平成26年山行記録


2014年9月12日(金)
長万部岳に登りました。 (9月7日)

鉱山跡コースで、長万部岳山頂を往復しました。

駐車場      06時20分
登山口      06時56分 (0時間36分)  
5合目       07時44分 (0時間48分)  
8合目       08時35分 (0時間51分)  
山頂着      09時09分 (0時間34分) (2時間49分)
山頂発      09時29分 (0時間20分) (0時間20分)
5合目       10時38分 (1時間09分)  
駐車場      11時47分 (1時間09分) (2時間18分)

合計所要時間  5時間27分

(GPS記録)
総上昇量   576m
総下降量   665m

累積標高(+)トラック   838m
累積標高(+)地形    974m

TP積算距離    11.54km

早朝、黒松内道の駅から長万部岳の登山口(林道ゲート前駐車場)に向かいました。

当日の天候も、晴れ・無風・適温で、快適な登山日和でした。

この山も比較的登山者の少ない山で、登った9月7日は日曜日でしたが、登山者は私と復路で出会った夫婦2名のみでした。

駐車場に到着した時点で、最近の登山状況を調べるため登山届けの箱を開けてみましたが、残念ながら記入用の台帳は入っていませんでした。

できれば、台帳を入れておいて欲しいですね。直近の登山記録を確認できれば、安心して登山ができますので。

以前、表面を流れた水のために少し荒れていた林道は、ほぼ完璧に修復されていました。

林道を車が頻繁に通過しているようには見えなかったので、修復しただけで殆ど利用されていないのかも?

登山道も特に問題になる様な場所はなく、笹のある場所ではここ数ヶ月以内に笹狩りが行われたようです。

上の方(8合目手前)で、滑りやすいザレ場(火山灰地)を登ります。距離は短いですが急斜面なので、注意して歩く必要があります。

復路で、ザレ場の途中から登山道に入るところは、目印が何もないので、下りすぎないように登る時に良く辺りの状況を見ておくと安心です。

山頂稜線手前のトラバース道も火山灰地で滑りやすいので、特に慎重に歩く必要があります。

この急斜面は木が殆ど生えていないので、トラバースにはかなりの緊張感があります。

山頂で20分間ほど展望を楽しんでから下山を開始しました。

山頂稜線からは、5合目(鉱山跡)が小さく見えます。

復路の6〜7合目辺りと思われる場所で、登ってくる夫婦連れに出会いました。

通過した登山道に生えていたキノコ(写真9)について、食べられるか聞かれましたが、全くキノコの知識が無いのでその旨返答しました。

キノコには、○○モドキという毒キノコが存在するので、私の場合は専門家に選別して貰わないと安心できません。

そのため、私はキノコには一切手を出さないことにしています。

翌日はカニカン岳に登る予定でしたので、下山後、美利河にあるクアプラザピリカ(ホテル)に向かいました。

途中にある長万部温泉で汗を流しました。美利河方面に向かう時は、何時もこの温泉を利用しています。

美利河のクアプラザピリカ(ホテル)で、駐車場で車中泊をする手続きをしましたが、今回はキャンピングカー扱いになり料金が1000円でした。

テント持参でテント場を利用する場合は、テント場料金500円のみで、駐車料金は無料となるようです。

駐車場に掲示されている料金のカンバンには、「キャンピングカー 1000円」と確かに表示されていました。

前回訪れた時に、この表示があったかどうかは記憶にありませんが、ホテルの係員は以前と条件は同じだと話していました。

ホテル内にコインランドリーを設置しているか聞いたところ、宿泊者用に従業員用洗濯機と、乾燥室を無料で提供しているとのことで、私も使わせていただきました。

翌日も早い時刻に出発する予定でしたので、ホテルの営業終了時刻前に乾燥が終わるように、乾きやすい登山用衣類のみを洗濯・乾燥しました。

乾燥開始から2時間後に回収しましたが、洗濯物は完全に乾いていました。

テント場でテントを撤収している人が登山者らしかったので、カニカン岳のことを聞くと、前日登ったとの返事でした。

前日はカニカン岳登山中に突然雨が降り出して、山頂手前にある短い岩の斜面部分が少し滑りやすかったので注意するようにとアドバイスを受けました。

駐車場では、私の車と、セダン1台、キャンピングカー1台の合計3台が車中泊をしました。


(GPS誤計測)

往路の途中で、またGPSの軌跡がずれ始めました。(写真1)

青で表示した軌跡が往路分で、赤線が復路分ですがこちらは正常です。

葉が沢山茂った林の中の道を歩いているので、GPS衛星電波の受信には不利な条件ですが、最近GPS軌跡の誤計測が多いと感じています。

私のGPS装置の受信性能が劣化したのか、GPS以外の原因なのかが判断できません。

現在発売されている最新型のGPS装置を是非使ってみたいですね。

最新型は、日本のGPS衛星「みちびき」や、ロシアのGPS衛星「GLONASS」も利用できます。

ただ、日本語版GPS装置の価格があまりにも高いのが難点です。

GARMIN社のGPS装置に劣らない製品(日本語版)を開発して、安価に提供してくれる企業が現れることを熱望しています。


長万部岳
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



長万部岳

GPS軌跡
往路の途中から、誤計測が始まっています。



長万部岳

長万部岳山頂です。




長万部岳

同上にて
遠方視程は良好で、景色は最高でした。



長万部岳
山頂付近から5合目(鉱山跡)を撮影。
カメラ パナソニック DMC−TZ60
35mm換算レンズ焦点距離 160mm



長万部岳

5合目(鉱山跡)です。
鐘の紐は、手の届かない上の方に固定されていました。



長万部岳
同上からみた長万部岳です。
右手やや山の裏側から登り、最後に山頂稜線にでます。
左側が長万部岳山頂で、稜線からは5合目が良くみえます



長万部岳
登山口(林道ゲート)です。
登山届けの函は地面に置かれており、記帳する台帳は
入っていませんでした。



長万部岳
登山道にて
登山道を塞ぐ倒木に生えていましたが、食べられるキノコ
でしょうか?
見た目は美味しそうですが!


平成26年山行記録
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