ペンケペタンコースで、南暑寒岳の途中まで歩きました。ヒグマの掘り返しが酷く途中で引き返しました。
駐車場 08時57分
湿原入口 10時13分 (1時間16分)
湿原出口 10時46分 (0時間33分)
展望台 10時54分 (0時間08分)
引き返し点 11時27分 (0時間33分) (2時間30分)
展望台着 11時49分 (0時間22分)
展望台発 12時01分 (0時間12分)
湿地内展望台 12時38分 (0時間37分)
駐車場 14時10分 (1時間32分) (2時間43分)
合計所要時間 5時間13分
(GPS記録)
総上昇量 458m
総下降量 470m
累積標高(+)トラック 633m
累積標高(+)地形 657m
TP積算距離 14.60km
今日は日帰りで南暑寒岳登山に行ってきました。
出発地点の管理事務所で、係員から「登山道はヒグマの掘り返し跡が酷い」と聞いて出発しました。
実際に湿原を過ぎて南暑寒岳の登山道に入ると、掘り返し跡があまりに酷かったため、安全を考えて引き返しました。
掘り返し跡は無数にあり、ヒグマの糞も多数ありました。登山した範囲では、新しい糞はありませんでした。
同じ理由で引き返してきた2名と途中で出会い、更に引き返し点にいた男性1名も私と一緒に引き返しました。
それでも、この様な状態の中を南暑寒岳に登ってきた男性登山者1名に会いました。
私の引き返し点から南暑寒岳を往復した場合の所要時間は、2007-08-31の登山記録から算出すると、1時間53分間でした。
従って、今日南暑寒岳を往復していれば、総所要時間は「5時間13分+1時間53分−休憩20分」で、大体6時間46分程度と見込まれます。
復路では、時刻的に余裕があったため、展望台と湿原内展望台でゆっくり休憩しています。
下山時に管理事務所の係員に確認したところ、ヒグマの掘り返し跡と糞の関係で、9月13日までは南暑寒岳の登山を禁止していて、9月14日から登山を解禁したそうです。
係員に今の状態でも十分危険に見えると話したら、以前はまだ酷かったが、最近はヒグマの新しい糞が無かったので解禁したとのことでした。
この係員は、南暑寒岳から暑寒別岳の間の登山道は、更にヒグマの痕跡が酷いと話していました。
ヒグマの掘り返し跡を見ると、古いものもありますが、比較的新しいものもありました。
これ程酷い掘り返し跡を見たのは、夕張岳金山コースを登山した時以来でした。
今日は、往路は非常に良い天気でしたが、復路の湿原内の展望台で休憩中にポツポツ雨が落ちてきました。
それで、ザックカバーをつけ、登山用雨傘を使用して出発しました。
湿原を過ぎた辺りで、若い夫婦が幼児3名を連れて登ってきて、雨宿りできる場所の有無を聞かれましたが、残念ながら近くにはありませんでした。
この家族連れは、雨天対策の用意が全くないようでした。確かに、降雨開始前は素晴らしい天気が続いていました。
登山口に近づくにつれて雨脚が強くなり、頭上で雷も鳴り始めました。一度雷光がハッキリと見えました。
登山口近くで、降雨に大粒のアラレが混じり、雨脚が白く見え、雨音も「ゴー」と云うような激しい音に変わりました。
このアラレの撮影を試みましたが、残念ながら失敗しました。
管理事務所の係員に確認したら、アラレを見たのは今秋では始めてだそうです。
先の家族連れは、雨具無しでこの雨やアラレを受けたのでしょうか。登山では天候に関係なく雨具は必携です。
帰路で滝川方面に進むと晴れており良い天気でした。どうやら日本海沿岸に雨雲が拡がったようです。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
ヒグマの掘り返し跡
(上)展望台
(下)湿地内にある展望台
展望台から見た雨竜沼湿原
雨竜沼湿原
湿地内にある展望台にて
湿地の木道から
白竜の滝です。
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