平成24年山行記録


2012年5月28日(月)
風不死岳を登りました。

北尾根コースで、風不死岳山頂を往復しました。

駐車場      07時55分
登山口      08時13分 (0時間18分)  
山頂着      10時02分 (1時間49分) (2時間07分)
山頂発      10時10分 (0時間08分) (0時間08分)  
登山口      11時27分 (1時間17分)  
駐車場      11時39分 (0時間12分) (1時間29分)

合計所要時間  3時間44分

(GPS記録)
総上昇量   791m
総下降量   793m

累積標高(+)トラック   807m
累積標高(+)地形    826m

TP積算距離    5.34km

今年初めての風不死岳登山です。

風不死岳は、樽前ヒュッテから登るコースと、支笏湖側から登る北尾根コースがあります。

今日は、先日の登山の疲れを考慮して、短い方のコース(北尾根)を選びました。

このコースは急登です。

        TP積算距離  総上昇量  往路所要時間  上昇量/km 
恵庭岳     6.55km   950m     2時間37分    290m
風不死岳   5.34km   807m     2時間07分     302m
比 率      81.5%  84.9%      80.9%

こうして比較してみると、風不死岳(北尾根コース)は、恵庭岳とほぼ相似形をしており、約80%強の規模であることが判ります。

登山道は、普通の土に落ち葉が被さった状態で、歩きやすいです。

路面に石ころは殆どありませんが、所々に木の根が路面とほぼ同じ高さで這っているので、注意が必要です。

登山路の下半分は、上半分よりは歩きやすい状態でした。

藻岩山などに較べると傾斜が急なため、下りでは一歩一歩ブレーキを掛けながら歩くイメージですので、太ももの前側の筋肉が疲れました。

9合目を過ぎると、10箇所程度の短い簡単なロープ場がありますが、時に危険な場所はありません。

古いロープは見た目にもかなり老朽化していますが、引っ張ってみた範囲ではまだ強度はありそうでした。

そのため、数カ所には新しいロープが追加されていました。

それらは残念ながら、トラロープ(黄色、黒色の縞ロープ)でした。

トラロープは、本来工事現場などで使う、強度を必要としない標識用ロープです。

そのため、登山用としては全く不適格なのですが、安価なため安易に使用されているようです。

紫外線による性能劣化が激しいので、古いトラロープが設置されている場合は、使用前に強度を確かめる必要があります。

高価にはなりますが、クライミング(登山)用ロープを設置するように努力して頂きたいものです。

(価格例)
 登山用ロープ  280円/m (径 9.7mm)  50m 14000円
 トラロープ     30円/m  (径10.0mm)  50m  1500円

今日は、気温が低く肌寒い状態でしたが、往路は半袖シャツで歩きました。

山頂は風があり、非常に寒く感じましたので、急いで夏シャツ(長袖)を着用しました。

山頂手前では、数カ所で崖そばを通過しますが、十分に注意して歩けば問題はありません。

この場所には、標識ロープが張られていますが、よそ見をしながら歩くのは厳禁です。

山頂は、雲のために遠方視程が全くありませんでしたので、写真撮影後すぐに下山を開始しました。

行動中は飴2個のみで過ごし、食事は下山後に摂りました。

月曜日で時刻的に早かったこともあり、登山者には出会いませんでした。

貸し切り状態で登るものいいものですね。

花は、上部の方で少し咲いていました。シラネアオイの群生箇所があり、大変綺麗でした。

風不死岳
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



風不死岳

GPS軌跡




風不死岳

風不死岳山頂です。
雲のため、遠方視程はありませんでした。



風不死岳

登山道から見た支笏湖です。




風不死岳

シラネアオイの群生です。




風不死岳

登山道にて




風不死岳

同上




風不死岳

同上




風不死岳

同上




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