大夕張コースで、夕張岳山頂を往復しました。
駐車場 07時14分
分岐上 08時45分 (1時間31分)
山頂着 11時12分 (2時間27分) (往路 3時間58分)
山頂発 11時25分 (0時間13分) (休憩 13分)
分岐上 13時36分 (2時間11分)
駐車場 14時47分 (1時間11分) (復路 3時間22分)
合計所要時間 7時間33分
(GPS記録)
総上昇量 1049m
総下降量 1109m
累積標高(+)トラック 1288m
累積標高(+)地形 1315m
TP積算距離 14.37km
次のキャンプ登山は道東地区を予定していますが、ここ数日は天候が悪そうなので、自宅で待機中です。
今日の空知地方の天候は「前夜は降雨があるが、日中は回復する。」予報になっていました。
そのため、この天気予報を信用して、札幌から日帰りで夕張岳を登ることにしました。
この山は危険な所が無く、雨中登山の経験もあるので、多少天候が悪くても登山を決行することにしました。
(林道)
今日は5時前に自宅を出発して、7時頃に登山口に到着しました。
林道の状態は、前夜の雨のために水溜まりが多数ありましたが、路面は意外と確りしていました。
ただ、林道が深い沢の縁を通っているので、沢側の斜面が崩れている所では、林道路面も少し崩れているところが数カ所ありました。
その内一箇所だけは、林道の崩れている部分が大きく、車は誘導テープに従って、山側をギリギリ通過するような状態でした。
この場所は、いずれ何らかの対策工事が必要になりそうです。
(夕張岳)
私が準備中に車が4台到着して、男性10名のグループが準備を始めました。
私が先に出発しましたが、登山記録を見ると、既に6名程度が出発していました。
往路の1回目の休憩中に、この男性グループが直近まで迫ってきましたが、追い抜かれる前に出発しました。
このグループと再会したのは、復路で夕張岳本体の登りの始まる辺りでした。やはり、途中でペースが落ちたようです。
天候は予報どおり回復して、登山中は曇りで、復路では時々晴れて日射もありました。
登山道は良く整備されていて、危険な場所はありませんでした。
木道も、表面は乾いていて、滑るようなことはありませんでした。固定用ボルトの穴はまだ水が溜まっていました。
風は山頂部分で少し強い程度で、それ以外では微風でした。
私が山頂に到着したときは、名古屋から来た男性1名が食事中でした。この男性は健脚で、往路では私よりもかなり速い速度で歩いていて、私を簡単に追い抜いていきました。
身体を冷やしたくなかったので、山頂では写真撮影だけをして直ぐに下の神社まで下りました。
そこでも、足を冷やしたく無かったので、簡単な食事と写真撮影をしただけで、直ぐに下山を開始しました。
総上昇量が1300m弱あり、歩行距離も14km程度になりますので、中級クラスの山とはいえ、かなり登りごたえのある山です。
(ヒグマ)
先の10名の男性グループは、林道の舗装部分で、小熊が林道を横断しているのを目撃したと話していました。
登山道では、冷水コースの入口に熊情報が表示されていました。(詳しい内容は、写真を参照願います。)
ここでも、ヒグマが人慣れしていて、人間が鈴を鳴らしたり、大声を上げても全く動じない状況が報告されています。
同じような例を、昨年、大雪山系高原温泉のヒグマ対策センターでも聞いています。
人間側が熊の捕獲・駆除を止めたため、熊側の人間に追い回された記憶が薄れてきて、人間に対する警戒心が薄れてきたのが原因と思われますが、今後どうなっていくのか心配です。熊による人身事故が起きなければ良いのですが。
取りあえず出来る対策としては、鈴を鳴らしたり、熊よけスプレーを携行することです。
夕張岳の花の写真は、別途写真館にアップします。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
夕張岳山頂です。
少し風があり、遠方視程はやや不良でした。
山頂から直下の神社を見る。
神社側から山頂を見る。
木道です。
上部の方は、木道が延々と続いています。
冷水の沢です。
水量は多くありませんでした。
分岐下(冷水、馬の背コース)です。
冷水側に、熊情報のカンバンがありました。
熊情報カンバンの下半分の内容です。
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