうえ、間に高い山が無いため電波的には見通し範囲になりますので、交信には最適な状況でした。

1時間半程度山頂で過ごした後、交信を楽しんでいる登山者と別れて下山を開始しました。

下山を開始して直ぐに男性1名に出会いました。駐車場で出会った夫婦連れの男性の方で、女性と駐車場で話をしたら5合目から引き返したのだそうです。


装備的にはこのままの状態で大雪方面に行くことが可能なのですが、少し疲れたので一旦札幌の自宅に戻ることにしました。

往路と同じく最短距離の日本海側を通って、18時前に自宅に戻りました。

総走行距離 512km

2008年9月13日(土)
明日からキャンプ登山に出かけます。

週間天気予報では暫く天気が良さそうなので、明日から出かけることにしました。

今回も、日本海側の山を登る予定です。

明日は早朝に出発して余市岳を登る予定で、明後日は積丹岳を予定しています。

できれば暑寒別岳にも足をのばしたいと考えています。

帰りましたら、記録をアップします。


今年は大雪方面の紅葉が例年より2週間も早く始まっているそうです。

ネットでは「ピークは9月20日頃」となっていました。

2008年9月12日(金)
折り畳み式バケツを購入しました。

(折り畳み式バケツ)
札幌の秀岳荘で折り畳み式バケツを購入しました。

ケース直径  約265mm
ケース高さ   約 55mm
重量(実測)   640g
バケツ容量    11リットル
価 格     1100円

水を入れてテストしてみましたが、なかなか良さそうです。
防水もしっかりしています。


バケツ080912−1

折り畳み式バケツ
容量11リットル



バケツ080912−2

本体の収納スタイル




バケツ080912−3

収納ケース




(GPS高度計の自動校正について)
前回のキャンプ登山で、GPSの気圧高度計の設定を変更してみました。

 GPS機器  Garmin ETREX Vista HCx 日本版

気圧高度計をGPS高度(電波による測位)で自動的に校正する設定をOFFにして、4件の登山をしました。

計測結果は次のとおりで、山頂の高度で比較してみました。



自動校正をOFFにした場合は、誤差が非常に大きくなっています。

ONの場合は、仕様書にある「精度:±3m」にほぼ納まっていますが、OFFの場合は最大13倍にもなっています。

結論としては、自動校正の設定をONにして使用することが必須になります。

出発時に、GPSが地図上に示した現在位置の標高で高度を校正しているので、気圧高度計単独の計測でこれだけの誤差がでるのが不思議です。

GPSに等高線入りの地図を入れているので、その地図の示す高度で校正をしています。

GPS高度(電波による測位)は精度が低いと云われています。

ネットでは詳しいことが判りませんでしたが、精度が水平距離の2倍程度との書込みもありました。

山頂は電波の受信状態が良好ですので、水平距離の精度は2〜3m以内になっていると思われます。

したがって、GPS高度の精度も4〜6m程度にはなっているのではないかと推測されます。

それにしても、これだけ気圧高度計の誤差が大きいと、GPSにおける気圧高度計の立場が微妙なものになります。

これが、この製品に共通したものなのか、私のGPS装置だけなのか非常に気になるところです。

2008年9月11日(木)
今回のキャンプで使用した新しいコンロは快適でした。

(テーブルトップバーナー US−D)
8月30日付日記でアップした新規購入のコンロは、抜群の性能を発揮しました。

ユニフレーム製 テーブルトップバーナー 「US−D」


新千歳080830−13





形状は、登山用の高出力ガスストーブと同様に、バーナー部とカセット部が分離式になっています。

燃料は家庭用カセットコンロ用のガスボンベを使用します。

今回は夏用の一番安いカセットボンベを使用しましたが、全く問題はありませんでした。


点火も一発で点火ミスが全く無く、発熱量も十分でした。、

一番驚いたのは、夏用のカセットボンベ1本で今回のキャンプ(6日間)の食事準備ができたことです。

比較的気温が高かったこともありますが、夜間にカセットボンベを車内に放置したままでも、朝には全く問題なく動作しました。

燃焼中にカセットボンベが冷えても、カセットボンベを加熱してやる必要はありませんでした。


安定性も抜群で、車内でも数回使用しましたが、全く不安はありませんでした。

カセットボンベの接続・取り外しは簡単に行えました。

安全確保のため、カセットボンベは毎回必ず取り外しています。

容積も家庭用カセット式コンロの半分程度ですので、その点でも便利になりました。

これからは気温が下がるので冬用のカセットボンベも携行しますが、今回の実績を参考にして全体の携行本数を減らすことにしました。


(GPS軌跡の経度・緯度線について)
GPS軌跡を地図上に表示するため「カシミール3D」ソフトを使用していますが、今年の7月から測地系の設定が間違っていました。

パソコンが一時不調になり、7月にカシミール3Dを完全に削除して再インストールしました。

その際、測地系が標準の世界測地系「WGS84」に戻り、測地系を従来使用していた「TOKYO」に設定することに気がつきませんでした。

そのため、今年7月9日以降にアップしたGPS軌跡が入った地図の経度・緯度線が「WGS84」になってしまいました。

両者には、距離にして数百mの違いがあります。

ただし、地図の内容とGPS軌跡の位置関係は正常で、赤色の緯度・経度線のみ位置がずれています。

次回表示分から、「TOKYO」に戻すことにします。


帰宅後、細かな改善を行っています。

(登山用下着を追加購入)
今までキャンプ登山は、登山用下着4セットで行っていましたが、キャンプ途中で下着が足りなくなり、コインランドリーで洗濯をする必要がありました。

しかも、わざわざコインランドリーのある大きな町に行く必要があり不便でした。

今回も、長万部町や八雲町にはコインランドリーが無くて、たまたま二股温泉で見つけました。

そのため、現在使用している下着類がくたびれてきたこともあり、新たに4セット分の下着を購入しました。

現在の4セットを予備品にして、合計8セットで運用することにしました。

これで、キャンプ登山の途中で洗濯をする必要は殆ど無くなるはずです。


(登山靴乾燥用の新聞紙)
早朝に登山すると、登山靴は降雨が無くても朝露などでその表面が濡れます。

スパッツと登山靴が濡れると、靴の内部は汗が蒸発せずに少し濡れてきます。

そのため、靴の内部乾燥用に新聞紙を携行していますが、今回は使用頻度が高くてギリギリでした。

次回からは、車の屋根に設置しているボックスにも新聞紙を積んで、今までの2倍以上を携行することにしました。


(電波増幅器のケーブル改造)
ラジオ放送電波増幅器用外部アンテナの引き込みケーブルの先端を二股に改造しました。

一方には従来と同じ端子を付け、もう一方にはメス・オス嵌め込み型端子のオス側を半田つけしました。

携帯ラジオの外部アンテナ接続用ケーブルの先端も、上記端子のメス側に変更しました。


増幅器を使用する場合はアンテナケーブルを増幅器に接続しますので、今回の改造はアンテナケーブルを直接ラジオに接続する場合の為のものです。

アンテナケーブルをラジオに直接接続しても十分な感度が得られる場合は、増幅器の電池節約のためこの方法でラジオを聴いています。


外部アンテナの端子を、ラジオの外部アンテナ用端子に接続する場合、従来の方式ではラジオを移動すると直ぐに外れてしまい不便でした。

それで今回ラジオの接続に関する部分を、メス・オス式のしっかりした嵌め込み型端子に変更しました。

これで、ラジオを移動してもケーブルが外れる心配は全く無くなりました。


(助手席床下部分のケーブルを整理)
車の助手席側の床部分には、8リットル水タンク(エアーポンプ式)を置いています。

先月のテレビ用外部アンテナの購入・取り付け作業で、水タンクを置く部分(床カバー及びマットの下)にケーブルや機器を移動されてしまいました。

従来は邪魔にならない場所にあったものですが、この状態では水タンクが少し斜めになり、また下の機器を壊してしまう恐れがありました。

そのため、マットと床カバーを剥がして、ケーブルと機器類を前側の支障の無い位置に移動させました。

これで、水タンクも水平になり、機器類を壊すことも無くなりました。


(熊避けスプレー携行用ベルトを修理)
同ベルトには、カメラやラジオのケースを後付で追加しています。

1穴鳩目パンチでベルトとケースの両方に孔を開けて、細い針金で固定していましたが、最近は固定部分が大分傷んでいました。

今回修理をするのにあたり、従来より固定部を丈夫にするため、細い針金を止めて芯の太いビニール皮膜線を利用しました。

線は半田つけで接続して、接続部分にはビニールテープを巻きました。

これでかなり丈夫になりましたので、暫くは安心して使用できそうです。


(折り畳み式バケツの購入)
泥に汚れたスパッツ等の洗濯用に、折り畳み式バケツを購入することにしました。

さすがに、泥んこのスパッツを洗面所や炊事場で洗うのはためらわれます。

以前はプラスチック製バケツを携行していましたが、今は収納スペース不足で積んでいません。

現在、購入品を選定中です。

2008年9月11日(木)
カニカン岳に登りました。 (9月8日)

茶屋川・南東尾根コースでカニカン岳に登りました。

交通止  6時10分
登山口  7時10分 (林道 1時間00分)
5合目   9時08分
山頂着 10時06分 (往路 2時間56分)
山頂発 10時23分 (休憩     17分)
5合目  11時05分
登山口 12時14分 (復路 1時間51分)
交通止 13時15分 (林道 1時間01分)

合計所要時間
(交通止基準)  7時間05分 
(登山口基準)  5時間04分

(GPS記録)
総上昇量    762m

(距離)
軌跡ログ距離   18.81km
沿面距離     19.10km
TP積算距離   18.82km

当日は晴れ・無風で絶好の登山日和でした。

通行止めの箇所は昨年のままで、カンバンには21年5月開通予定とありました。

旧道を通れば車で行ける情報はありましたが、悪路に弱い乗用車のため安全を期して今年も歩くことにしました。

昨年も交通止めの場所から歩いて往復しているので、不安はありません。


旧道入口(?)にあるカンバンには「カニカン岳入口として通行止めになっている新道側を示す矢印」が大きく表示されていました。

しかし、新道を歩いて行くと旧道が合流する場所では、車が多数通過した跡がありました。

更に新道を進むと、木材の伐採と集積をしている場所があり、重機が入って作業中で、復路では小型トラック(ピックアップ)が2台駐車していました。

往路では見なかったので、その後に旧道を利用して入ってきたものと思われます。

ただし、来年春には交通止めが解除される予定なので、旧道の路面状態及びゲートの有無は確認していません。


7合目には金鉱坑道遺跡があります。

多量の砂金が採取されたようですが、今でも茶屋川の合流する後志利別川(場所は今金町花石地区)で砂金の採取体験(実際に金が採れる)ができるようです。

ネットで調べると5合目から沢に下った付近に主な坑道があったそうですが、現在は登山道からの進入路は草木に隠れてしまい判りません。

調べてみましたが、尾根から左右どちら側の沢に降りるかも判りませんでした。

一度砂金掘りに挑戦してみたい!!

今回は7合目の金鉱坑道の入口から坑道内部を撮影してみました。

現在の坑道入口は狭いですが、中は案外広かったようです。


前回の登山で倒木があった場所は、今回は綺麗に処理されていて、僅かに痕跡が残っているだけでした。

山頂手前は短い距離ですが急登になります。

9合目以降は登山道に草が少し被っていて、下山時に上から見ると登山道が少し判りづらくなっています。

往路で下山時のことを考えて確認しながら登れば問題はありませんが、私は念のため1箇所にピンクのテープを付けて、下山時に回収しました。

それ以外の登山道は非常に歩きやすく、往路の2/3の所要時間で下山しました。

下りの標準コースタイム以内で歩いたのは久しぶりでした。


当日の登山者は私一人でした。

当日の総上昇量は760m程度でしたが、約19kmも歩いたのでさすがに疲れが出てきました。

休養日を挟んで登山を続けることも考えましたが、一旦自宅に戻って休養することにして、午後6時頃自宅に戻りました。

今回の一連の登山で出会った登山者は、最初の狩場山の2名のみでした。やはりこの山域の山はあまり人気が無いのでしょうか。

全走行距離 691km


カニカン岳090810−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



カニカン岳090810−2
緯度・経度線の表示(測地系)は「WGS84」です。
2008-07-09以降の線の表示が「WGS84]になっていま
したので、次回から「TOKYO」に戻します。



カニカン岳090810−3

GPS軌跡




カニカン岳090810−4

カニカン岳山頂




カニカン岳090810−5

3合目標識




カニカン岳090810−6

7合目 金鉱坑道遺跡




カニカン岳090810−7

同上




カニカン岳090810−8

登山道にて




カニカン岳090810−9

新道の木材伐採・集積現場

2008年9月10日(水)
長万部岳に登りました。 (9月7日)

鉱山跡コースで長万部岳に登りました。

駐車場    8時23分
うすゆき荘  8時58分
鉱山跡    9時36分
山頂着   10時49分 (往路 2時間26分)
山頂発   11時04分 (休憩     15分)
鉱山跡   12時03分
うすゆき荘 12時47分
駐車場   13時21分 (復路 2時間17分)

合計所要時間  4時間58分

(GPS記録)
総上昇量    655m

(距離)
軌跡ログ距離   11.51km
沿面距離     11.68km
TP積算距離   11.65km

前日のラジオの天気予報では、当日は前線通過で全道的な雨を報じていました。

そのため、前日から当日の登山を諦めて、目覚まし時計をセットしていませんでした。

しかし、6時頃起床してみると、曇り空で登山が可能な天候でした。

急いで携帯電話の3時間ごとの天気予報を確認すると、現地の天候は曇りで午後遅くには晴れる予報になっていました。

前線通過が早かったのか、前日に3時間ごとの天気予報を確認しなかったせいなのかは判りません。

取り敢えず、近くの長万部岳に登ることにして、急いで準備をして普段より1時間遅れでキャンプ場を出発しました。

駐車場から鉱山跡までは林道歩きですが、途中にある「うすゆき荘」が正式な登山口になります。

この山の合目表示はほぼ等間隔で、歩いていてとても気持ちが良いです。

少し疲れが溜まってきているのか、最後の急登部分で少し疲れを感じましたので、下山後にコンビニで少し栄養のある物を購入しました。

登山届けでは一週間前の日曜日に4名が登っている記録がありました。

当日も日曜日でしたので、登山者を期待したのですが、結局登山者は私一人でした。

下山後、二股温泉(ラジウム温泉)に入りました。日帰り入浴料が1000円になっていました。

露天風呂に入ったとき、夫婦連れ一組と男性2名が入っていました。今回のキャンプは混浴に縁があるようです。

駐車場には沢山の車がありましたので、温泉は賑わっているようでした。

コインランドリー(洗濯機のみ)がありましたので、下着類とズボンを洗濯して、キャンプ場で干して乾かしました。

翌日は晴天が予報されていたのでカニカン岳登山を予定して、前日と同じ長万部公園キャンプ場に向かいました。


長万部岳080910−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



長万部岳080910−2

GPS軌跡




長万部岳080910−3

長万部岳山頂




長万部岳080910−4
うすゆき荘
正式な登山口です。
合目表示の基準地点です。



長万部岳080910−5

鉱山跡の広場




長万部岳080910−6

登山道にて




長万部岳080910−7






長万部岳080910−8






長万部岳080910−9

二股温泉の玄関にて
キツネが2匹住み着いているようでした。

2008年9月10日(水)
美利河丸山に登りました。 (9月6日)

奥美利河温泉コースで美利河丸山に登りました。

駐車場   8時25分
山頂着   9時45分 (往路 1時間20分)
山頂発   9時54分 (休憩     09分)
駐車場  11時05分 (復路 1時間11分)

合計所要時間  2時間40分

(GPS記録)
総上昇量    423m

(距離)
軌跡ログ距離   4.85km
沿面距離     5.00km
TP積算距離   4.88km

復路で温泉入浴券を購入するためGPSを入れたザックを担いだまま建屋内に入ったため、電波状態が悪くてGPSの測位誤差が大きくなり、距離が約260m多く表示されています。(未修正の状態で計上)

朝は濃霧状態で、とてもカニカン岳に登る気にはならなかったので、雨でも登山可能な奥美利河温泉の丸山に変更しました。

いつものとおり、シャツとズボンをザックに入れて、雨具を下着の上に直接着用して出発しました。

当日は気温が高く途中で小雨も止んだので、雨具の上を脱いで傘を利用しました。

傘は、それまでの雨で溜まった木の葉の水滴が、風や歩く震動で雨のように降り注ぐのを避けるために使用します。

途中や山頂では、雲のため景色は全く見ることができませんでした。

最近はあまり登られていないようで、登山道に小枝類が沢山落ちていたので、ストックで片付けながら歩きました。

ストックを少し振り回し過ぎたせいか、今も右手首を捻ると少し痛みがあります。

紅葉シーズンにはまた賑わうことでしょう。

この奥美利河温泉は湯温が低いのですが、ここの露天風呂は大変気に入っています。

今回も下山後に温泉の露天風呂に入っていると、家族連れ(男女4人程度)が入ってきました。

女性側で何か騒いでいると思ったら、男性が入ってきて女性側浴室に蛇がいたためと説明してくれました。

露天風呂側は少しだけ仕切りがありますが、基本的に混浴になっています。

私は遠慮して仕切りの方に移動して、女性達の声だけで混浴気分を少し味わいました。

温泉から上がったとき管理人が女性風呂に入り、蛇を捕まえてしっぽを掴んでぶら下げたまま、車の方に歩いて行くのを見ました。

蛇は「アオダイショウ」で、車で別の山に放しに行くということでした。

ラジオでは、前線通過で翌日は全道的に雨という予報を流していたので、前にも利用したことのある長万部公園キャンプ場に向かいました。

当日の登山者は私一人でした。


丸山080910−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



丸山080910−2

GPS軌跡




丸山080910−3

丸山山頂




丸山080910−4

山頂の反対側(二股温泉へ)登山道の状態




(以下 登山道にて)

丸山080910−5 丸山080910−6 丸山080910−7






丸山080910−8 丸山080910−9

2008年9月10日(水)
黒松内岳に登りました。 (9月5日)

黒松内川コースで黒松内岳に登りました。

駐車場   6時11分
山頂着   7時51分 (往路 1時間40分)
山頂発   8時03分 (休憩     12分)
駐車場   9時13分 (復路 1時間10分)

合計所要時間  3時間02分

(GPS記録)
総上昇量    533m

(距離)
軌跡ログ距離   4.26km
沿面距離     4.47km
TP積算距離   4.40km

この黒松内岳登山から、GPS装置の「GPS高度」を使用した「気圧高度計の自動校正」をOFFにしました。

これで、駐車場の出発時と帰着時の高度表示が同一になることを期待したのですが、期待外れでした。

やはり、帰着時に出発時より高い高度を表示することが多いようでした。

黒松内岳は往復でも約4.4kmですので、札幌の藻岩山よりも距離的には短いのですが、登り初めと山頂手前が急登で、距離が短い割りには登り応えがあります。

当日は曇り空で天候はまずまずでした。

登り初めの急登は往復とも直登コースを歩き、迂回路は利用しませんでした。

上部のザレ場のロープ及び支点はしっかりしていました。ロープは登山用のロープが使用されています。

前回の登山と同様に、スリングとカラビナを利用した滑落防止対策の準備をして登りましたが、結局は使いませんでした。

この様に準備して登ると精神的にゆとりができるので、安全な登山に役立ちます。

一応万全の日帰り装備をしていますが、他の登山者が全くいない山域での単独行ですので、安全が最優先です。

結局、当日の登山者は私一人でした。

下山後、翌日の登山をカニカン岳に決め、美利河ダムの通行止めの場所まで確認に行きました。

現場のカンバンには、「21年5月に開通予定」とありましたので、今年の冬に工事を行うようです。

当日は美利河ダムのモニュメント広場で車中泊をしました。

長期予報では翌日は曇りの筈でしたが、夕方から雨が降り始めました。

急いでラジオの天気予報を確認したところ、全般的に良い予報を出していたので、どうやら局地的な現象のようでした。


黒松内岳080910−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



黒松内岳080910−2

GPS軌跡




黒松内岳080910−3

中腹から見た黒松内岳




黒松内岳080910−4

黒松内岳山頂




黒松内岳080910−5

ザレ場のロープ設備




黒松内岳080910−6

同上




黒松内岳080910−7

登山道にて




黒松内岳080910−8






黒松内岳080910−9

2008年9月10日(水)
狩場山に登りました。 (9月4日)

千走新道コースで狩場山に登りました。

駐車場    6時35分
4合目     7時31分
真駒内分岐 8時28分
山頂着    9時21分 (往路 2時間46分)
山頂発    9時45分 (休憩     24分)
4合目    11時29分
駐車場   12時18分 (復路 2時間33分)

合計所要時間  5時間43分

(GPS記録)
総上昇量    737m

(距離)
軌跡ログ距離   8.30km
沿面距離     8.66km
TP積算距離   8.54km

前日は前線通過で全道的に雨が降りましたが、車中泊した島牧の道の駅で確認したところ、現地でも前線通過時には非常に激しい降雨があったと話していました。

当日は晴れて登山日和でした。登山道には所々に水溜まりがありましたが、避けて歩ける程度の軽微なものでした。

全般的に登山道の状態は良好で、前日の雨による影響は水溜まりができた程度でした。

6時半前に登山口に到着して出発準備をしていたら、乗用車が1台到着しました。

横浜から来た女性二人組(親子と思われる)で、当日の登山者は私を含めて3名でした。

登山道は特に危険なところはありませんが、「南狩場」という場所が大きな石の連続で、1箇所だけ注意する場所がありました。

その場所は表面の滑らかな大きな岩で、登りでは注意しながら通過しましたが、下りでは安全な手掛かりが無いため、スリング1本を木に引っ掛けて、それを支点にして降りました。

少しでも危険を感じたら、持っている物を利用して安全に通過するように心がけていますが、今回もスリング1本の活用で、安全・迅速に通過することができました。

安全対策として「スリング(120cm)1本、スリング(180cm)1本、カラビナ2個、4mmロープ20m」を常時携帯しています。

女性達は私より少し遅れて出発しましたが、私が山頂で休憩中には到着せず、下山を開始した直ぐ後で出会いました。

久しぶりの好天での登山のため、気持ちよく歩くことができました。

実は、狩場山は2004年8月に沢登り(山岳ツアー登山)で訪れており、今回歩いた千走新道コースを下山路に利用しています。

それで以前から一度登山したいと考えていました。しかし、遠距離のためなかなか行けませんでしたが、今回やっと実現しました。

登山道の上部に距離表示の道程が1箇所ありますが、その表示距離は賀老高原キャンプ場の登山口を基準にしているようでした。

下山後、翌日の登山を黒松内岳に決め、黒松内町に向かいました。

立派な設備の黒松内温泉「ぶなの森」で汗を流して、国道の黒松内岳入口のそばにある駐車場で車中泊をしました。

この駐車場は、前回の黒松内岳登山でも利用しています。


狩場山0809004−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



狩場山0809004−2

GPS軌跡




狩場山0809004−3

狩場山山頂




狩場山0809004−4

駐車場からみた狩場山




狩場山0809004−5

南狩場




狩場山0809004−6
山頂にて
遠くに海が見えます。
秋の雲も素敵でした。



狩場山0809004−7

以下登山道にて
殆どの花が終わり、紅葉を待つばかりになっています。




狩場山0809004−8






狩場山0809004−9

2008年9月9日(火)
5回目のキャンプ登山から戻りました。 (9月3日〜8日)

5回目のキャンプ登山から戻りました。

9月3日 札幌発        (道の駅 よってけ!島牧泊)
9月4日 狩場山登山     (黒松内岳入口 国道の駐車場泊)
9月5日 黒松内岳登山   (美利河ダム モニュメント広場泊)
9月6日 美利河丸山登山  (長万部公園キャンプ場泊)
9月7日 長万部岳登山   (長万部公園キャンプ場泊)
9月8日 カニカン岳登山   (帰宅)

9月3日
当日は前線通過で大雨の予報が出ていましたが、長期予報では「4日・5日晴れ、6日曇り、7日雨、8日以降晴れ」となっていたので、昼前に札幌を出発して島牧に向かいました。

途中で前線の下を通過したため、一時的ですがそれこそ前が良く見えない位の豪雨に遭いました。

日本海沿岸に出た頃には前線を通過したので雨も上がり、天候は曇りになりました。

狩場山の手前には「賀老高原キャンプ場」があるのですが、予想を超える豪雨だったので内陸には入らずに、沿岸にある道の駅「よってけ!島牧」に泊まることにしました。

道の駅での情報では、翌日の狩場山登山は可能であるが、道がかなりぬかるんでいる筈なので、足回りをしっかりして出発した方がよいとのことでした。


9月4日 狩場山登山
6時半前に登山口に到着して出発準備をしていたら、乗用車が1台到着しました。

横浜から来た女性二人組(親子と思われる)で、当日の登山者は私を含めて3名でした。

道はさすがにぬかるんでいるところがありましたが、それ程酷くはなく注意して歩く程度でした。

登山道は特に危険なところはありませんが、「南狩場」という場所が大きな石の連続で、1箇所だけ注意する場所がありました。

その場所は表面の滑らかな大きな岩で、登りでは注意しながら通過しましたが、下りでは安全な手掛かりが無いため、スリング1本を木に引っ掛けて、それを支点にして降りました。

少しでも危険を感じたら、持っている物を利用して安全に通過するように心がけていますが、今回もスリング1本の活用で、安全・迅速に通過することができました。

私は安全対策として「スリング(120cm)1本、スリング(180cm)1本、カラビナ2個、4mmロープ20m」を常時携帯しています。


9月5日 黒松内岳登山
往復で約4.4kmですので札幌の藻岩山よりも短い距離ですが、初めと終わりが急登で、短い割りには登り応えがあります。

曇り空で天候はまずまずでした。

登り初めの急登は、往復とも迂回路は利用せずに直登コースを歩きました。

上部のザレ場のロープはしっかりしていました。

当日の登山者は私一人でした。

翌日の登山をカニカン岳に決め、美利河ダムの通行止めの場所まで確認に行きました。

現場のカンバンには、「21年5月に開通予定」とありましたので、今年の冬に工事を行うようです。

長期予報では翌日は曇りの筈でしたが、夕方から雨が降り始めました。


9月6日 美利河丸山登山
朝は濃霧状態で、とてもカニカン岳に登る気にはならなかったので、雨でも登山可能な奥美利河温泉の丸山に変更しました。

いつものとおり、シャツとズボンをザックに入れて、雨具を下着の上に直接着用して出発しました。

当日は気温が高く雨も止んだので、途中から雨具の上を脱いで、傘を利用しました。

傘は、それまでの雨で溜まった木の葉の水滴が、風や歩く震動で雨のように降り注ぐのを避けるために使用します。

途中や山頂では、雲のため景色は全く見ることができませんでした。

下山後、温泉に入っていると家族連れ(男女4人程度)が入ってきました。

女性側で何か騒いでいると思ったら、男性が入ってきて女性側浴室に蛇がいたためと説明してくれました。

露天風呂側は少しだけ仕切りがありますが、基本的に混浴になっています。

私は遠慮して仕切りの方に移動して、女性達の声だけで混浴気分を少し味わいました。

温泉から上がったとき、管理人が女性風呂に入り蛇を捕まえて、蛇のしっぽを掴んでぶら下げたまま、車の方に歩いて行くのを見ました。

蛇は「アオダイショウ」で、車で別の山に放しに行くということでした。

ラジオでは、前線通過で翌日は全道的に雨という予報を流していましたので、前にも利用したことのある長万部公園のキャンプ場に向かいました。

当日の登山者は私一人でした。


9月7日 長万部岳登山
前日から当日の登山を諦めて、目覚まし時計をセットしていませんでした。

しかし、6時頃起床してみると、曇り空で登山が可能な天候でした。

急いで携帯電話の3時間ごとの天気予報を確認すると、現地の天候は曇りで午後遅くには晴れる予報に変わっていました。

前線通過が早かったのか、前日に3時間ごとの天気予報を確認しなかったせいなのかは判りません。

取り敢えず、近くの長万部岳に登ることにして、急いで準備をして普段より1時間遅れでキャンプ場を出発しました。

駐車場から鉱山跡までは林道歩きですが、途中にある「うすゆき荘」が正式な登山口になります。

この山の合目表示はほぼ等間隔で、歩いていてとても気持ちが良いです。

少し疲れが溜まってきているのか、最後の急登部分で少し疲れを感じましたので、下山にコンビニで少し栄養のある物を購入しました。

当日の登山者は私一人でした。

下山後二股温泉(ラジウム温泉)に入りました。日帰り入浴料が1000円になっていました。

露天風呂に入ったとき、夫婦連れ一組と男性2名が入っていました。今回のキャンプは混浴に縁があるようです。

駐車場には沢山の車がありましたので、温泉は賑わっているようでした。

コインランドリー(洗濯機のみ)がありましたので、下着類とズボンを洗濯して、キャンプ場で干して乾かしました。

翌日は晴天が予報されていたのでカニカン岳登山を予定して、前日と同じ長万部公園のキャンプ場に向かいました。


9月8日 カニカン岳登山
通行止めの箇所は昨年のままで、カンバンには21年5月開通予定とありました。

旧道を通れば車で行ける情報はありましたが、悪路に弱い乗用車のため安全を期して歩くことにしました。

旧道入口(?)にあるカンバンには「カニカン岳入口として通行止めになっている新道側を示す矢印」が大きく表示されていました。

しかし、新道を歩いて行くと旧道が合流する分岐では、多数の車が通過した跡がありました。

更に新道を進むと、木材の伐採と集積をしている場所があり、重機が入って作業しており、復路では小型トラック(ピックアップ)が2台駐車していました。

往路では見なかったので、その後に旧道を利用して入ってきたものと思われます。

ただし、来年春には交通止めが解除される予定なので、旧道の状態は確認していません。

当日の登山者は私一人でした。

当日の総上昇量は760m程度でしたが、約19kmも歩いたのでさすがに疲れが出てきました。

休養日を挟んで登山を続けることも考えましたが、一旦自宅に戻って休養することにして、午後6時頃自宅に戻りました。


今回の一連の登山で出会った登山者は、最初の狩場山の2名のみでした。
全走行距離 691km
各登山の記録は個別にアップします。

2008年9月3日(水)
今日からキャンプ登山に出かけます。

週間天気予報では、天気が周期的に変わる予報で、まだ好天が長く続く秋の気圧配置にはなっていないようです。

今日は前線通過で全道的に雨ですが、檜山・後志地方が明日から3日間程度晴れ・曇りの予報になっているので、出かけてみることにしました。

明日は、日本海に面した檜山地方の狩場山を予定していますので、今日中に近くまで移動する予定です。

その後、できれば長万部・黒松内・積丹方面の山に登りたいと考えています。

戻りましたら、記録をアップします。

2008年9月2日(火)
藻岩山に登りました。 (8月31日)

旭山記念公園から藻岩山山頂経由でスキー場入口を往復しました。

駐車場   12時23分
山頂     13時37分 (1時間14分)
スキー場  14時16分 (    39分)
山頂     15時22分 (1時間06分) 写真撮影
駐車場   16時42分 (1時間20分) 写真撮影

合計所要時間  4時間19分

(GPS記録) VISTA-HCX
総上昇量    890m

(距離)
軌跡ログ距離   10.25km
沿面距離     10.54km
TP積算距離   10.36km

GPS(VISTA-HCX)の運用ソフトをバージョンアップしたので、テストのため藻岩山に登りました。

既に日記にアップしたとおり、今まで異常な値を示していたTP積算距離の表示が正しくなったように思われます。

その他の気になる点は「総上昇量・総下降量」です。

高度測定はGPSにとって若干苦手な部分ですが、今までの私の計測結果ではかなりのばらつきが発生しています。

一番気になるのは、正しい高度をセットして出発したのに、同じ場所に戻ったときに同じ高度を示さないことです。

必ずといってよいほど、戻ったときの高度が高くなっており、今回も13mほど高い値を示していました。

色々な要素が絡んでいるので、原因の特定は難しいと思われますが、次の事項も関係しているかもしれません。

-----------------------------------------------------------------
 GPSの気圧高度計
 高度設定で自動較正が標準で「オン」になっている。
 オンの場合、GPS測位のデーターを使用し、自動的に較正されます。
 較正のタイミングは不定期です。
----------------------------------------------------------------

GPS電波から算出した高度に誤差を含むため、わざわざ別に気圧高度計を装備してそのデータを主に使用しているのに、GPS電波の測位高度で較正しているのでしょうか。

両者の差が一定以上大きくなった場合にのみ較正しているのか、較正のタイミングが公表されていないので、その詳細が気になるところです。

一度、出発地点で気圧高度計を較正した段階で、上記の自動較正を「オフ」にしてテストをしてみることにします。

(以下 登山道にて)

藻岩山080902−1 藻岩山080902−2 藻岩山080902−3






藻岩山080902−4 藻岩山080902−5 藻岩山080902−6






藻岩山080902−7 藻岩山080902−8 藻岩山080902−9

2008年9月2日(火)
ハッチバック(後ろの跳ね上げ式ドア)用に延長雨よけを製作しました。

8月30日の日記で概要のみアップしましたが、写真付きで詳細をアップします。

(8月30日 日記抜粋・改変)
雨の日はドアを跳ね上げると屋根代わりになるので大変便利なのですが、その下で作業をするのには少し屋根の長さが不足していました。

それで、容易に取り付け・取り外しができ、普段は嵩張らずに収納できるドア用の雨よけを製作しました。

薄い木の板(長さ120cm、幅1cm)3枚と、ビニール製のテーブルクロス生地を利用しました。

クロスの両端と中央に細い板を固定して作成します。幅はドア幅と同一にします。

使用方法は、跳ね上げたドアの上で、両端に固定用の細い木がくるようにして拡げます。

2/3をドア部から張り出した状態で、ドア側面(端)を利用して1/3部分を鰐口クリップで固定するだけです。

収納時は、巻き取って輪ゴムでとめます。直径5cm程度の円筒形になります。

サイドタープを張るまでもないような一時的な使用には有効だと思います。

特に、道の駅で降雨中に食事準備をする場合に、大変便利に使えると思います。

ただ、風があると効果はあまり期待できないでしょう。


雨よけ080902−1

リアドアを跳ね上げた状態。




雨よけ080902−2

延長用雨よけを巻き取った状態。
収納時の容積を極力減らす必要がありますが、この程度であればOKです。



雨よけ080902−3

支柱の上を、黒いテープで補強しています。




雨よけ080902−4

表側




雨よけ080902−5

鰐口クリップ4個で固定します。
重量が軽いので、この方法でもOKです。



雨よけ080902−6

運用時の状態
今回は試作ですので、取り敢えずこれで運用してみます。



雨よけ080902−7

上からみた写真です。

2008年9月1日(月)
GPSの異常な距離表示が正常になりました。

2008年3月に購入した「GARMIN eTrex VistaHCx 日本版」の表示するTP積算距離が、ログ軌跡距離と大きく食い違い、その原因が判らずにいました。


GPS080901−1





昨日、インターネットでGPS販売代理店「いいよねっと」のGPS用ソフトウェアのバージョンアップ情報を確認したところ、8月26日付けで新しいバージョンが発表されていました。

HCXの内蔵ソフトは2種類あって、ファームウェア用(GPSのマザーボード制御用ソフト)と運用ソフトですが、今回は運用ソフトのみが対象でした。

バージョンアップでの変更点は次のとおりでした。

---------------------------------------------------------------

 GARMIN eTrex VistaHCx 日本版 ソフトウェアアップデート情報

 ソフトウェアバージョン 2.60

 (Ver2.60での変更点)

 1. 軌跡ログに記録されている距離が異常になる件に対処しました

 2. その他バグフィックスを含む英語版V2.70と同期しました

---------------------------------------------------------------

(注)上記の変更点の説明で、「1.軌跡ログ・・・」と表示されている内容は、GPSのTP積算距離を指していると思われます。

早速、バージョンアップソフトをパソコンに取り込んで、GPSのソフトの更新作業を行いました。

その後、新ソフトの検証のため、藻岩山で新たに計測して前回のテスト結果と比較してみました。

結果は次のとおりになりました。






【結論】
この結果からみて、「HCXのTP積算距離の表示が正常になったと」考えても良さそうです。

今後も暫くはログ軌跡距離との比較を続けますが、安定した結果が出るようであれば、TP積算距離を単独で使用するように変更します。


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