駐車場からロープウェイを使わずに、旭岳山頂を往復しました。
駐車場 05時37分
姿見駅着 07時39分 (2時間02分)
姿見駅発 07時52分 (0時間13分)
山頂着 10時03分 (2時間11分) (4時間26分)
山頂発 10時30分 (0時間27分) (0時間27分)
姿見駅着 12時05分 (1時間35分)
姿見駅発 12時15分 (0時間10分)
駐車場 14時09分 (1時間54分) (3時間39分)
合計所要時間 8時間32分
(GPS記録)
総上昇量 889m
総下降量 1040m
累積標高(+)トラック 1218m
累積標高(+)地形 1252m
TP積算距離 14.22km
体調に問題なかったので、いつもの通り駐車場からロープウェイを使わずに歩きました。
天候は晴れ・無風・適温で、快適な登山日和でした。
木道を除いて、登山道には変化はありませんでした。
駐車場から姿見駅までは、ほぼ木々の中を歩くので、直射日光に当たることは少ないですが、姿見駅から山頂までは全身に日光を浴びながら歩くことになります。
水はペットボトル3本を携行していましたが、姿見駅で1本購入して身体に水分を充分に補給しました。
山頂までの登山道は、相変わらず火山灰・火山礫が混合した歩きづらい状態です。
登山靴でも滑りやすいのに、底の平らなズック靴や、ビーチサンダルの様なもので歩いている人を見かけてビックリします。
山頂の遠方視程は良好で、360度素晴らしい景観でした。
姿見駅の少し上の山腹では、複数箇所から「シューシュー」と強い音を立て蒸気が噴出しています。
小さなタービンを回して発電するだけの力がありそうでしたが、硫黄成分などでタービンの羽根が保たないでしょうね。
復路で再び姿見駅に立ち寄り、飲料水のボトルを1本購入して、ザックに補充しました。
当日は4日目で疲労が溜まってきており、往復で8時間を超えるコースなので、水を多めに飲んで、体調維持に努めていました。
(過去の記録)
2005−08−08 6時間59分
2006−08−01 6時間33分
2007−08−26 7時間34分
2008−07−31 8時間01分
2010−08−03 8時間04分
2012−08−04 8時間11分
2013−08−05 8時間32分
若い元気な頃は、できるだけ短時間で歩くのを目標にしていたこともあり、現在からみるとかなり短い時間で歩いています。
近年は、年令相応のスピードで、安全第一で歩くことに心がけているので、少しずつ所要時間が延びています。
天気予報では、翌日から天候が悪くなるとのことでしたので、最後に予定していた天塩岳登山をキャンセルして、札幌の自宅に戻りました。
帰路の途中で、美瑛町の「ゼルブの丘」と、上富良野町の「かんのファーム」に立ち寄り、写真撮影を行いました。
総走行距離 426km
(木道)
木道は更に傷んできており、乾燥した今日でもやっと歩ける状態で、すでに一般の観光客が一時的にでも歩ける状態ではなくなっています。
木道が濡れている状態では、登山靴でも安全に通過するのがかなり厳しいレベルに達しています。
この傷みの進み具合からみると、来年は登山靴を濡らさずに歩くことは難しくなっている可能性があります。
このロープウェイを使わずに歩いて下るコースは、ロープウェイが故障した場合などの重要な避難経路にもなっているので、早急な対策を望みます。
木道は大きく分けて、次の3箇所あります。歩いた感じは次のとおりです。
1.登山道入口部分
距離的には短いですが、腐食が激しく、木道の体を成していません。
濡れている場合は、登山靴でも安全に通過することが厳しい状態になっています。
2.第一天人ヶ原
かなり傷みが出ていますので、注意して歩く必要があります。
来年は、登山靴でなければ通行できないかもしれません。
3.第二天人ヶ原
一番傷みが少ないですが、注意して歩く必要があります。
来年は、今年の第一天人ヶ原レベルになっている可能性があります。
今回は、詳しい人に話を聞くことができましたが、国立公園内のため、管轄(監督官庁)が細分化され入り組んでいるそうです。
この木道は北海道の管轄だそうです。
私は、登山道の保護のために、あえて木道の補修をしないのではと勘ぐっていましたが、単純に予算不足が原因と説明されているようです。
近くでは、クロスカントリー道の整備が行われていますが、管轄が違うのでしょうね。
何れにしても、早急な対策が必要な時期にきております。歩行中に事故が起きてからでは遅いので、早急な対策をお願いします。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
旭岳山頂です。
山頂にて
周囲の雪はまだ沢山残っています。
山腹の下の方では、勢い良く噴煙がでています。
「シューシュー」と強い噴出音がしていました。
姿見の池です。
第二天人ヶ原です。
ワタスゲが満開で大変綺麗でした。
登山道にて
同上
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