平成24年山行記録


2012年7月8日(日)
イワオヌプリに登りました。 (7月4日) NO.2

五色温泉コースで、イワオヌプリ山頂を往復しました。

駐車場      10時01分
火口        11時05分 (1時間04分)  
山頂着      11時33分 (0時間28分)  
山頂発      11時41分 (0時間08分)  
火口        11時49分 (0時間08分)  
駐車場      12時48分 (0時間59分) (2時間47分)

合計所要時間  2時間47分

(GPS記録)
総上昇量   324m
総下降量   361m

累積標高(+)トラック   411m
累積標高(+)地形    412m

TP積算距離    4.80km

ニセコアンヌプリ登山に続いて、イワオヌプリに登りました。

GPSの出発点は、ニセコ野営場です。

イワオヌプリの入口に着くと、何か何時もと景色が違うなという感じがしました。

良く見たら、昨年まであった木造の無料休憩所が撤去されていたためでした。

この山は、距離、総上昇量とも手頃な登りやすい感じがします。

登り始めると、すぐに石の階段が続き、その後は丸太で作った長い階段を上ります。

この丸太の階段に改修される前は、段差が今の2倍程度あり、登り下りとも足に負担が掛かって大変でした。

ニセコ周辺にある山は、ニセコ火山群といわれている火山でできています。

その中では、イワオヌプリが一番若い火山とされています。

1993年頃の資料では、イワオヌプリ溶岩ドームで噴気活動が認められていたようですが、現在は噴気活動は見られないと発表されています。

登山道上部のイワオヌプリ本体の登りは、距離は短いですが火山礫と火山灰の歩きづらい道になります。

火口縁を一周(時計回り)するコースをとると、途中でニトヌプリへ続く登山道と、綺麗な大沼を見ることができます。

山頂稜線にでると、山頂までは平坦な火山灰の道が続きますが、左側には大きな石に覆われた景色が続きます。

この景色を見ると、山全体が大きな石でできていると思われるほどです。

ネットで調べると、次のような情報がありました。

ニセコ火山群
侵食が進んでいる雷電火山、ワイスホルン火山、目国内岳火山、岩内岳火山と、火山地形を保存している白樺火山、シャクナゲ岳火山、ニセコアンヌプリ火山、チセヌプリ火山、ニトヌプリ火山、イワオヌプリ火山からなる。

今回登った5山は、全部火山だったのですね。

現在は休火山や死火山という用語は用いられなくなっています。

活火山は、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動がある火山」と定義されています。

この分類からすると、イワオヌプリは紛れもなく活火山に入りますね。

下山後、温泉に入り、ニセコ野営場で車中泊をしました。

イワオヌプリ
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



イワオヌプリ

GPS軌跡




イワオヌプリ

イワオヌプリ山頂です。




イワオヌプリ

山頂手前から見たニトヌプリです。
イワオヌプリからの登山道がついています。



イワオヌプリ

山頂手前から見た大沼です。




イワオヌプリ
大沼への分岐です。(山頂側から撮影)
右に入っていくと、すぐに大沼方向とニトヌプリ方向に
分岐しているようです。(地図上)



イワオヌプリ

登山口の丸太の階段です。
改修前は、段差がこの2倍はありました。
上部から撮影


イワオヌプリ

イワオヌプリの入口の様子です。
入口に建っていた無料休憩所が撤去されていました。



イワオヌプリ

登山道にて




平成24年山行記録
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