平成21年山行記録


2010年9月8日(水)
暑寒別岳に登りました。 (9月7日)

暑寒コースで、暑寒別岳山頂を往復しました。

駐車場      06時17分
5合目       08時26分 (2時間09分)
滝見台      09時08分 (0時間42分)
扇風岩      09時39分 (0時間31分)
9合目       10時14分 (0時間35分)
山頂着      10時45分 (0時間31分) (往路 4時間28分)
山頂発      10時55分 (0時間10分) (休憩     10分)
滝見台      12時18分 (1時間23分)
5合目       12時47分 (0時間29分)
駐車場      14時24分 (1時間37分) (復路 3時間29分)

合計所要時間  8時間07分

(GPS記録)
総上昇量   1184m
総下降量   1237m

累積標高(+)トラック   1471m
累積標高(+)地形    1302m

TP積算距離    17.43km

雨に降られたので、暑寒別岳に登頂後まっすぐ自宅に戻りました。

(9月6日 移動日)
高速道路が岩見沢市以遠は無料なので、札幌から高速にのり深川JCT経由で留萌市に入り、増毛町に向かいました。

所用時間的にはこのコースが2時間半程度で一番短いですが、走行距離は一般道路経由よりも約50km程多くなります。

午後3時頃に暑寒荘に到着しましたが、当日は登山者がいなかったこともあり、車は一台も駐車していませんでした。

早速、登山届けを確認に行きましたが、4日(土)に10名ほど登山者名が記入されていましたが、5日、6日は登山者はゼロでした。

ヒグマ情報が掲示されていて、4日に山頂近くの箸別分岐付近でヒグマが目撃されていたようで、3日前の目撃情報ですので少し緊張しました。

当日夜は私一人だけの宿泊(車中泊)になりました。

良く整備された駐車場ですが、全くの無灯火状態で月明かりもなかったので、夜中にトイレに行くときは少し緊張しました。

この場所に熊が出没することはまず無いでしょうが、ヘッドランプでは広い駐車場の一部しか確認できないのが緊張の原因です。

登山口に一人で宿泊することはたまにありますが、無灯火でも狭くて見わたせる場所や、広くても灯火のあるところではそれほど緊張することはありません。


(9月7日 暑寒別岳登山)
朝4時前にキャンピングカーが1台到着しました。私が出発準備をしているときに車から降りてきたので少し話をしましたが、登山予定とのことでした。

夜中に雨音で目が覚めました。朝4時に起床したときには一応あがっていましたが、食事の準備中にまた少し降りました。

前日計画した出発時刻は5時半でしたが、ラジオの天気予報と空模様の確認のため少し遅らせて、駐車場を6時17分に出発しました。

念のため、雨具を装着して出発しましたが、出発後急速に雲が切れてきて降雨の心配がなくなったので、1合目で雨具を脱ぎ通常の登山スタイルに戻しました。この装備変更に、13分ほど掛かっています。

熊よけ鈴は通常は2個ですが、今回は3個つけました。最大3個までですが、3個つけると自分でもかなりうるさく感じます。

笛を首からぶら下げて、熊よけスプレーを腰につけていますので、この状態が私の最大のヒグマ対策装備です。

登山道には多目の降雨があったらしく、登山道全体が水たまりになっていたり、広い範囲で登山道を水が流れている状態でした。

登山道は石の上を歩くことが多いのですが、雨で濡れているため滑りやすくなっているため、注意が必要でした。

往路は、前回よりも17分遅れていますが、装備変更で13分ほど余分に掛かっているので、ほぼ同タイムです。

しかし、スリップに注意しながら歩いているので、登山道が乾いているときよりは疲れ方が違います。

心配したヒグマは、目撃することなく山頂に到着しました。

山頂到着時は晴天で、遠方視程も良好でしたので、景色を堪能しました。

ただ、あまりのんびりしていて、ヒグマに出没されても困るので、早々に下山を開始しました。

山頂と9合目の間にあるロープ場で、男性2名の登山者に出会いましたが、駐車場には他の車が無かったので、キャンピングカーにはこの男性2名が乗っていたようです。

8合目付近まで下った時点で山頂付近には雲が接近していて、7合目に到着した時点では山頂は完全に雲の中に入りました。

登山道にも雨雲が掛かり始めたので、早めにザックカバーを着け、雨傘を取り出して腰につけました。

とうとう5合目手前から降雨が始まり、一回だけ雷鳴も響きました。

風も強くなりましたが、強く降ったり止んだりの繰り返しでしたので、最後まで雨傘で通しました。

この往復17km以上の登山道を気を遣いながら歩き、おまけに復路の半分以上の行程は降雨でしたので、普段よりは疲れました。

これ以外に、数日前に自宅で重いものを運んだ際に少し腰を痛めており、状態があまり芳しくないのも原因しています。

そのため、一旦自宅に戻り、出直すことにしました。

帰路は、日本海側の最短経路を通り、18時過ぎに自宅に戻りました。

暑寒別岳

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


暑寒別岳

GPS軌跡




暑寒別岳

GPS軌跡




暑寒別岳

暑寒別岳山頂です。




暑寒別岳
滝見台です。
前夜の雨のためか、複数の滝を確認できました。
7合目から6分程度で到着します。



暑寒別岳

扇風岩です。(8合目)




暑寒別岳

8合目付近から見た暑寒別岳です。(中央の奥)




暑寒別岳
ヒグマ情報です。
3日前のヒグマ情報ですので、緊張して登りました。
鈴を3個着けました。(普段は2個です。)



暑寒別岳
暑寒荘です。
内部に炊事場とトイレがあります。
綺麗に清掃されていて、気持ちよく宿泊できそうです。

平成21年山行記録
http://tjmount.com/