平成20年山行記録


2008年10月18日(土)
尻別岳に登りました。 (10月15日)

留寿都コースで尻別岳に登りました。

駐車場   6時44分
山頂着   8時28分 (往路 1時間44分)
山頂発   9時11分 (休憩     43分)
駐車場  11時00分 (復路 1時間49分)

合計所要時間  4時間16分

(GPS記録)
総上昇量    595m

(距離)
軌跡ログ距離   6.30km
沿面距離     6.57km
TP積算距離   6.30km

晴れ・無風の絶好の登山日和でした。

登山届けを見ると、連休中は結構登山者が訪れていたようでした。

当日は平日のためか、登山中は他の登山者とは出会いませんでしたが、下山後に駐車場で出発準備をしているときに、乗用車で男性1名が到着しました。

男性から声を掛けられたので、所要時間と登山道の状態を説明しました。

この男性は、しっかりした装備で経験も豊富そうでした。私と同じく単独で登山をしているようでした。

登山口の出発が7時前のため、登山道はまだ朝露に濡れている状態でした。

急登部分の下部から中間までは階段になっていますが、その上は稜線に抜けるまで連続的にロープが設置されています。

しかし、このロープは設置後かなり年数が経過しているようで、一番下のロープは取り外されて登山道の脇に置かれていました。

支点が壊れたか、またはロープの強度が不足したためでしょうか。

中間でも一箇所、支点の木が折れて倒れてしまい、ロープがない場所もありました。

支点になっている木が弱って、引っ張るとかなり揺れて強度的にかなり心配な箇所もありました。

全般的にロープの経年劣化が目立ち、複数の登山者が一度に荷重をかける様な使い方をされる場合を考慮すると、新品のロープへの更新が必要ではないかと思われました。

基本的にはロープは補助用であって、ロープに全面的に頼ることは避けるように指導されています。

しかし、この尻別岳の急登は、登山道が濡れていると登山靴が滑ってしまい、登り下りとも殆どロープに頼らざるを得ない状態になります。

今回も朝露で登山道が滑り、ロープのない場所では登山道脇の笹に掴まってやっと登りました。

下山時は登山道が少し乾いてきて多少歩きやすかったですが、それでもロープのない場所では笹を掴んでやっと通過しました。

山の紅葉が終わっていたので、旅行を打ち切り札幌に戻ることにしました。

そのため、帰路はできるだけ景色の良いところをということで、まず洞爺湖に向かい湖畔を半周したあと、大滝区、美笛、支笏湖、千歳経由で自宅に戻りました。

尻別岳081017−1

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


尻別岳081017−2

GPS軌跡




尻別岳081017−3 山頂の標識
標識の手入れをしました。
杭の穴に笹の茎を入れて動かないようにしたあと、
標識を縛り直しました。



尻別岳081017−4

登山道の平坦部と急登部の下部




尻別岳081017−5
急登の手前から全体を見る
正面から撮影しているので、
写真では傾斜の度合いがよく判りません。



尻別岳081017−6

取り外されていたロープ




尻別岳081017−7

羊蹄山山頂の雲
雲の上面に、更に上空の雲の影が映っています。



尻別岳081017−8

登山道にて




尻別岳081017−9

熟れて自然に裂けたのでしょうか?
同じような状態の果実が沢山落ちていました。

平成20年山行記録
http://tjmount.com/