高原温泉から高原沼めぐりをしました。
駐車場 07時58分
大学沼着 10時05分 (2時間07分)
大学沼発 10時25分 (0時間20分)
駐車場 12時13分 (1時間48分)
合計所要時間 4時間15分
(GPS記録)
総上昇量 478m
総下降量 481m
累積標高(+)トラック 551m
累積標高(+)地形 381m
TP積算距離 7.48km
層雲峡オートキャンプ場(標高約500m)で夜半に降った雨は、山では雪を降らせたようです。
早めに大雪湖そばのシャトルバス駐車場に到着して、出発準備をしてバス停まで行くと、前夜に降雪があったため銀泉台コースは道路状態の確認中ということでした。結局、銀泉台コースは終日運休したようです。
幸い、私の利用する高原温泉コースは、運行をしていたので助かりました。
銀泉台は標高が約1500mあり、高原温泉はそれより約250m低いだけですので、寒気が入れば気温が下がり雪が降るのはやむを得ません。
当日は、赤岳・黒岳の連続登山で、足が少し疲労していたので、初めに高原沼めぐりを行い、余裕があれば緑岳の下の方の花園を撮影する計画を立てていました。
しかし、高原温泉の駐車場に到着した時点では、あたり一面雪景色で、私の装備では緑岳登山は無理と判断しました。
沼めぐりも、往路は登山道が雪道で、木道部分が滑りやすい状況でした。復路はその雪が融けたため、登山道が泥んこ状態になり、これまた大変歩きづらい状態になりました。
頻繁に降雪(アラレ)があり、殆ど冬の気象状態でした。
紅葉の進捗状況は、秋に気温が高かったため、紅葉が始まったばかりの状況でした。
そこに、強力な寒波が入って雪を降らせたため、紅葉せずに落葉してしまう可能性が強いと思われます。この様な状況は初めての経験です。
当日は、高原沼で折り返しでした。監視員の話では、雪で一周コースの登山道が判らなくなっているためということでした。
先に行けば多少高度が上がるので、紅葉も進んでいるのではないかと期待しながら高原沼まで行きましたが、逆に中間部分の紅葉が一番進んでいました。
高原沼周辺は、なぜか青々としていて、紅葉は全くと言っていいほど進んでいませんでした。
ヒグマもこの寒波の襲来には驚いていることでしょう。監視員の話では、今年は気温が高かったため木の実のできが悪いそうです。
越冬準備が出来ていない状態での寒波ですので、木の実を求めて下の方に下りてくることが考えられます。
キャンプ登山出発時は、旭岳登山も行う予定でしたが、この状況では紅葉があまり期待できないことと、まだ夏装備であることを考慮して、一旦自宅に戻ることにしました。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
高原温泉駐車場です。
一面の雪景色でした。
積雪量は、それほど多くありませんでした。
登山道の沢を渡る場所です。
大雨で橋が傾いたため、仮橋が架けられていました。
例年の綺麗な紅葉を諦めながらも、奥に進んでいます。
この程度に紅葉している箇所が、時々現れます。
僅かに紅葉が見られます。
こちらは、殆ど紅葉していません。
大学沼方面で撮影。
近くの山は、早くも冬の気配を感じさせました。
|