北尾根コースで、風不死岳山頂を往復しました。
駐車場 07時55分
登山口 08時13分 (0時間18分)
山頂着 10時02分 (1時間49分) (2時間07分)
山頂発 10時10分 (0時間08分) (0時間08分)
登山口 11時27分 (1時間17分)
駐車場 11時39分 (0時間12分) (1時間29分)
合計所要時間 3時間44分
(GPS記録)
総上昇量 791m
総下降量 793m
累積標高(+)トラック 807m
累積標高(+)地形 826m
TP積算距離 5.34km
今年初めての風不死岳登山です。
風不死岳は、樽前ヒュッテから登るコースと、支笏湖側から登る北尾根コースがあります。
今日は、先日の登山の疲れを考慮して、短い方のコース(北尾根)を選びました。
このコースは急登です。
TP積算距離 総上昇量 往路所要時間 上昇量/km
恵庭岳 6.55km 950m 2時間37分 290m
風不死岳 5.34km 807m 2時間07分 302m
比 率 81.5% 84.9% 80.9%
こうして比較してみると、風不死岳(北尾根コース)は、恵庭岳とほぼ相似形をしており、約80%強の規模であることが判ります。
登山道は、普通の土に落ち葉が被さった状態で、歩きやすいです。
路面に石ころは殆どありませんが、所々に木の根が路面とほぼ同じ高さで這っているので、注意が必要です。
登山路の下半分は、上半分よりは歩きやすい状態でした。
藻岩山などに較べると傾斜が急なため、下りでは一歩一歩ブレーキを掛けながら歩くイメージですので、太ももの前側の筋肉が疲れました。
9合目を過ぎると、10箇所程度の短い簡単なロープ場がありますが、時に危険な場所はありません。
古いロープは見た目にもかなり老朽化していますが、引っ張ってみた範囲ではまだ強度はありそうでした。
そのため、数カ所には新しいロープが追加されていました。
それらは残念ながら、トラロープ(黄色、黒色の縞ロープ)でした。
トラロープは、本来工事現場などで使う、強度を必要としない標識用ロープです。
そのため、登山用としては全く不適格なのですが、安価なため安易に使用されているようです。
紫外線による性能劣化が激しいので、古いトラロープが設置されている場合は、使用前に強度を確かめる必要があります。
高価にはなりますが、クライミング(登山)用ロープを設置するように努力して頂きたいものです。
(価格例)
登山用ロープ 280円/m (径 9.7mm) 50m 14000円
トラロープ 30円/m (径10.0mm) 50m 1500円
今日は、気温が低く肌寒い状態でしたが、往路は半袖シャツで歩きました。
山頂は風があり、非常に寒く感じましたので、急いで夏シャツ(長袖)を着用しました。
山頂手前では、数カ所で崖そばを通過しますが、十分に注意して歩けば問題はありません。
この場所には、標識ロープが張られていますが、よそ見をしながら歩くのは厳禁です。
山頂は、雲のために遠方視程が全くありませんでしたので、写真撮影後すぐに下山を開始しました。
行動中は飴2個のみで過ごし、食事は下山後に摂りました。
月曜日で時刻的に早かったこともあり、登山者には出会いませんでした。
貸し切り状態で登るものいいものですね。
花は、上部の方で少し咲いていました。シラネアオイの群生箇所があり、大変綺麗でした。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
風不死岳山頂です。
雲のため、遠方視程はありませんでした。
登山道から見た支笏湖です。
シラネアオイの群生です。
登山道にて
同上
同上
同上
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