平成25年山行記録


2013年8月20日(火)
羅臼岳に登りました。 (8月15日)

岩尾内温泉コースで、羅臼岳山頂を往復しました。

駐車場      05時28分
弥三吉水     06時59分 (1時間31分)  
銀冷水      08時01分 (1時間02分)  
羅臼平      09時00分 (0時間59分)  
山頂着      10時18分 (1時間18分) (4時間50分)
山頂発      10時26分 (0時間08分) (0時間08分)
羅臼平      11時30分 (1時間04分)  
銀冷水      12時20分 (0時間50分)  
駐車場      14時31分 (2時間11分) (4時間05分)

合計所要時間  9時間03分

(GPS記録)
総上昇量   1234m
総下降量   1302m

累積標高(+)トラック   1516m
累積標高(+)地形    1630m

TP積算距離    15.06km

羅臼岳登山口のある岩尾内温泉の駐車場が混むのを予想して、5時前に駐車場に到着しましたが、既に満杯で道路にも車が駐まっていました。

それで、私も駐車場でUターンして道路に駐車しましたが、狭いところに無理矢理とめたので、時間が掛かりました。

そのとき、車のフロント部分でガリガリと音がしていましたが、底側を擦っているのだろうと軽く考えていました。

登山終了後に、車の下側を覗いて点検したところ、特に異常がなかったので安心していました。

しかし、後日、左側のフロントフェンダーにキズがついているのを見つけました。

このキズは、19日に自宅でキズペンなどを使って補修しました。

駐車場所の確保につていは、何らかの対策を講じる必要があるようです。

天候は曇りで、ほぼ無風・適温の快適な登山日和でした。

今回の登山では、途中で出会った男性単独登山者と大沢入口までご一緒して、復路では暫く下山したところでこの男性が追いついてきたので、駐車場まで再びご一緒しました。

登山道に変わったことはありませんでした。

弥三吉水は充分な水量があり、ここで小休憩して顔や腕を洗ってリフレッシュしました。

銀冷水では、木材が積まれており、作業関係者が数名到着していて、これからヘリコプターで荷物が到着するとのことでした。

ヘリコプターが到着した際には、一時的に登山道を閉鎖して、登山者の安全を図るとのことでした。

今回は、銀冷水も水が流れていました。弥三吉水・銀冷水とも沢水ですので、要煮沸です。

その後、ヘリコプターが到着しているのが見えました。復路で確認すると、トイレ建設用の木材が運び込まれていました。

雪は、羅臼平手前の大沢で2箇所あり、1箇所は数mで、もう1箇所は数十mありましたが、雪が柔らかくなっているのでアイゼンは不要でした。

短い数mの雪渓は、復路では壊れていて地面を歩けるようになっていました。

羅臼平からは羅臼岳山頂が直ぐ近くにみえますが、実際に歩くと1時間程度はかかります。

山頂手前の大きな石がゴロゴロした登山道を歩くのに、時間が掛かるためです。

山頂直下の岩清水では、冷たい水をボトル1本分ぐらい飲みました。

今回行動水は、全部で2リットル(ペットボトル4本)を携行しており、途中の水場でも浄水器で補充ができるので、水に関しては全く問題ありませんでした。

山頂付近で、安全な冷たい水を充分に飲めるのは、羅臼岳ぐらいです。

山頂は大きな石を越えて行くので少し緊張します。残念ながら山頂からの遠方視程は不良でした。

ガスの切れ間に時々辺りの景色が微かに見える程度でした。

下山開始直後に、往路でご一緒した男性と交差しました。

その後、写真を撮りながらゆっくり歩いていると、先ほどの男性が追いついてきたので、再び駐車場までご一緒しました。

この男性は、歩くのは遅いが、時間が掛かっても必ず登頂は果たすと話していました。

復路も4時間掛かっていますが、この長時間の単調な下山は、うんざりするほど長く感じます。

登りでは、歩行ペース・体調を気にしながら一生懸命歩いているので、それほど長くは感じないのですが。

長時間のきつい登山でしたので、当日は移動せずにウトロで宿泊することにしました。

下山後、前日と同じ温泉ホテルで汗を流してから、同じ道の駅「うとろ・シリエトク」で車中泊をしました。

(過去の登山記録)

  登山年月日    往路所要時間   合計所要時間
  2013−8−15  4時間50分     9時間03分
  2012−8−28  4時間38分     8時間39分
  2010−8−26  4時間13分     7時間38分
  2008−8−07  3時間59分     7時間49分
  2006−8−11  4時間07分     7時間26分
  2003−8−14  4時間59分     9時間40分 (前日軽い捻挫)


これで、「雌阿寒岳・阿寒富士・雄阿寒岳・西別岳・武佐岳・羅臼岳」と休養日をとらずに登り切りましたが、ゆっくり歩いて体力の温存を図ってきた成果と思われます。

ただ、重たいザックを長時間担いでいるので、腰にはかなり負担が掛かっています。

そのため、腰が少し痛くなっていました。


羅臼岳
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



羅臼岳

GPS軌跡




羅臼岳

羅臼岳山頂です。
遠方視程は不良でした。



羅臼岳

同上
下山方向です。



羅臼岳

同上
一時的に見えました。



羅臼岳

途中の雪渓です。
黒い線は、登山道の跡です。



羅臼岳

ヘリコプターで、銀冷水の場所に、トイレ建設材料を
運び込んでいました。



羅臼岳

登山道にて




羅臼岳

登山道にて




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