平成25年山行記録


2013年9月22日(日)
黒岳に登りました。 (9月20日)

往路はロープウェイ・リフトを利用し、復路は歩いて下山しました。

7合目小屋    06時40分
山頂着       08時00分 (1時間20分) (1時間20分)
山頂発       08時15分 (0時間15分) (0時間15分)
7合目       09時22分 (1時間07分)  
黒岳駅着     10時08分 (0時間46分)  
黒岳駅発     10時18分 (0時間10分)  
登山口       11時29分 (1時間11分) (3時間14分)
駐車場       11時42分 (0時間13分) (0時間13分)

合計所要時間  5時間02分

(GPS記録)
総上昇量   −m
総下降量   −m

累積標高(+)トラック    −m
累積標高(+)地形    535m

TP積算距離    約8km

足に少し疲れが残っていたので、往路はロープウェイとリフトを利用しました。

ロープウェイは6時始発ですが、2便目に乗ることができましたので、GPSの記録では6時10分頃には5合目の黒岳駅に到着していました。

この後は、石室までトイレがありませんので、黒岳駅のトイレを利用後にゆっくりリフト乗り場まで歩き、そこで柔軟体操をしてからリフトに乗りました。

7合目小屋(売店)はまだ開いていませんでした。

天候は晴れで、気温も適温で快適な登山日和でした。

当日は風の音がしていましたが、登山道は風下側のため、山頂に出るまでは風の影響はありませんでした。

山頂に出る手前で、他の登山者達いっしょに服装の点検をして、帽子が飛ばされないようにあご紐をして強風に備えました。

山頂に出ると猛烈な風で、突風の度にヨロヨロしながら、山頂にある小さな小屋の陰に逃げ込みました。

携行していた風速計によると、瞬間最大風速が26m/sを超えていました。常時13〜15m/sの強風がふいていました。

カメラが直接風に当たる様な状況では、カメラが小刻みに振られるため、なかなかシャッターボタンを押すことができませんでした。

他の登山者も、小屋の風下側に隠れながら、一眼レフの撮影をしていました。

この強風下でも、黒岳山頂から石室に向かっている登山者を見かけましたが、私は撮影終了後直ぐに下山を開始しました。

山頂から見る大雪山系の山々は、全て冠雪していました。

紅葉も大変綺麗でした。

7合目から山頂までは、標高差が約450mで、距離も2km弱なので、札幌の藻岩山(慈恵会病院コース、標高差440m、片道距離2.8km)に匹敵します。

ただ、登山道は石ころ・段差が多いので、藻岩山よりは歩きづらい状態です。

(登山道について)
ロープウェイ駅窓口で「片道切符」を買おうとした時に、遠征するのかと聞かれたので「復路は歩く予定」と答えたら、「登山道の状態が悪い」と言い、なかなか切符を売ってくれませんでした。

前にも歩いたことがあると言っても、ただ「登山道の状態が悪い」の一点張りで、詳しい説明はありませんでした。

それで、強引に片道切符を購入しました。

待合室にいた男性係員にも聞いてみましたが、ハッキリしたことは判りませんでした。

復路でロープウェイ黒岳駅に立ち寄り、登山道に詳しい係員に状態を聞くことができました。

数年前に下の登山口から歩いて山頂を往復したことがあると伝えたら、登山道の状態は殆ど変わっていないとのことでした。

登山道は、今年手入れもしており、前日は降雨が無かったので、問題は無いでしょうとの話でした。

実際歩いてみると、黒岳駅より上の登山道よりも遥かに歩きやすい状態で、全く問題ありませんでした。

登山口に近い方は急坂の下りが続きますが、注意してあるけば問題ありません。

終わり頃に、大きなザックを背負って登ってくる男性単独登山者に出会いました。

今回は、ロープウェイ駅の発券窓口の対応にかなりの不満を感じました。

観光客レベルの初級登山者が多いことも原因しているのかもしれませんが、明らかに登山道を歩かせたくないとの意向がミエミエでした。

「登山道の状態が悪い」の一点張りでなく、どのように悪いのか程度の知識を持って説明に当たって欲しいものです。

黒岳駅〜登山口の登山道の状態は、赤岳・緑岳の泥んこや石ころだらけの状態よりも遥かに良い、一級品の状態でした。

まあ、沢山の登山者が歩くようになれば、それなりに荒れてくるのでしょうが。


連続3日間の登山で疲れがたまったのと、紅葉撮影の目的を達成したので、今後の予定をキャンセルして、一旦札幌の自宅に戻ることにしました。

帰路は、上川層雲峡ICから無料高速道路区間を一杯につかい、その後は一般道経由で午後5時前に自宅に戻りました。

紅葉の写真サイズを、1200×800にしました。

黒岳
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



黒岳

GPS軌跡




黒岳
GPS軌跡
7合目小屋(1530m)〜山頂(1984m)
標高差 454m (1/25000地形図による)



黒岳
黒岳山頂にて。周辺の山は冠雪していました。
山頂は猛烈な風が吹いていて、瞬間最大風速が26mを
超えていました。



黒岳

今年は、かなりの数の雪渓が夏を越しています。




黒岳

登山道にて




黒岳

同上




黒岳
5合目黒岳駅そばの、登山口に下る場所と標識です。
登山道の状態は良好でした。
雨が降った直後は、路面が少し緩い状態になるかもしれま
せん。


黒岳

登山口の状態です。
ここから暫くは急登がつづきます。



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