前回は奥盤渓山まで行っているので、今回は更に奥の三角山まで足を延ばしました。
三角山では、一般登山道から山頂コースが分岐する地点で引き返しました。
駐車場 09時11分
盤渓山の分岐 10時28分 (1時間17分)
奥盤渓山 11時11分 (0時間43分)
三角山着 11時28分 (0時間17分)
三角山発 11時35分 (0時間07分)
奥盤渓山 11時51分 (0時間16分)
盤渓山 12時39分 (0時間48分)
駐車場 13時48分 (1時間09分)
合計所要時間
(GPS記録)
総上昇量 539m
総下降量 623m
累積標高(+)トラック 638m
累積標高(+)地形 643m
TP積算距離 6.46km
今日は夕方まで雪の予報でしたが、取りあえず盤渓山に向かいました。
天候状況が悪いようであれば藻岩山登山に変更する予定でいましたが、盤渓山の駐車場到着時点では降雪もなく無風状態でしたので、盤渓山登山に出発しました。
新雪が積もっていましたが、登山道の踏み跡にはかすかに凹凸が残っており、踏み跡をたどることができました。
ただ、斜面の横断(トラバース)をすると、傾斜の緩い斜面でも、スノーシューが流され苦労しました。
積雪表面が一度融けて表面が少し硬めになった上にサラサラの降雪があったためでした。
スノーシューで踏み込んで体重を掛けると、スノーシューをのせた状態で積雪の上層・下層の境界面から上が滑り落ちてしまいます。全域で同じ状態でした。
このような状態の場合は、積雪量が多いと表層雪崩の危険性がありますが、今日はそれほどの積雪量ではありませんでした。
天候状態が良かったので、盤渓山の山頂には登らずにそのまま奥盤渓山に向かいました。
暫く行くと複数の消えかかった踏み跡を発見しました。
奥盤渓山に向かっている様なので、そのまま踏み跡をたどりましたが、帰宅後GPSの軌跡を見ると前回のコースよりはかなり違っていました。
前回はまともに直登しましたが、今回は右から大きく回り込んでいます。距離は長いですが、傾斜は若干緩かったようです。
奥盤渓山山頂から三角山方面にも踏み跡がかすかに残っていたので、そのまま三角山に向かいました。
途中で砥石山登山道と合流していますが、意識していなかったせいかその合流地点の記憶がありません。
(追記)GPS軌跡を詳しく調べたら、極近くまで接近していますが合流はしておらず、三角山の標識のところで合流していました。
三角山に登っていくと、見慣れた標識に出会いました。写真(No.6)の左側に写っています。
ここからは夏道でも急登が続きます。以前に砥石山登山道経由でスノーシューを装着して三角山に登ったことがありますが、そのときも大変でした。
今回は雪が2層になっていてその時よりも状況が悪いので、無理をせずにそこから引き返すことにしました。
復路で、盤渓山山頂に登ってから下山しました。
復路で登った盤渓山山頂に踏み跡がありませんでしたので、今日は登山者がいなかったようです。
奥盤渓山に向け分岐する地点で、GPSをザックの上蓋から腰ベルトの前側に移動させました。
この位置は、身体がGPS衛星の電波を半分遮断するのでGPSにとっては良い状態ではありません。
ただ、この機種は受信性能が向上しているので大丈夫だろうと考えていましたが、身体が山側斜面に向いているときに一度だけ位置の誤認が発生しました。
身体を山側斜面に向けると、山と身体とでGPS衛星の電波を殆ど遮断してしまうためです。
やはり、GPSの計測にはザックの上蓋内が最適のようです。
珍しく一人の登山者にも出会いませんでした。この山域を独り占めにして登山をする気分は最高ですが、それだけリスクも大きいので慎重な行動が要求されます。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
今日はGPSの軌跡が乱れました。
原因は、GPSをザックから取り出して、腰の前側に付け
たために、電波の受信状態が極端に悪化したためです。
盤渓山山頂にて
石狩湾から雪雲が流れ込んできたため、遠方の視程はよく
ありませんでした。
往路の途中でみた奥盤渓山です。
下から見ると、かなり急斜面に見えます。
三角山の山頂コースの分岐点です。
ここから山頂までは、急斜面が続きます。
奥盤渓山から三角山に続く痩せ尾根です。
危険な場所はありません。
途中で砥石山登山道に合流します。
登山道にて
木々が雪をまとい、大変綺麗でした。
今日は積雪が2層になっていて、境界面部分で滑るため
大変歩きづらい状態でした。
段差を強調するため強く補正を掛けています。
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