平成23年山行記録


2011年8月26日(金)
十勝岳に登りました。 (8月23日)

望岳台コースで、十勝岳山頂を往復しました。

駐車場       05時33分
避難小屋     06時34分 (1時間01分)
山頂着       08時33分 (1時間59分)
山頂発       08時50分 (0時間17分)
避難小屋     10時40分 (1時間50分)
駐車場       11時37分 (0時間57分)

合計所要時間  6時間04分

(GPS記録)
総上昇量   1125m
総下降量   1138m

累積標高(+)トラック   1259m
累積標高(+)地形    1144m

TP積算距離    11.32km

(8月23日 十勝岳登山)

足の状態が良ければ十勝岳〜美瑛岳の縦走を予定していましたので、4時に起床して朝食を摂った後、5時半に登山口を出発しました。

避難小屋の直ぐ先から続く石ころだらけの急坂の途中で、本州から来た夫婦連れが追いついて来ました。

十勝岳は始めてだと云うことでしたので、山頂を往復して避難小屋に戻るまでご一緒しました。

雲が低く十勝岳は全く見えない状態で、風も少し強く吹いていました。

視程も良くありませんでしたが、風が引き返す程強くはなかったので、何とか十勝岳には登れるだろうと話合いながら先に進みました。

山頂は雲の中で、遠方視程は全くありませんでした。

足の状態は良かったのですが、この天候状態を勘案して美瑛岳への縦走は断念しました。

縦走経験のあるコースですので、無理をすれば歩けるのですが、途中で故障が発生した場合には全く支援を受けることができません。

また、この様な視程不良の中を道標を探しながら歩いても、全く楽しくありません。

GPSを携行しているので、道を大きく外すことはないとは思いますが。

前後して登ってきた男性2名のグループが、この天候状態の中を美瑛岳に向けて出発したい様子でした。

話を聞くと、このコースは始めてと云うことで、前日宿泊した夕張岳登山口の小屋の管理人からも、視程の悪いときは登山道が判りづらいとの注意を受けていたようでした。

そのため、私からもこの天候状態では無理をしない方がよいとアドバイスをして、一旦は諦めた様子でした。

しかし、その後更に後から登ってきた登山者の中に、これから美瑛岳に向かうという人が現れて、どうやらその人と一緒に美瑛岳に向かうことにした様子でした。私たちは先に下山したので、その後の経緯はわかりません。

十勝岳本体の登りに掛かる部分の沢には、まだ残雪が多く残っていて、例年よりも多いと感じました。登山道に雪はありません。

復路の避難小屋の手前の急坂で写真を撮るため、ご一緒した本州の夫婦とはそこで別れました。

避難小屋に到着したときに、大勢の中学生が登って来ました。十勝岳山頂まで登る予定とのことでした。(バス2台)

完全な登山装備をしているのは、引率の先生1名のみで、生徒達はズック靴に小さなザックを担いでいるだけでした。

その後、高校生の団体とも交差しました。こちらはスリバチ火口まで登ると云っていました。(バス2台)

こちらは登山装備者はおらず、状態は中学生とほぼ同じでした。

人ごとながら、大勢の生徒達を引率して登山遠足をする場合に、捻挫や怪我に対してどのような準備をしているのか気に掛かります。

駐車場(望岳台)に到着した時点で雨が降り始めましたので、多分この2グループも雨に遭ったのではないかと思います。

就寝時点で足に疲労感(違和感)が残っていたため、翌日は休養日にすることにしました。


十勝岳

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


十勝岳

GPS軌跡




十勝岳

十勝岳山頂です。
雲の中のため、遠方視程は殆どありませんでした。



十勝岳

十勝岳本体の登り口付近の沢に残っている雪です。
例年よりも多いと感じました。



十勝岳

登山道にて




十勝岳
避難小屋です。
新しいため、まだ確りしています。
水とトイレはありません。



十勝岳
避難小屋付近で見掛けたグループです。
(上)中学生で、山頂を目指していました。
(下)高校生で、スリバチ火口までと云っていました。



十勝岳

十勝岳、美瑛岳分岐の標識です。




十勝岳

登山道にて
中腹より上には、草木は全くありません。

平成23年山行記録
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