平成23年山行記録


2011年11月7日(月)
風不死岳に登りました。

北尾根コースで、風不死岳山頂を往復しました。

駐車場      08時38分
登山口      08時54分 (0時間16分)  
5合目       09時21分 (0時間27分)  
8合目       10時04分 (0時間43分)  
山頂着      10時36分 (0時間32分) (1時間58分)
山頂発      10時51分 (0時間15分) (0時間15分)
5合目       12時09分 (1時間18分)  
駐車場      12時41分 (0時間32分) (1時間50分)

合計所要時間  4時間03分

(GPS記録)
総上昇量   795m
総下降量   775m

累積標高(+)トラック   829m
累積標高(+)地形    839m

TP積算距離    5.31km

天気予報が「曇りで、午後遅くから晴れてくる」となっていたので、風不死岳に向け自宅を出発しました。

結局、自宅に帰り着くまでは晴れることはありませんでしたが、幸い降雨もありませんでした。

今日は、支笏湖に面した北尾根コースとしました。

今日は寒さを予想して、長袖下着と冬用のシャツ(ウール・厚手)とし、ウインドブレーカー2着を携行しました。

登山口の気温を考慮して、アウターは携行しませんでした。(車には積んでいました。)

このコースは、距離が短くて比較的登りやすいですが、短い距離で高度を稼ぐため、平均的に急登です。

上部では、両側が切れ落ちている細い尾根部分を通る箇所があります。

また、片側が急斜面になっている部分も複数箇所あります。

このどちらも、標識ロープがあり、普通に注意して歩けば特に危険なことはありませんが、それなりの注意は必要です。

8合目より上には、複数箇所にロープがありますが、それぞれ距離は短く、特に危険な箇所はありません。

各ロープとも良く整備されていて、問題はありませんでした。但し、トラロープが主体です。

登山道は、路面が濡れていて、落ち葉が路面を覆っているために、歩きづらい状態でした。

山頂部は、笹が登山道に被っているため、ストックで露払いをしながら歩きましたが、結局ズボンを濡らしてしまいました。

やむを得ず、山頂到着時に保温のため雨具の下をズボンの上から装着しました。

下山を開始して9合目付近でウインドブレーカーを着用し、5合目付近で雨具のズボンを脱ぎました。

登山道は全体的に急登で、樹木の根が登山道にも露出している部分が多くあります。

歩きづらいのは、この木の根を落ち葉が隠しているためです。

路面を目で良く確認するとともに、不安な場合はストックや登山靴裏で木の根(特に縦方向)が無いか確かめながら歩きました。

下山時に、気がつかずに縦方向の木の根の上にのってしまうと、スリップ・転倒は免れません。

そのため、下山時は特に注意して歩いていたのですが、それでも1回スリップ転倒しました。

段差のあるところで、縁に近いところに左足をおろしたら、全く抵抗なく段差の下まで滑り落ちました。

縁に近いところには、当然土があると思っていましたが、落ち葉が積もってそのように見せていただけで、実際はスカスカの状態でした。

幸い、転倒したのが危険な場所ではなかったので助かりました。

この様な登山道の場合は、注意していても転倒する可能性が常にあるので、それを頭に入れながら歩く必要があります。

今日出会った登山者は、若い男性1名のみでした。


帰路は、支笏湖温泉−ポロピナイ−道々117号線(支笏湖−恵庭市)経由としました。

ポロピナイ湖畔は既に冬季休業に入っていて、道路が通行止めになっており、トイレも使用不可でした。

道々117号線では、白扇の滝、漁川ダムに立ち寄ってみました。

紅葉は全行程で、ほぼ終わっていました。支笏湖畔道路でポツンポツンと紅葉が残っている程度です。


風不死岳

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


風不死岳

GPS軌跡




風不死岳
風不死岳山頂です。
雲の中に入っていたので、遠方視程は全くありません
でした。



風不死岳

登山道にて




風不死岳

復路で、雲から抜けた場所から撮影。
全体的にもやっています。



風不死岳

登山口です。




風不死岳

対岸のポロピナイ湖畔から見た風不死岳です。
上半分は、完全に雲の中でした。



風不死岳

帰路で立ち寄った白扇の滝です。
支笏湖−恵庭市を結ぶ道道117号線です。



風不死岳

同じく漁川ダムです。
渇水期なので、貯水量は少なめでした。

平成23年山行記録
http://tjmount.com/