アウトドア日記

個人の日記を兼ねていますので、アウトドア以外の記述があります。

2007年9月1日(土)
雨竜沼湿原・南暑寒岳にのぼりました。 (8月31日)

雨竜沼湿原コースで南暑寒岳に登りました。

駐車場     6時07分
雨竜沼入口  7時20分
雨竜沼出口  7時59分
南暑寒岳    9時28分 (往路 3時間21分)
雨竜沼出口 11時03分
雨竜沼入口 11時55分
駐車場    13時07分 (復路 3時間39分)

合計所要時間  7時間00分

(GPS記録)
総上昇量   735m
距 離     19.1km

(5回目の車中泊)
前回の登山キャンプ後に車の屋根にルーフボックスを取り付けたので、そのテストを兼ねて前日の30日に札幌を出発して、南暑寒荘駐車場で車中泊をしました。

ルーフボックスには取り敢えず「寝袋・枕・着替え・予備の登山靴・予備の登山用寝袋」等の軽い物を入れて見ました。

無舗装道路も走りましたが、取り付け部・本体とも異常は起きませんでした。車の重心が高くなるので少し心配していたのですが、運転には全く問題はありませんでした。

車内の3個のボックスが2個に減ったので、就寝時の荷物の移動が必要なくなり、かなり楽になりました。

また、ベッドを片付けると車内の後部にスペースができるため、そこにカセットコンロを置いて食事の準備をすることができるようになりました。リヤドアが屋根代わりになるのも便利です。

そのため降雨や風のある時、駐車場地面での食事準備を制限されている場合に、大変便利になりました。実際に車内で食事準備をしてみましたが、問題はありませんでした。

今回はカセットボンベに「低温時用」を使用してみました。朝の低温時に使用しましたが、流石に燃焼は良好で実力を発揮しました。価格が高いので、気温を見ながら通常品と使い分けていくことになります。

ルーフボックスの蓋が開けづらいため、取っ手を取り付けることにして、帰路に購入しました。

(雨竜沼湿原・南暑寒岳登山)
ここでも熊情報が出されていました。
7月末に南暑寒岳−暑寒別岳間の登山道で登山者が2回ほど熊と遭遇したそうです。

張り紙では暫く南暑寒岳への登山を控えるように注意されていました。
熊避け鈴の用意と、できれば熊避けスプレーの携帯を検討して欲しいと表示されていました。

管理人の話では、雨竜沼湿原周辺の沢に若い熊が一頭住み着いて、一帯をテリトリーとして活動しているのだそうです。

現時点では登山者が南暑寒岳には登っているとのことだったので、鈴3個と熊避けスプレーを装着して南暑寒岳に向けて出発しました。

この雨竜沼湿原のコースに入る場合は、入山届けと清掃協力金500円の支払いが必要です。

時期的に遅いため雨竜沼湿原では珍しい花は見られませんでした。草の上部が少し茶色に変色し始めており、秋の始まりを感じさせます。この時期の景色もなかなか風情があります。

湿原内には木道が整備されていて、木道の外にでるのは禁止されています。
木道の整備状態は良好で快適です。途中からループ状の一方通行になっていますが、何しろ長いです。

雨天時や霜の降りた状態での歩行時は滑りやすいので、苦労させられそうです。 南暑寒岳への登山道には危険な場所はありません。ただ早朝に出発したため、朝露でズボンが濡れてしまい、やむを得ず雨具のズボンのみを着用しました。

天候は曇りでしたが無風のため、快適な登山日和でした。南暑寒岳の山頂からは暑寒別岳も良く見えました。

距離的には19.1kmと長いのですが、総上昇量が735mと少ないので比較的楽な登山でした。


南暑寒岳070901−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



南暑寒岳070901−2

GPS軌跡




南暑寒岳070901−3

南暑寒岳山頂




南暑寒岳070901−4

途中の吊り橋 2箇所あります




南暑寒岳070901−5
白竜の滝
登山道から撮影。
滝の下まで行く道もあります。



南暑寒岳070901−6

南暑寒岳山頂からみた暑寒別岳




南暑寒岳070901−7

南暑寒岳からみた雨竜沼湿原




南暑寒岳070901−8

湿原の木道
途中から一方通行になっています。



南暑寒岳070901−9

雨竜沼湿原
草の上部が少し茶色に色づいています。



(登山道にて)

南暑寒岳070901−10
南暑寒岳070901−11






南暑寒岳070901−12
南暑寒岳070901−13






南暑寒岳070901−14
南暑寒岳070901−15






南暑寒岳070901−16

2007年8月30日(木)
美瑛岳→十勝岳の縦走をしました。 (8月28日)

望岳台を出発して、美瑛岳から十勝岳まで縦走しました。

駐車場     5時36分
美瑛岳着   9時06分 (3時間30分)
美瑛岳発   9時14分 (    08分)
十勝岳着  11時13分 (1時間59分)
十勝岳発  11時28分 (    15分)
駐車場    13時44分 (2時間16分)

合計所要時間  8時間08分

(GPS記録)
総上昇量   1441m
距 離     17.6km

天候は快晴無風で絶好の登山日和でした。
長時間の山行のため、出発はいつものとおり早朝です。

駐車場で出発準備をしていると、近くで夫婦と思われる二人ずれが同じく出発の準備をしていました。

話をすると、この夫婦は十勝岳から美瑛岳に向かって縦走するとのことで、「途中で会いましょう」とエールを交わしました。

殆ど同時に駐車場を出発して、美瑛岳分岐で挨拶をして別れました。
この夫婦と再び出会ったのは、美瑛岳の噴火口をまわる登山道をちょうど降りきった場所でした。

まだ美瑛岳の山麓ですが、美瑛岳分岐から美瑛岳麓までのアプローチが長いのと、噴火口のそばを通る登山道が歩きづらくて時間がかかったのが原因です。

このコースは十勝岳からの方が気分的には楽です。十勝岳に直線的に登って、頂上から美瑛岳の麓までは下りのなだらかな火山灰地が続いており、比較的早く美瑛岳の麓に着くことができます。

その代わり、美瑛岳噴火口の外側についている登山道が歩きづらいため、結構時間がかかるのと、下山時のアプローチが長く感じられます。

私が駐車場に到着した時点では、その夫婦はまだ戻っていませんでした。多分、美瑛岳の頂上でのんびりしていたのでしょう。

最低コルからの十勝岳への登りは柔らかいザクザクの細かい火山礫の登山道が続きます。
これを下るときは転倒だけ気をつければ比較的楽に早く歩けるのですが、逆に登るときは疲れます。

美瑛岳−十勝岳間の道標はしっかりしています。登山道といっても歩行者が少ないため周囲の火山灰地と変わらず、微かにそれと判る程度ですので、なんといっても道標が頼りになります。

濃霧や雨で登山道がハッキリせず、遠方の視程も利かない場合は、道標だけが頼りになると思われます。個人的には、このような天候の時はとても縦走する勇気はありません。

美瑛岳噴火口まわりの登山道も判りづらいので、慎重な行動が必要です。
噴火口の内側には絶対に踏み込まないようにしてください。

下山後、そのまま札幌の自宅に戻りました。


美瑛岳070828−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



美瑛岳070828−2

GPS軌跡




美瑛岳070828−3

美瑛岳山頂




美瑛岳070828−4

十勝岳山頂




美瑛岳070828−5

美瑛岳山頂から十勝岳を望む
上部には草木が全くないのが良く判ります。



美瑛岳070828−6

美瑛岳山頂から見た美瑛富士




美瑛岳070828−7

美瑛岳の爆裂火口




美瑛岳070828−8

十勝岳山頂からみた美瑛岳




美瑛岳070828−9

十勝岳山頂からみた富良野岳

2007年8月30日(木)
上富良野町で花を観賞しました。 (8月27日)

8月27日は休養日のため、朝もゆっくり起きてのんびり朝食を摂ってから旭岳のキャンプ場を出発しました。

今日の宿泊地の白銀荘前キャンプ場へは2時間の行程ですので、上富良野町にある花の名所である「ぜぶるの丘」と「かんのファーム」に寄って写真を撮りました。

中富良野町方面に足を延ばせばまだ見所は沢山あるのですが、カメラが超小型のため写りがそれ程期待できないので、上富良野町からそのまま銀嶺荘に向かいました。

銀嶺荘で入浴して早めに就寝しました。

(かんのファームにて)

花070827−1 花070827−2






花070827−3 花070827−4






花070827−5 花070827−6






花070827−7 花070827−8

2007年8月30日(木)
旭岳に登りました。 (8月26日)

旭岳温泉コースで旭岳に登りました。

駐車場          5時20分
ロープウエイ駅着   7時06分 (1時間46分)
ロープウエイ駅発   7時22分 (    16分) 休憩
山頂           9時12分 (1時間50分) (往路 3時間52分)
ロープウエイ駅着  10時45分 (1時間33分)
ロープウエイ駅発  11時07分 (    22分) 休憩
駐車場         12時54分 (1時間47分) (復路 3時間42分)

合計所要時間  7時間34分

(GPS記録)
総上昇量   1056m
距 離     14.8km

このキャンプ期間中は天候が良い筈でしたが、当日旭岳は雲の中でした。
山頂をピストンする場合は、何時も下の駐車場から登ることにしているので、今回もそれにならいました。

5合目のロープウエイ駅に到着した7時時点でも天候が回復していなかったので、取り敢えず駅に立ち寄って休憩しました。
その後、雲の中を山頂に向けて出発しました。風も吹いていたので誰も登っていないと思っていたのですが、上部に到着した時点で上から登山者が大勢降りてきました。

多分、始発のロープウエイに乗ってそのまま登った人達と思われます。ツアーと思われるグループも含まれていました。日曜日だったのも関係しているかもしれません。

ちょうど山頂に到着した時に、10名以上のツアーの一行が黒岳への縦走に出発して行きました。視程20〜30m程度の濃霧の中に消えていきましたが、多分しっかりしたリーダー(ガイド)がいたのでしょう。

もし私が黒岳への縦走を計画していたとしても、単独行ではとても出発できる状態ではありませんでした。

山頂で少しのあいだ天候の回復を待ちましたが、好転しそうもないので下山を開始しました。お天気だけはどうにもなりません。

往路でも悪天候の中を沢山の登山者が登ってきました。ロープウエイ駅に着く頃に天候がやや回復してきました。

前日の芦別岳・今日の旭岳と、所要時間7時間を超える山行が2日間続いて足に疲れがでてきたので明日27日は休養日とすることにしました。

次の美瑛岳−十勝岳の縦走はさらにハードになる見込みのため、無理は禁物です。

グランドホテル大雪で入浴して、キャンプ場にもう一泊しました。


旭岳070826−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



旭岳070826−2

GPS軌跡




旭岳070826−3

山頂にて
視程20〜30m程度でした。



旭岳070826−4

爆裂火口の下の部分では勢いよく噴煙が
上がっていました。



旭岳070826−5

5合目の避難小屋
トイレはありません。



(登山道にて)

旭岳070826−6 旭岳070826−7






旭岳070826−8 旭岳070826−9

2007年8月29日(水)
芦別岳に登りました。 (8月25日)

新道コースで芦別岳に登りました。

駐車場   5時14分
鶯谷     7時08分 (1時間54分)
雲峰山   8時35分 (1時間27分)
山頂着   9時16分 (    41分) (往路 4時間02分)
山頂発   9時36分 (    20分) (休憩     20分)
雲峰山  10時09分 (    33分)
鶯谷    11時14分 (1時間05分)
駐車場  12時36分 (1時間22分) (復路 3時間00分)

合計所要時間  7時間22分

(GPS記録)
総上昇量  1361m 
距 離    14.0km

(4回目のキャンプ登山)
8月23日の夕張岳登山では降雨にあったため一旦札幌の自宅に戻り、翌日の24日に改めて今年4回目のキャンプ登山に出発しました。

8月24日 札幌の自宅出発 (山部自然公園太陽の里キャンプ場 車中泊)
8月25日 芦別岳登山    (層雲峡オートキャンプ場 車中泊)
8月26日 旭岳登山      (同上)
8月27日 (休養日)上富良野町の花を観賞 (白銀荘前キャンプ場 車中泊)
8月28日 美瑛岳−十勝岳縦走 帰宅

期間中の天候は、26日の旭岳登山のみ悪天候で、その他は好天でした。
この期間は天候が良い筈でしたが、26日のみ午前中の天候が悪く、午後から回復してきました。

今回はノートパソコンを持参して、登山の都度GPSの軌跡データをノートパソコンに保存しました。

車のバッテリーからAC100Vを供給するコンバーターを持参してノートパソコンに電源を供給したので、ノートパソコンのバッテリー容量を心配せずに作業が行えました。

しかし、短時間の作業でも都度コンバーターを接続する必要があり、できれば5時間以上のバッテリー容量を持つノートパソコンがあれば良いのですが。

この時期になりますと、標高の高いキャンプ場は夜間は急に冷えてきます。
26日の層雲峡ではシャツ・ズボンを脱いで下着姿でキャンプ用の寝袋で寝ていたら、朝方寒くて目が覚めました。

27日の白銀荘では、シャツ・ズボン・靴下を着用したまま寝たのですが、やはり気温が下がって目が覚めて、予備の毛布を掛けたりダウン製の防寒着を着用したりしました。

キャンプ用の寝袋は四角に作られているので足の方がゆったりしていて寝やすいのですが、冷えてくると暖まりにくい面も持っています。

念のため、これからは登山用の寝袋(−12度C対応)も持参することにしました。
この他にも持参したいものがあったので、8月29日に車の屋根に安いルーフボックスを取り付けて、車の荷物の保管場所を増やしました。

キャンプでは朝にカセットコンロでお湯を沸かすのですが、28日の白銀荘では気温が下がったため、お湯を沸かすのに20分以上掛かりました。
普段は数分でお湯が沸くのですが、気温が下がると一般用(家庭用)のカセットボンベではガス化せずに殆ど使い物にならなくなります。

そのため、帰宅後に「低温に強いカセットボンベ」を購入しました。イソブタン95%を充填したもので、通常のボンベの倍以上の価格ですが。

緩い傾斜地でも駐車して車中泊ができるように、車のタイヤの下に敷いて水平をとるための小さいベニヤ板も用意しました。 車中泊キャンプも3回目になったので、大分要領が判ってきました。

(芦別岳登山)
快晴無風で絶好の登山日和でした。
この山では、以前に最後の登りで足が痙攣してしまい、登頂を断念して引き返して一週間後に再挑戦して登頂した経験があります。

そのため、今回も慎重に休憩をとりながら登りましたが、特に問題は発生しませんでした。
芦別岳の「総上昇量1361m、距離14km」は、羊蹄山には及びませんが所要時間が7時間を超えるので、かなりきつい山行です。

土曜日のためか、大勢の登山者が登っていました。もちろん皆さん健脚者ぞろいですが。

山頂からは、旧道(登山道)がハッキリ見えます。単独でも歩けるとは聞いているのですが、やはり一人では挑戦する気が起きません。何時かは挑戦してみたいのですが。

下山後、中富良野町付近のホテルの温泉に入り、次の宿泊地の旭岳オートキャンプ場に向かいました。


芦別岳070825−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



芦別岳070825−2

GPS軌跡



(芦別岳山頂にて)

芦別岳070825−3 芦別岳070825−4 芦別岳070825−5





(登山道にて)

芦別岳070825−6 芦別岳070825−7 芦別岳070825−8

2007年8月23日(木)
大夕張コースで夕張岳に登りました。

大夕張コースで夕張岳に登りました。このコースは5年振りになります。

駐車場    7時17分
上部分岐  8時30分 (1時間13分)  冷水コース
山 頂   10時41分 (2時間11分) (往路3時間24分)
上部分岐 12時49分 (2時間08分)  馬の背コース
ヒュッテ  13時42分 (    53分)
駐車場   14時00分 (    18分) (復路 3時間19分)

合計所要時間  6時間43分

(GPS記録)
総上昇量   1279m
距 離     14.1km

天気予報では今日から好天が続くと云っていたので、今年4回目のキャンプ登山の準備をして出発しました。
しかし、夕張岳は雲の中で時々雨も降る悪天候で、登山靴の内部も濡らしてしまいました。
そのため、距離的にも近い(自宅から85km)ので、出直すことにして札幌の自宅に戻りました。

駐車場で少し上から雲に覆われているのは見えたのですが、まさか雨は降らないだろうと判断してスパッツを装着しませんでした。
これが判断ミスで、降雨があったため登山靴の内部を濡らしてしまいました。

駐車場で隣に車を駐めた男性登山者も、明日芦別岳に登るためにキャンプ装備をしてきたが、降雨で濡れてしまったので札幌に帰ると云っていました。天気予報が当たらないと文句を云っていました。

私も今年のキャンプ初日は悪天候が続いています。天気予報ではそれぞれ好天を予報していたのですが。どうも、山系の天候回復は予報よりも1日遅れているようです。
悪天候から好天に変わる初日には、高い山の雲はまだとれないようです。

今日中に濡れた物を総て乾かして、明日改めて出発することにします。
今回は芦別岳、十勝岳−美瑛岳縦走、旭岳などを予定しています。

(夕張岳)
前回このコースを登ったのはH14.6.27ですので、5年振りになります。
この間に金山コースから一度登っています。

登山道には大きな変化はありませんでしたが、木道部分で新しくなった部分が少しありました。一部で登山道の笹被りがありますが、前回とほぼ同じ程度と思われました。

今日は半袖シャツで出発しましたが、途中でかなり気温が下がって寒くなったので長袖シャツを着用しました。

その後パラパラと降雨があったため、暫くはザックカバーを装着して登山用の雨傘をさして歩きましたが、結局降雨が強くなった時点で雨具を装着しました。

この雨具は、復路の夕張岳ヒュッテまでそのまま着用しました。雨具(ズボン)を装着すると歩きづらいため、体力を少し余分に消耗しますし、歩行速度も少し遅くなります。

夕張岳山頂は全く視界が効かなかったので、写真を撮影して直ぐに下山しました。
復路は写真撮影をしながら慎重に下山しました。濡れた木道は滑るので特に注意が必要です。濡れた木道では、過去に何回も痛い目に遭っています。

このコースは、登山道の初めの部分で「冷水コース」と「馬の背コース」があります。
夕張岳ヒュッテは、馬の背コースに少し入った場所にあります。

駐車場から出発する登山者は、通常往復とも冷水コースを使用することが多いのですが、今回は話の種に「馬の背コース」を下山してみました。

このコースは相対的に登山者が少ないためそれなりの登山道ですが、道はハッキリしており特に危険な場所はありませんでした。冷水コースよりも少し歩きづらい程度でしょうか。

天候は馬の背コースの中頃で少し陽が射し始めました。結局上部は完全に雲の中でした。
平地の天候は、ほぼ天気予報通りか少し悪い程度であったと思われます。

夕張岳ヒュッテでは中には入らずに、写真のみ撮影して雨具を脱いでそのまま出発しました。
今回はお花畑の花は完全に終わっていました。花を楽しむためには、6月中旬〜7月上旬に登るのが良さそうです。


夕張岳070823−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



夕張岳070823−1

GPS軌跡




夕張岳070823−1

山頂直下にあります。




夕張岳070823−1
夕張岳ヒュッテ
結構大きい建物でした。
煙突からは煙も出ていました。



夕張岳070823−1 夕張岳070823−1







夕張岳070823−1 夕張岳070823−1 夕張岳070823−1

2007年8月21日(火)
赤岳・白雲岳に登りました。 (8月20日)

銀泉台コースで、赤岳・白雲岳に登りました。

駐車場   6時35分
赤 岳    8時39分 (2時間04分)
白雲岳  10時02分 (1時間23分) 
赤 岳   11時20分 (1時間18分)
駐車場  13時18分 (1時間58分)

合計所要時間   6時間43分

(GPS記録)
総上昇量   803m
距 離     13.4km

天候は前日と同様に快晴無風で、快適な登山日和でした。

赤岳にも「第一花園」「第二花園」などのお花畑がありますが、残念ながら花の状態は緑岳ほどではありませんでした。

赤岳ピストンの予定でしたが、赤岳到着が時刻的に早く、あまりにも天気がよいので、つい白雲岳まで足を延ばしてしまいました。

白雲岳には以前にも登ったことがあります。その時は、復路で白雲岳避難小屋に立ち寄っています。

白雲岳山頂で、後から登ってきた熟年夫婦から「カメラを忘れたので、写真を撮って送って欲しい」との依頼があり、記念写真を撮影しました。

赤岳の登山道には、ゴロゴロした石のある道が続くところがあります。勿論緑岳ほど酷くはありません。
赤岳の復路で、「許可証」の腕章をつけた人と話をしましたが、昔は登山道にはこのような石は無かったそうです。

沢山の登山者が歩いた結果、登山道が掘れて土中の石が剥き出しになったのだそうです。
この対策として、登山者がストックを使用する場合は、必ず先端にゴムのキャップを装着して欲しいと云っていました。

下山時に入山届けを記入する詰所の管理人に明日の天候を確認したところ、「曇りで所により雨の予報がでている」とのことでした。

週間天気予報では暫く好天が続くはずでしたので、こんなに急に天候が悪くなるのは意外でした。それで、今回のキャンプを切り上げて自宅に戻ることにしました。

自宅に戻りテレビの天気予報を見たら、予定外の低気圧が発生して前線が北海道を横切るため、一時的に短時間天気が悪くなるだけでした。

今回の総走行距離  626km
(給油)
445km走行時点で35リットル (燃費 12.7km/リットル)

燃料計の指針がほぼエンプティ(E)の状態で35リットルしか入らないので、燃料タンクが小さいのではと気になります。
注文している「車の取扱説明書」がまだ入荷しないので、燃料タンクの容量の確認方法がありません。

車中泊で気になるのは、登山用の寝袋では足の方が絞られていて、窮屈な姿勢での就寝を強いられるので、やはり自宅の布団のようにリラックスして安眠できないことです。

この車ではスペースの関係で布団を持ち込むことができませんので、足先まで同じ幅のあるキャンプ用の寝袋を購入することにしました。値段的には登山用のダウン製よりもかなり安いものです。

枕も空気枕は直ぐ動いてしまい安定がよくないので、重量のある普通の枕を使用することにしました。


赤岳・白雲岳070820−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



赤岳・白雲岳070820−2

GPS軌跡




赤岳・白雲岳070820−3
赤岳・白雲岳とも展望は最高です。
360度のパノラマは圧巻です。
赤岳・白雲岳ではそれぞれ違う山々が見られます。



赤岳・白雲岳070820−4

ミニ花畑




赤岳・白雲岳070820−5

草花は秋への準備が進んでいます。
この大雪山系は、あと2週間もすると紅葉が始まります。



赤岳・白雲岳070820−6 赤岳・白雲岳070820−7 赤岳・白雲岳070820−8

2007年8月21日(火)
緑岳に登りました。 (8月19日)

大雪高原温泉コースで緑岳に登りました。ついでに、白雲岳避難小屋まで足を延ばしました。

駐車場   6時19分
緑 岳    8時45分 (2時間26分)
小屋着   9時29分 (    44分)
小屋発  10時17分 (    48分) 休憩
緑 岳   10時52分 (    35分)   
駐車場  12時52分 (2時間00分)

合計所用時間  6時間33分

(GPS記録)
総上昇量  892m
距 離    11.0km

天候は快晴無風で、絶好の登山日和でした。
登山道は登山口から長い階段の急登が続き、まだ登山に順応していない身体にはこたえます。

この急登を登り切るとやや平坦になり、お花畑が続きます。時期的にあまり期待していなかったのですが、素晴らしいお花畑が続いていました。

それを過ぎると最後は大きな石が一面を覆っている緑岳本体の登りになり、石の上に表示されているペンキを頼りに慎重な登山が要求されます。

緑岳本体の登山道の状態は、札幌の手稲山のガレ場から上部の登山道とほぼ同じレベルで、一抱えもある連続した石の上を歩いていきますが、距離はこちらの方がずっと長いです。

今回は2時間半弱で登っていますが、登り甲斐のある山です。
緑岳山頂で、先に登って休憩していた男性登山者1名が、白雲岳避難小屋まで行くと云うので、同行させて貰いました。

小屋に到着後、この男性と色々と山の話をしました。私より3つ若く、まだ仕事をしていると云っていました。この男性も私と同じで単独行で全道を歩いているようでした。

クワウンナイの沢登りや、芦別岳本谷の登攀なども一人でやっているとのことで、とうてい私の及ぶところではありませんでした。

川で流されて木に掴まって助かったとか、滝壺に落ちた話などかなり危険な経験も多くしているようでした。
私も単独行が多いですが、上記の様な危険な場所には足を踏み入れないようにしています。

層雲峡のオートキャンプ場に向かう途中で、「黒岳の湯」に入り汗を流しました。
少し疲れてきたので、店で栄養のあるものを買って当日は早めに就寝しました。


緑岳070819−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



緑岳070819−2

GPS軌跡




緑岳070819−3

展望は最高です。




緑岳070819−4
登山口付近の水蒸気の噴出状況
そばまで行けます。足下から噴気が上がるので
少し不気味です。



緑岳070819−5
お花畑
花が小さいので写真では迫力が出ませんが、
実際は素晴らしい景観です。



緑岳070819−6

白雲岳避難小屋のそばに咲いている「クモイリンドウ」




緑岳070819−7 緑岳070819−8 緑岳070819−9

2007年8月21日(火)
手塩岳に登りました。 (8月18日)

前手塩岳コースで手塩岳に登りました。

駐車場    5時30分
前天塩岳   8時03分 (2時間33分)
天塩岳    9時22分 (1時間19分)
駐車場   12時27分 (3時間05分)

合計所要時間  6時間57分

(GPS記録) ★平成06年8月2日のGPS記録
総上昇量  990m   
距 離    12.8km

(今年3回目のキャンプ登山)
車中泊では2回目になるキャンプです。

8月17日 札幌発        (天塩岳ヒュッテ駐車場泊)
8月18日 天塩岳登山     (層雲峡オートキャンプ場)
8月19日 緑岳登山      (同上)
8月20日 赤岳・白雲岳登山 (帰宅)

手塩岳登山
週間天気予報では、上川地方は当日から晴れの予報が出ていたのですが、登山中は殆ど雲の中で、登山口に到着する頃に雲が切れてきて陽もさしてきました。

時間帯別の天気予報を確認しないで自宅を出発したので、翌日の後半から天候が回復するという情報を見落としていたかもしれません。

何れにしても天塩岳縦走は6〜7時間程度を必要としますし、下山後に層雲峡まで移動しなければならないため、登山の出発時刻は早朝になります。

当日は登山道が濡れており、加えて濃い雲の中に入っているために見通しが効かないので、慎重に歩きました。当日のこのコースは私が一番手のため、慎重な判断が要求されます。

前手塩岳の山頂では、あまりの濃霧のため引き返すことを真剣に考えましたが、過去に3回の登山経験があるので取り敢えず慎重に出発しました。

天塩岳を通過して避難小屋の手前で、反対側から登ってくる男性登山者2名に初めて会いました。悪天候のときは、他の登山者にあうと気持ちがホッとします。

避難小屋の100mほど上の登山道には、真新しい熊の糞がありました。間違いなく熊の生息域に踏み込んでいることを実感します。

私の後から同じコースを歩いた別の登山者の話では、天塩岳山頂を少し下った所にも、古い熊の糞があったということですが、私は見ていませんでした。

宿泊した17日は土曜日のため、多数の登山者の宿泊を予想していたんですが、実際は私を含めて4名のみでした。車は3台のみで、2台はキャンピングカーで私を含めて全員が車中泊でヒュッテ利用者はいませんでした。

層雲峡へ向かう途中で、何時も利用している愛別の協和温泉に入って汗を流しました。
層雲峡に到着した時点では天候はほぼ快晴で、明日の好天を予想させていました。

当日、朝5時頃には出発の準備を完了していたのですが、天候が良くないので5時半まで待機していました。

通常は出発準備を始めた時点でGPSの電源を入れるのですが、当日はGPSの電源を入れずにいました。そのため、出発時点でGPSの電源を入れるのを忘れて、前手塩岳の山頂で初めて電源の入れ忘れに気がついて電源をONにしました。

今回のGPS軌跡は、欠落部分を前回のGPS軌跡から流用しています。また、総上昇量と距離は前回の実績を載せています。


天塩岳070818−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



天塩岳070818−2

GPS軌跡




天塩岳070818−3 天塩岳070818−4 天塩岳070818−5






天塩岳070818−6

天塩岳山頂




天塩岳070818−7
登山道上の熊の糞
天塩岳避難小屋の少し上にありました。
通常直径が30cm程度あります。



天塩岳070818−8

登山道の初めの部分にある厚板の橋

2007年8月16日(木)
別のパズルを解くプログラムを作りました。

次回のキャンプ登山の準備は完了しているのですが、残念ながら天候が雨模様のため自宅で待機しています。

明日(17日)から全道的に天候が回復傾向になるようなので、そろそろ出かける予定です。

前回新聞に載っていたパズルを解くプログラムを作りましたが、今回も自宅での待機時間を利用して、同じ新聞に載っていた別の種類のパズルを解くプログラムを作りました。

今回のパズル「カツクロ」は、前回の「数独」よりも格段に難しく、プログラム作成に少し苦労しました。

自分で解いても結構大変で、知恵を絞って解を見つける必要があります。
人間の場合は、一度に表全体を見まわして、上下左右の桝の関連をチェックできます。
そのため、解のヒントを得られやすく、ここがプログラムによる処理と違うところです。

プログラムは自分で解いた手法とテクニックをそのまま織り込んで作っています。
プログラムの大きさは約1000行程度になりました。

一桝でも条件が変わったり解が出た場合は、表全体を再計算させています。パソコンの処理が高速なため、処理時間を気にしないでプログラムを作成できるのは非常に楽です。

それでも各パズルの処理時間は、それぞれ約1秒程度でした。
処理に時間を要するプログラムを作成する場合は、処理速度向上(最適化)に苦労するのですが、この程度のプログラムでは全くその必要はありません。

前回のプログラムは、画面に処理過程を多く表示しているために2秒程度かかっていますが、画面表示を減らすと処理時間は殆ど一瞬です。

たまにプログラムを作るのは頭の体操になって、ボケ防止にも役立っていると思います。これでプログラムの作成は終了して、明日からはまた登山に専念する予定です。


パズル070816−1 パズル070816−2






パズル070816−3 パズル070816−4






パズル070816−5 パズル070816−6






パズル070816−7 パズル070816−8

2007年8月14日(火)
富良野岳〜カミホロカメットクを縦走しました。 (8月13日)

十勝岳温泉から富良野岳〜三峰山〜上富良野岳〜上ホロカメットク山を縦走しました。

駐車場     5時15分
富良野岳    7時41分 (2時間26分)
三峰山     9時12分 (1時間31分)
上富良野岳  9時54分 (    42分)
上ホロ    10時11分 (    17分)
上富良野岳 10時37分 (    26分)
駐車場    12時25分 (1時間48分)

合計所用時間  7時間10分

(GPS記録)
総上昇量   約1150m <逆算値1180m〜1100mの間>
距 離     13.1km

前日の悪天候が嘘のように晴天・無風で快適な登山日和となりました。
十勝岳温泉からも富良野岳がハッキリと見えて、登山意欲を掻き立てます。

全国的に気温が上がっており、北海道でも十勝岳温泉に地理的に近い芦別でも気温36度Cを記録するなど、今年一番の気温になっています。

これほど気温が上がってくると高い山には積乱雲が発生することが多いので、落雷の危険性を考えなければなりません。

そのため、積乱雲の発生前のできるだけ早い時刻に登山を終了する必要があるので、今回の様な早朝出発となります。
勿論、長時間(7時間)の山行ですから、登山終了予定時刻から出発時刻を逆算して決める必要もあります。

以前に美瑛岳から十勝岳への縦走を計画して、美瑛岳山頂に到着した時点で稜線に雲が湧いてきたため、縦走を断念してそのまま下山したことがあります。

縦走路は全く草木が無く、隠れる場所もない見通しのよい場所にあるので、雷に遭っても避難することができません。

富良野岳はお花畑がひろがっていて大変綺麗です。三峰山への縦走路にも若干花はありますが、富良野岳本体のお花畑が最高です。
小型カメラで撮った写真ですが、私のHPの「写真館」に追加する予定です。

車の燃費について
中古で購入したカローラワゴンは、常時4輪駆動で車両重量が前の車よりも大きいため、燃費がどうなるか心配でした。
しかし以前のサニー(前輪駆動)とほぼ同じ燃費となりましたので一安心しました。

この結果からみると、「常時4輪駆動+重量増加」という燃費には悪条件が重なったのに同じ燃費で済んだのは、基本的にカローラワゴンの燃費が良かったからかも知れません。まだ1回のみの計測ですので、もう少し確認が必要です。

総走行距離    308km
         (全線一般道利用、札幌〜桂沢湖〜富良野〜吹上温泉の往復)
ガソリン消費量  23リットル
燃 費       13.4km/リットル

GPS記録の精度について
今回は、十勝岳と富良野岳縦走を一括して計測したため、GPSの総上昇量の数値の把握が上手くいっていません。

GPSの詳細データ
 十勝岳      1450件
 富良野岳縦走  1746件

上記個別データの上昇量を加算すると、実際の上昇量をかなりオーバーしてしまいます。
歩いているときに高度の測定誤差が発生するため、細かい高度差(+、−)が連続して発生して、誤差を相殺している場合があります。

この相殺を無視してプラス値またはマイナス値を単純に集計すると、実際の上昇量をオーバーする事になります。

ただ、後からこの小さい高度差データをみても、GPSの測定誤差の相殺分なのか、実際の高度の変動なのかは正確には判りません。

一番良い解決策は、山行つどGPSデータをパソコンに格納して、GPSのデータをリセットすることです。今回は車中泊のテストに重点をおいたため、ノートパソコンは持参しませんでした。


富良野岳070813−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



富良野岳070813−2

GPS軌跡




(登山道にて)

富良野岳070813−3 富良野岳070813−4 富良野岳070813−5






富良野岳070813−6 富良野岳070813−7 富良野岳070813−8

2007年8月14日(火)
十勝岳に登りました。 (7月12日) 今年2回目です。

望岳台から十勝岳山頂を往復しました。

駐車場   5時03分
山頂着   7時34分 (2時間31分)
山頂発   7時55分 (    21分)
駐車場   9時59分 (2時間04分)

合計所用時間  4時間56分

(GPS記録)
総上昇量  約1200m 
距 離    10.95km

(今年2回目のキャンプ登山)
車中泊では初めてになるキャンプです。

8月11日 札幌発    (白銀荘 駐車場泊)
8月12日 十勝岳登山 (白銀荘 駐車場泊)
8月13日 富良野岳〜カミホロカメトック登山 (帰宅)

車中泊のテストを兼ねたキャンプでしたので、2泊で切り上げて札幌に戻りました。
車中泊は概ね良好でしたが、やはり運転席側のカーテンが必要であることが判りました。
荷物室が狭いため荷物類は3個の箱に入れています。就寝時はその2個を左側に縦に並べ、残りの1個をその上に重ねて、ザック・登山靴類は、もう一つの箱の上に格納します。
右側半分には折り畳み式ベッドを拡げます。就寝用には登山用寝袋を流用しています。

これでテント泊の場合と同じ就寝スペースを確保できます。しかし、箱の中の物を後から取り出すことができませんので、周到な準備が要求されます。

就寝前に朝食材料を助手席に用意しておき、ベッド・箱類を移動しなくても直ぐに朝食の準備を開始できるようにするなど、運用面のコツが少し判ってきました。

細かい部分では、やはりテント泊とは違います。テント泊では必要な道具類を直ぐ使える状態でそばに置いていますので、朝食準備などは即時に開始できます。
車中泊の場合は、なにをやるにも一旦車外に出なければならないのが少し不便です。

下の車の写真は、車中泊に使用したカローラワゴンです。
下山後、登山用品を干しています。右側の空色の物が、二つ折りしたベッドです。

狭いですが、車内に総ての物を格納した状態で就寝できるので、風雨時でも安心できるのが取り柄と云えるでしょうか。テントの設営・撤収が無いのはやはり楽です。

運転席側のカーテンの取り付けや、細かい点の改善を行って,次回のキャンプのための準備を進めています。

(十勝岳登山)
天気予報では晴れの方向に進むと云っていたのですが、残念ながら十勝岳連邦は天気の回復が遅れて上半分は厚い雲の中で、夕方になっても雲が時々切れる程度でした。

天候が良ければ十勝岳から美瑛岳を回るコースを予定していましたが、濃霧と強風で美瑛岳に向かえる状況ではありませんでした。

視程が非常に悪く、次の黄色ペンキが半分程度歩かないと見えない状況で、前回の登山よりも更に悪い状況でした。ただ、雨は降らなかったのでその点では楽でした。

複数回の十勝岳登山経験があっても、この濃霧の中を進むのは少し勇気のいることでした。

このような悪天候中ではありますが、日曜日のためか復路で沢山の登山者が登ってきました。ツアー登山も数組ありました。

旅行者と思われる人たちが、軽装備でズック靴に近いブロックパターンの殆どない靴で登っているのが気になりました。
何処まで登ったか(登れたか)は判りませんが。

しっかりした登山靴を履いていても滑るのに、そのような靴では下山時にスリップして怪我をする心配があります。


十勝岳070812−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



十勝岳070812−2

GPS軌跡




十勝岳070812−3
十勝岳山頂にて
数mの距離で撮影してもこんな状況でした。
風もかなり強い状況です。



十勝岳070812−4

十勝岳山頂にて
美瑛岳への登山道



十勝岳070812−5

登山道にて




十勝岳070812−6
車中泊用のカローラワゴン
右側の空色の物が、二つ折りしたベッドです。
登山終了後に登山用品を干しています。


2007年8月10日(金)
藻岩山に登りました。

旭山記念公園から藻岩山山頂を経由してスキー場登山口まで往復しました。

駐車場   12時17分 
山 頂    13時30分 (1時間13分)
スキー場  14時10分 (    40分)
山 頂    15時13分 (1時間03分)
駐車場   16時43分 (1時間30分)

合計所要時間  4時間26分

今日は気温が27度まで上がったうえ、雨上がりで湿度が高くてムシムシしていて大量の汗をかきました。一週間ぶりの登山で、身体がなまっていたのも原因かもしれません。

登山道では「野いちご」が赤く色づいているのが見られます。試しに2個ほど食べてみましたが美味しく熟していました。

登山道の脇の草を掻き分けてみると、山ブドウが実をつけていました。まだ緑色ですので、食べ頃はもう少し先のようです。

小さな綺麗な花をつけた草が色々あるのですが、花があまりにも小さいので、カメラのピントが自動では上手く合ってくれません。下の写真もすこしピンぼけしています。
手動でピント合わせができる大型カメラの出番のようです。

日曜日から天候が回復する予報がでています。様子を見て、明日か明後日には2回目のキャンプ(今回から車中泊)に出かけることにします。

このキャンプは車中泊のテストも兼ねていますので、短期間で切り上げて、発生した問題点を改良して3回目のキャンプに備えることになると思います。


藻岩山070810−1

野いちご
大変美味でした。



藻岩山070810−2

山ぶどう
もう暫く時間が必要なようです。



藻岩山070810−3






藻岩山070810−4 藻岩山070810−5 藻岩山070810−6






藻岩山070810−7 藻岩山070810−8 藻岩山070810−9


2007年8月9日(木)
北海道は雨が続いています。早く晴れて!!

このところ北海道は梅雨に入ったようです。まだ数日は雨の予報が出ています。
キャンプに出かける用意はできているので、後は天候の回復を待つばかりです。

カーテン取り付け
中古で購入したカローラワゴンの車内にカーテンを取り付けました。
取り付け場所は両サイドとリア側の3箇所で、真っ黒な生地のカーテンですので、外からは車内の様子は全くわかりません。

使用時以外は開けて隅に寄せて留めておくことができますので、車内が暗くならずにすみます。
運転席側の対策はまだですが、現在どのようにするか思案中です。

プログラム作成
時間をもてあましていたので、久しぶりにパソコンでプログラムを作成しました。
下の写真にある、数字の穴埋めをするパズルを解くプログラムです。
使用ソフトはマイクロソフト社の「VISUAL BASIC 5.0」です。

こういう件数(数字)の多いものは、組み合わせが天文学的な数になりますので、いくらパソコンの処理速度が速くなったとはいえ、総当たり方式ではチョット無理かもしれません。

そこでまず自分で解いてみて思考方法(手順)を確かめたあと、パソコン処理に合うようにアレンジして基本設計(仕様の作成)をします。

ここまでが一番大変で、これが出来上がれば後は機械的にプログラムを書いて行くだけです。プログラムの完成までに2日間かかりました。

現役を引退して大分時間が経っていますので、プログラムの作成速度が大分鈍っています。それに、得意としていたプログラム言語ではないのでなおさらです。

プログラムの実行時は、画面に原始データーを入力していきます。(写真参照)
計算実行に掛かる時間は約2秒弱です。パソコンの処理速度が速くなっているので、まあこんなものでしょうか。

作成に時間をかけた割には処理時間が短すぎるので、心情的にはもう少し時間をかけて計算してくれと云いたい気になります。

もう10年以上も前になりますが、同じようにパズルを解くプログラムを作成してパソコンで実行したときは、数時間かかりました。

その頃と比べると、今のパソコンの処理速度は2桁以上も上がっているので、多分それが処理時間に反映されているのでしょう。


パズル070809−1

8月4日(土) 朝日新聞
数独(すうどく)



パズル070809−1

設問データを入力した状態です。(設問4)
空欄には「ゼロ」を入れます。



パズル070809−1
計算実行結果です。
計算過程のチェックのため、少し余分なものも
表示させています。

2007年8月7日(火)
航空自衛隊の千歳基地航空祭に行ってきました。 (8月5日)

航空自衛隊の千歳飛行場で毎年開催される航空祭に行ってきました。だいぶ以前に行ったことがありますが、今回は久しぶりです。

当日は雲が低くて、隣接した民間の千歳空港から出発した旅客機も直ぐに雲に入ってしまう状態でした。そのため、残念ながらブルーインパルス等の展示飛行は中止されてしまいました。

展示されている飛行機はあまり変わり映えしませんでしたが、最新鋭機として「F−2A/B支援戦闘機」が展示されていました。

このF−2はF−1の後継機として日本独自の開発を計画したものでしたが、米国から横やりが入り紆余曲折のすえ共同開発となり、F−16をベースに開発されたものです。そのため外観的にはF−16の名残を残しています。

しかし、巨額の開発費をかけたわりには、最後まで主翼の強度不足が解決できずに運用面でカバーするなど、性能的には完全な成功作とは云えないようです。

天候があまり良くないのにかかわらず観客は大勢つめかけていました。
写真を撮り終わったあとも天候回復の見込みがなさそうなので、12時前に会場を後にしました。

やはり航空祭はブルーインパルス等の曲芸飛行がないと寂しいです。これも天候の都合ですので致し方ありません。

この天候の直接の原因は、前日に北海道の南を通過した台風の影響ですが、その後も北海道は雨などが続いています。

できれば今日(7日)あたりは、2回目のキャンプで「手塩岳・大雪・十勝岳方面」に出発したかったのですが、残念ながらまだ数日間は雨の予報が出ています。天候の回復を祈るばかりです。

「写真館」に今回の航空祭の写真をアップしました。


航空祭070807−1

千歳基地航空祭の会場
9時頃には沢山の人が詰め掛けていました。



航空祭070807−2

ブルーインパルス
結局天候不良で飛びませんでした。



航空祭070807−3

記念撮影のサービス
撮影用の「制服と対戦車兵器」を貸し出していました。



航空祭070807−4

UH−60J救難救助機のデモ
隊員がヘリから下降し、負傷者を救助してヘリに収容します。



航空祭070807−5

同上ヘリの回転翼のアップ写真です。
複雑な構造をしています。



航空祭070807−6

AH−1S攻撃ヘリの回転翼のアップ写真です。
こちらの方は、簡潔な構造になっています。

2007年8月3日(金)
藻岩山に登りました。

旭山記念公園から藻岩山山頂経由でスキー場登山口まで往復しました。

駐車場       11時01分
藻岩山山頂    12時15分 (1時間14分)
スキー場登山口  12時51分 (    36分)
藻岩山山頂    13時59分 (1時間08分)
駐車場       15時23分 (1時間24分)

合計所要時間   4時間22分

前日九州を横断した台風が日本海にあって、明日は北海道に接近ならびに上陸が予想されていました。今日は北海道上にある前線の影響で、全道的に雨の予報でした。

自宅から見ると、藻岩山もスッポリ雲の中でしたが、強い雨雲が無かったので登山に出発しました。こういう状況ですから、遠くには行けません。

明日は自家用車の入れ替えを行います。平成10年7月に購入した現在の車ともお別れで、今日がこの車による最後の登山となりました。走行距離は8万km強でしたが、事故・故障もなく良く走ってくれました。感謝!!

デーラーで車検整備を行ってきたので、車の整備状態は万全で調子も良好です。これから中古で購入される方には、きっと満足していただけるものと思っています。

この車は前輪駆動のため山道ではあまり無理ができませんでした。次の車(カローラワゴン・中古車)は4輪駆動ですのですこしは安心です。もっとも市街地用の車ですので、SUVの様な無理はできませんが。

8月5日は、千歳の航空自衛隊の「航空祭」が行われます。天候が良いようでしたら、電車で行ってみたいと考えています。

(8月03日 登山道にて撮影)

藻岩山070803−1 藻岩山070803−2 藻岩山070803−3






藻岩山070803−4 藻岩山070803−5 藻岩山070803−6






藻岩山070803−7 藻岩山070803−8 藻岩山070803−9

2007年8月1日(水)
手稲山に登りました。

平和の滝コースで手稲山に登りました。

駐車場   8時17分
山頂着  10時29分 (往路 2時間12分)
山頂発  10時41分 (休憩     12分)
駐車場  12時50分 (復路 2時間09分)

合計所要時間   4時間33分

(GPS記録)
総上昇量   748m
距 離     11.32km

今日は天候も良く無風で気温も適温で、快適な登山日和でした。
下の写真のとおり、登山道の一部で紅葉が始まっています。実をつけ始めたものもあります。チョット気が早いように思うのですが。

相変わらず「熊情報」が出ています。6月にも情報があったので、このところ連続です。
今回は2週間前の情報で、今回歩いた登山道上の登山口に比較的近い場所での情報で、こんなに近い場所の発見情報は珍しいことです。

熊が登山道上に糞をする割合はどの位あるのでしょうか?
数回〜数十回に1回の割合とすれば、かなりの回数登山道に現れていることになります。
熊の活動時間帯である早朝・薄暮の登山を避けるのは当然として、「熊避け鈴」をつけて歩くことが必須と思います。

私は「熊避け鈴」を2個以上と、「熊避けスプレー」を必ず携帯しています。

「DC/ACインバーター」の購入
駐車場からの帰路で、ヨドバシカメラに寄って「DC/ACインバーター」(定格容量 160W)を購入しました。
これは車のシガーソケットに接続して、交流100Vの電気を利用可能とする機器です。

車でノートパソコンを利用するために購入しました。ノートパソコン用のAC100V充電器の消費電力が最大で150Wですので、ギリギリ間に合う容量です。

私のノートパソコンはバッテリーの容量が小さいため、バッテリー駆動では1時間程度しか使用できません。容量2倍のバッテリーは既に販売が終了しています。
現在のバッテリーも、修理対応で辛うじて入手できる段階にきています。

携帯GPSの記録データは、満杯になると先頭から上書きされて消えてしまうため、事前にパソコンに取り込んでやる必要があります。
また写真データも、早めにパソコンに取り込んでおくと安心できます。

ノートパソコンは、上記のデーター保存用に6年前に購入したものですが、あまり活用していませんでした。今般、自家用車を車中泊が可能な車(中古)に替えるのを機会に、ノートパソコンの有効活用を図ることにしました。

ノートパソコンは有線ではインターネットに接続可能ですが、無線でインターネットに接続する機器はつけていません。必要に応じて機能を追加していくことにします。


手稲山070801−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



手稲山070801−2

GPS軌跡




手稲山070801−3

山頂の手稲神社奥宮の入り口にあるキツネの像
かなり怖い顔をしています。



手稲山070801−4

登山道の大きな石
ガレ場から稜線にいたる間はこのような道が続きます。



手稲山070801−5

紅葉が始まりました。




手稲山070801−6

2週間前の熊情報です。
今日もこの場所を歩いています。



手稲山070801−7

山頂にて




手稲山070801−8

登山道にて




手稲山070801−9

登山道にて
名前を調べてみましたが、手持ちの資料では判りませんでした。


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