層雲峡コースで、黒岳山頂を往復しました。ロープウェイおよびリフトは使用せずに、全て歩きました。
駐車場 06時20分
5合目 08時03分 (1時間43分)
7合目 08時50分 (0時間47分)
黒岳山頂 10時17分 (1時間27分) (往路 3時間57分)
石室着 10時45分 (0時間28分) (石室 28分)
石室発 10時57分 (0時間12分) (休憩 12分)
黒岳山頂 11時25分 (0時間28分) (石室 28分)
7合目 12時30分 (1時間05分)
5合目 13時15分 (0時間45分)
駐車場 14時25分 (1時間10分) (復路 3時間00分)
合計所要時間 8時間05分
(GPS記録)
総上昇量 1358m
総下降量 1402m
累積標高(+)トラック 1526m
累積標高(+)地形 1547m
TP積算距離 13.58km
登山道入口を示す地図です。
国土地理院の地図を利用しています。(一部加筆)
予定どおり、ロープウェイとリフトを利用せずに、全行程を歩きました。黒岳山頂から黒岳石室を往復しました。
登山道は、良く整備されており、非常に良い状態でした。危険な場所は全くありませんでした。
このコースは、黒岳石室往復を加えた場合、累積標高・積算距離から見ると、芦別岳や羅臼岳に相当します。
累積標高 TP積算距離
黒岳 1526m 13.58km (石室往復を含む)
芦別岳 1547m 13.90km (新道コース)
羅臼岳 1537m 14.56km (岩尾別コース)
登山道がロープウェイからそれほど離れず、5合目からはリフト施設に沿って歩きますので、精神的には非常に楽です。
登山道は、初めのうちは急登が続きますが、その後は比較的緩やかな歩きやすい状態になります。
山頂付近には、前日の雪が少し残っていましたが、当日は比較的暖かくて、絶好の登山日和でした。
登山口の出発時点では防寒具を着用していましたが、登り初めは急登が続くため直ぐに身体が温まり、体温調節のため都度脱いでいき、最後は半袖の下着一枚になり、その状態で7合目まで歩きました。
7合目の売店に立ち寄り、そこで夏シャツを着用しました。売店のおばさんに下から歩いて来たと云ったら、「最近は、下から歩いて来る人は滅多にいない。」と話していました。
当日の服装は、「半袖下着、夏シャツ、ウインドブレーカー、アウター」の組み合わせでしたので、なるべく汗をかかないように、やや寒めに調整しながら歩きました。
復路で、石室を出発して黒岳山頂に着いたときに、左足の太もも内側に軽い違和感を感じました。足が攣る前兆症状でした。
幸い、それ以降は下りのため、その違和感を感じた筋肉をあまり使わないですみましたので、段差を降りるときに、左足右足の負荷の配分に留意した程度で、普段どおり歩いて下山しました。
原因としては、前日の赤岳登山で、大きな石ころゴロゴロの登山道を歩いているので、足を大きく上げる回数が多かったため、足を上げる筋肉に疲労が残っていたようです。(段差の大きい階段を上る場合の負荷と同じです。)
黒岳も7合目〜山頂間は、赤岳とほぼ同じく石ころゴロゴロですので、同じような負荷が筋肉に掛かっていました。
それに、当日の総上昇量が多く、気温が低かったのも足には悪い影響を与えていたかもしれません。
何れにしても、以上の原因が複合した結果であることは間違いありません。
今まで何回も、山行で足が攣ったことがありますが、適当な処置をすることで山行を継続できます。
私の場合は、芍薬甘草湯(市販漢方薬。筋肉の痙攣を伴う疼痛を鎮める)を服用して、サロメチール(鎮痛消炎剤)を塗って、水分を多目にとって暫く足を休ませます。
携行する水には、ゴールドジムのクエン酸パウダー(足の痙攣の発生を抑えるのに効果がある)を入れています。
下山後は、「黒岳の湯」で入念にマッサージを行い、寝る前にサロメチールを塗って翌日に備えました。
当日は、往路では他の登山者には出会いませんでしたが、復路では5合目から少し下りた地点で、下から歩いてきた外国人男女2名に出会いました。
この男女2名は、黒色の運動着を身につけ、全くの空身でした。ウエストポーチもつけていませんでしたので、水も携行していないようでした。
夜半に雨音で目が覚めましたが、朝にはあがっていました。この雨が山で雪を降らせていたとは、シャトルバスの駐車場に着くまで知りませんでした。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
黒岳山頂です。
付近の山は冠雪していました。
石室に向かう途中の登山道にて
中央に見えるのが石室(木造建築)です。
黒岳石室には売店があります。
ペットボトル500mlが500円です。
う〜ん 高い!! でも人力運搬なのでやむをえないか。
5合目(ロープウェイ駅)から、登山口に降りる
登山道の入口です。
(矢印は下山方向を示す)
5合目リフト乗り場手前の、登山道の入口です。
(矢印は、山頂方向を示す)
7合目リフト降り場の登山道の入口です。
(矢印は、5合目方面を示す)
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