平成26年山行記録


2014年6月7日(土)
恵庭岳に登りました。

ポロピナイコースで、恵庭岳山頂(第2展望台)を往復しました。

駐車場      07時12分
山頂着      09時40分 (2時間28分)  
山頂発      09時47分 (0時間07分)  
駐車場      11時47分 (2時間00分) (4時間35分)

合計所要時間  4時間35分

(GPS記録)
総上昇量   872m
総下降量   902m

累積標高(+)トラック   945m
累積標高(+)地形    948m

TP積算距離    6.59km

天気予報では、明日から天候が悪くなる予報を出しています。

予報を見ると、今日は何とか天気が持ちそうだったので、恵庭岳に登ることにしました。

なるべく早い時刻に登ろうと7時頃駐車場に到着しましたが、既に出発した登山者の車や、出発準備中の車が数台いました。

車で支笏湖に近づくと道路から恵庭岳が見えますが、今日は上半分が雲の中でした。

駐車場からは、通常の装備で出発しました。(水 ペットボトル2本)

駐車場を出発して約500m進むと、爆裂火口に繋がる沢を横断しますが、そこにはロープが張られて登山道の方向を示す矢印もつけられていました。(写真7 標高 約370m)

昨年11月2日に女性が右側の登山道を見落としてこの沢を登り、標高500m付近で転落死するといういたましい事故を起こしています。

中腹以上は濃い霧に入り、霧が木の葉で結露して風が吹く度に雨のように降りかかるようになりました。

そのため、往路の標高790m付近で雨具を装着しました。(所要時間 10分)

登山ズボンの上に雨具をつけると、やはり歩きづらいですね。

特に、高い段差が多い上に、ロープ場などもありますので、雨具をつけると負担になります。

恵庭岳は現在も噴煙を上げている活火山です。

そのため、登山道は火山礫や火山灰で出来ているので、脆いうえに滑りやすいです。

登山道は、登山者が沢山歩くと少しずつ荒れてきますが、恵庭岳も以前よりは少しですが石のゴロゴロが目立ち、歩きづらくなっている感じです。

ネットにアップされている恵庭岳登山記録を見ると、禁止(強制力はない)されている山頂ドームに登っている記事を見かけます。

法的に強制力のある「禁止」行為ができないため、標識からは「禁止」の文字が削除されています。

かなり危険な状態と聞いているので、登らないようにしたいものです。

ここでは、以前に外国人が事故を起こして救助されています。

恵庭岳
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



恵庭岳

GPS軌跡




恵庭岳
恵庭岳山頂(第2展望台)です。
大粒の霧が吹き付けて寒く感じたので、すぐに下山しまし
た。遠方視程は全くありませんでした。



恵庭岳

山頂ドームに向かう登山道には、ロープが張られています




恵庭岳

第2展望台の表示です。




恵庭岳

同上




恵庭岳
爆裂火口から繋がる沢と登山道の交叉する場所です。
駐車場から約500mの位置にあります。
登山道は、写真の右端です。



恵庭岳

登山道にて




恵庭岳

同上




平成26年山行記録
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