平成21年山行記録


2010年6月10日(木)
樽前山と風不死岳に登りました。

7合目ヒュッテから、風不死岳・樽前西山・樽前東山に登りました。

駐車場      08時19分
風不死岳     10時29分 (2時間10分)
樽前西山     13時10分 (2時間41分)
樽前東山     14時08分 (0時間58分)
駐車場      14時55分 (0時間47分)

合計所要時間  6時間36分

(GPS記録)
総上昇量    976m
総下降量   1023m

累積標高(+)トラック   1158m
累積標高(+)地形    1050m

TP積算距離    12.88km

今年は雪解けが遅くて、まだ山には残雪が多いため、雪で危険な場合はその時点で登山を中止する覚悟で、樽前山と風不死岳登山に向け自宅を出発しました。

風不死岳登山の記帳をするため樽前山ヒュッテ前に行ったところ、「自然・・・」の腕章をつけた係員が居たので、アイゼン使用の有無を聞いたところ、登山道には全く雪が無いとのことでしたので、ザックのアイゼンを戻すため一旦車に戻りました。ストックも通常の1本にしました。

全体を通して、登山道には全く問題はありませんでした。

風不死岳山頂からの展望は不良で、支笏湖は全く視認できませんでした。

それと、もの凄い数のブヨみたいな小さな虫が山頂広場を飛び交っていて、とてもゆっくり写真を撮れる状態ではありませんでした。そのため、写真を数枚撮っただけで、早々に下山を開始しました。

風不死岳の往路で、樽前山に分岐する場所の登山道脇の雪をポリ袋に入れて、頭の上に載せて落ちないように帽子を被りました。

少し暑くなってきたので、氷嚢代わりです。時々使う手ですが、非常に効果があります。やり過ぎると、脳天が痺れてきます。

樽前西山の山頂部分は丁度雲のなかで、山頂からの展望はありませんでしたが、西山を下山中に晴れてきて山頂も姿を現しました。

樽前山のドームの写真を撮っているときに、噴煙の噴出口付近に何か杭状の物を見つけました。

何枚も写真を撮っている内に、かすかに動いた気配があり、人が数人いることが判りました。

取りあえずカメラのレンズを最高倍率(10.7倍)にして撮影し、自宅に戻り確認したところ3名の人が居たことが判りました。

非常な急勾配で、脆い地層のうえに落石の恐れもある場所ですので、どうやってあそこまでたどり着いたのか、写真では判断できませんでした。

安全な作業道が作られていれば別ですが、いずれにしてもかなり危険な状態であることには変わりありません。

登山道脇では、色々な花が咲き乱れており、大変綺麗です。

風不死岳では、桜も咲き始めていました。

(樽前山。風不死岳 6月10日撮影)
樽前

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


樽前

GPS軌跡




樽前

樽前東山から見た支笏湖です。
風不死岳山頂では視界不良で全く見えませんでした。



樽前
樽前山ドームです。
中腹で、3名が調査中でした。(矢印の部分)
光学10倍デジカメの威力は素晴らしいですね。



樽前

登山道にて




樽前

同上




樽前

一カ所で登山道の両側にシラネアオイの群落があり
大変綺麗でした。



樽前

登山道にて




樽前

桜が咲き始めていました。

平成21年山行記録
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