平成21年山行記録


2010年9月16日(木)
黒松内岳に登りました。 (9月10日)

黒松内川コースで、黒松内岳山頂を往復しました。

駐車場      07時17分
迂回路(下)   07時23分 (0時間06分)
迂回路(上)   07時33分 (0時間10分)
6合目       08時00分 (0時間27分)
8合目       08時29分 (0時間29分)
山頂着      08時47分 (0時間18分) (往路 1時間30分)
山頂発      09時00分 (0時間13分) (休憩     13分)
6合目       09時29分 (0時間29分)
駐車場      10時01分 (0時間32分) (復路 1時間01分)

合計所要時間  2時間44分

(GPS記録)
総上昇量   521m
総下降量   546m

累積標高(+)トラック   593m
累積標高(+)地形    575m

TP積算距離    4.47km

(9月9日 移動日)
札幌を昼過ぎに出発して、中山峠経由で黒松内町に向かいました。

こちら方面の高速道路は有料なので、経費節減のため一般道の最短経路を選択しました。

途中で道の駅「くろまつない」に立ち寄って休憩後、当日の宿泊予定地の道道9号線の黒松内岳登山道入口そばの駐車場に向かいました。

この駐車場は、黒松内町や寿都町へ通じる主要道道に面しているので、夜間は大型トラックなどが多く利用しています。

外灯とトイレがあるだけの駐車場ですので、早めに就寝しました。


(9月10日)

(車のマフラーの落下と修理)
早朝、黒松内岳登山口に向けて砂利道の林道を走っているときに、車の下から異音が発生しました。

木の枝でも巻き込んで、それを引きずっているのだろうと思いながら運転していましたが、なかなか音が止まないので車を脇に駐めて下を覗いたら、何とマフラーを引きずっていました。

マフラー最後部の消音装置部分を車体に取り付けているバンドが破損して、その部分が地面に落下しており、前方のエンジン接続部分のみがつながっている状態でした。

山の中ですので、手持ちの材料で応急修理をするしかないため、ジャッキアップして作業スペースを確保してから、ロープと針金で車体に縛り付けました。

登山終了後に長万部町の自動車修理工場で応急修理をしてもらい、15日に札幌のデーラーで修理を完了しました。

最初の登山開始直前のアクシデントのため、少し不吉な感じもしましたが、その後は何事もなく予定どおり一連の登山を完遂できたのは幸いでした。


(黒松内岳登山)
この山は、登山口から急登が続くため、迂回路がもうけられていますが、今回も迂回路は通らずに直登コースをじっくり登りました。

登山道は良く整備されており、危険な場所はありませんでした。

9合目付近のロープ場は、ロープが新しくなっており、強固なアンカーにロープが固定されているので、安心して利用できます。

ロープは、クライミング用のロープが使用されており、末端処理もビニールテープなどで丁寧に行われていました。

関係者の尽力に感謝です。

総上昇量が約600mで、距離も4.5km程度ですので、レベルとしては札幌の藻岩山と同じ程度です。

ただ、最後の部分が急登のため、藻岩山よりは若干所要時間が掛かっています。

熊の糞などはありませんでした。

復路で、登山口近くまで下りたときに、登山口にいた女性に声を掛けられました。

本州から来た女性の単独登山者で、「誰か他の登山者が居れば、一緒に登るつもりで来た。」と話していました。

登山記録簿を見ても、数日おきに登山者が訪れている程度で、平日の当日はこれから別の登山者が到着する見込みはかなり低く思われました。

そのため、私から次のような話をしたら、単独で出発していきました。
・熊の痕跡はなかった。
・今日は待っていても別の登山者が来る可能性は低い。
・登山道の状態は良い。
・最後の部分にロープ場があるが、確り整備されている。
・私は、迂回路を通らずに、往復とも直登コースを歩いた。

翌日はカニカン岳登山を予定していたので、経由地の長万部町の自動車修理工場でマフラーの応急修理をしてもらいました。(1575円の格安料金でした。)

修理完了後、長万部温泉で汗を流してから、国縫経由で美利河町に向かいました。

美利河到着が早かったので、カニカン岳登山口まで道路状況の偵察に行ってきました。前回交通止めになっていた箇所は、昨年中に復旧工事が完了していました。

前回は、通行止め箇所から登山口まで1時間掛っていましたが、、車だと4kmなどはアッという間ですね。

道路の確認終了後、クアプラザピリカ(総合施設)に向かい、同施設のキャンプ場駐車場で車中泊をしました。

前回は直ぐ下の美利河ダム駐車場で車中泊をしましたが、地元の警察が巡回してきてあれこれ聞かれたので、今回はそれに懲りて有料ですがキャンプ場を利用することにしました。

受付でこの話をしたら、「駐車場で火を焚いたり、騒いだりした人たちがいたので、警察が重点的に見回りをしているようだ。」と話していました。

テント泊の人はいませんでしたが、駐車場にはあとから車中泊の車が1台到着しました。

黒松内岳

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


黒松内岳

GPS軌跡




黒松内岳

登山道から見た黒松内岳です。
急登です。山頂手前にロープ場があります。



黒松内岳

黒松内岳山頂です。




黒松内岳

山頂にて




黒松内岳

9合目付近のロープ場です。
全体の長さは、この写真の数倍あります。



黒松内岳
同上
ロープは新品に交換されていました。
非常に確りした施工がされています。



黒松内岳

登山道にて




黒松内岳

平成21年山行記録
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