平成26年山行記録


2014年9月1日(月)
前天塩岳〜天塩岳を縦走しました。 (8月29日)

前天塩岳コースで、天塩岳を縦走しました。

駐車場      05時00分
分岐下      05時27分 (0時間27分)  
旧道分岐     05時51分 (0時間24分)  
前天塩岳     07時35分 (1時間44分) (2時間35分)
天塩岳      08時57分 (1時間22分) (1時間22分)
避難小屋     09時39分 (0時間42分)  
円山        10時18分 (0時間39分) (1時間21分)
分岐上      11時09分 (0時間51分)  
分岐下      11時41分 (0時間32分)  
駐車場      12時10分 (0時間29分) (1時間52分)

合計所要時間  7時間10分

(GPS記録)
総上昇量   745m
総下降量  1025m

累積標高(+)トラック   1155m
累積標高(+)地形    1152m

TP積算距離    13.56km

前日に天塩岳登山口駐車場に到着した時点では、まだ登山中の登山者の車が数台駐車していました。

翌日登山予定者としては、私が最初に到着しました。

その後男性1名が到着し、その後更に男性1名が到着しました。その後も数台到着しました。

私が下山してきた男性単独登山者に登山道の様子を確認したところ、この登山者は前天塩岳の橋の流されている部分の徒渉が難しいと判断してそこから引き返し、天塩岳山頂往復に切り替えたと話していました。

その後高校の山岳部と思われるグループが下山してきたので話を聞くと、このグループは「天塩岳→前天塩岳」の順番で縦走し、前天塩岳の徒渉部分を通過してきたとのことでした。

その時は、水量は多くなく、流れの中の石の上を歩くことで、登山靴を濡らさずに徒渉したとのことでした。

私の後に駐車場に到着した登山者は、関係先に電話で登山道の状態を事前に照会してきたそうで、応対した係員は実際に登山道を調査しており、安全に通過できると回答したそうでした。

3番目に到着した登山者とも相談して、私を含めた単独登山者3名で臨時のパーティをつくり、明日は5時に一緒に出発することにしました。

コースは、予定どおり「前天塩岳→天塩岳」の順番で縦走することにしました。

このコースは、前天塩岳手前に板を渡しただけの複数の橋があり、急な降雨などがあると増水で渡れなくなる可能性もあります。

今回は、数日前の豪雨のため、最後の橋が流されており、小屋の入口にもその旨の表示がありました。

そのため、私の場合は必ず前天塩岳を先に登ることにしています。もし問題があれば、安全に引き返すことができます。

逆に「天塩岳→前天塩岳」の順番で縦走すると、前天塩岳を下山した段階で橋が渡れないと、非常に困った状態になります。

引き返すのは、時間的な余裕や、水、食料の関係、体力的な面からみても殆ど難しいと思われます。

無理に徒渉すると、事故を引き起こす可能性があります。

そのため、このコースを縦走する場合は、前天塩岳側から登ることをお奨めします。

私はこのコースを複数回登山していますが、同行した2名は本州からきた登山者で、天塩岳は初めてとのことでした。

駐車場〜前天塩岳は私が先頭で歩き、前天塩岳〜滝上町コース分岐間、分岐から天塩岳間は、それぞれ本州からきた登山者が交代で先頭を歩きました。

天塩岳〜円山〜駐車場は、私が先頭で歩きました。

私は、下山時の歩行速度が一般の人よりも遅いので、道案内を兼ねて私の遅いペースに合わせてもらいました。

同行した本州の2名は、本州の山の登山では、かなりのベテランのようでした。(写真7)

その内の1名が、日高山脈のカムエクに行きたいと言っていましたが、私のツアー参加経験からこのコースの単独行動は非常に危険であることを説明しました。

また、私のGPS装置を利用して、地図上の位置を特定する方法を実演し、測地系などについても説明を行いました。

天候は快晴・適温・無風で、快適な登山日和でした。

前天塩岳・天塩岳・円山山頂から見る景色は最高でした。

即製のパーティでしたが、和気あいあいとした雰囲気で楽しく山行ができました。

下山後、駐車場で分かれましたが、私は一般道経由で夕方札幌の自宅に戻りました。


総走行距離  1180km (高速道路は使用せず)

自宅から阿寒湖に向かう時は、従来の日勝峠を走ってみましたが、殆どの車が高速道路を利用しているためか殆どガラガラの状態で、快適に走ることができました。

(GPSの誤計測)
写真1のとおり、GPSの誤計測が発生していました。

どうやら、旧道分岐で休息した際に、ザックの上蓋を開けた時に上蓋に入れていたGPS装置が下向きになり、GPS衛星電波を一時的に受信できなくなったことが発端ではないかと推測されます。

一度テストしてみる予定です。


天塩岳
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



天塩岳

GPS軌跡
2012−08−03登山時のグラフを利用しました。



天塩岳

前天塩岳です。




天塩岳

前天塩岳山頂です。




天塩岳

滝上町コース分岐です。




天塩岳

天塩岳です。




天塩岳

天塩岳山頂です。




天塩岳

円山山頂です。




天塩岳

前天塩岳山頂にて




平成26年山行記録
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