下の登山口から、旭岳山頂を往復しました。
駐車場 06時16分
分岐 08時06分 (1時間50分)
姿見駅 08時15分 (0時間09分) (1時間59分)
7合目 09時18分 (1時間03分)
山頂着 10時22分 (1時間04分) (2時間07分)
山頂発 10時55分 (0時間33分) (0時間33分)
姿見駅 12時38分 (1時間43分)
駐車場 14時27分 (1時間49分) (3時間32分)
合計所要時間 8時間11分
(GPS記録)
総上昇量 962m
総下降量 1034m
累積標高(+)トラック 1249m
累積標高(+)地形 1246m
TP積算距離 14.14km
何時ものとおり、ロープウェイを使用せずに、下から歩いて旭岳に登りました。
この登山道が通行可能であることは、前日に入山届けを見て、確認していました。
登山口付近の木道は、年々傷みが酷くなっています。
雨天時などは、登山靴でなければ、安全に通行できないレベルにまでなっています。
この木道は、ロープウェイ停止時の避難路にもなっているので、何らかの対策が必要な時期と思われます。
2番目の木道の手前で、登山道を交差する状態で幅3mの笹狩りが行われていましたが、詳しいことは判りませんでした。
2番目、3番目の木道にも、少し傷みが出てきましたが、1番目の木道よりは遙かに良い状態でした。
姿見駅までの登山道は、木道の傷みを除いて以前と変わりありませんでした。
往路で姿見駅に立ち寄った際に、北海道警察山岳遭難救助隊のメンバーが登山者に飲料水を無料で配っていました。
あとで、このメンバーも山頂まで登ってきました。
姿見駅から山頂までは、火山礫、火山灰地の歩きづらい路面ですが、状態は以前と変わりありませんでした。
山頂からの展望はあまりよくありませんでした。時々黒岳方面が見える程度で、姿見駅の方向は雲のため見えませんでした。
山頂では、北海道警察山岳遭難救助隊のメンバーが、登山者に対して無料で捻挫防止用テーピングを行っていました。
この救助隊メンバーと少し話をしましたが、ヘリコプターが飛べない状態の場合は、地上から救助に向かい遭難者を下までおろすと話していました。
地上搬送の場合は、第一次の救助隊に続いて、第2次の救助隊も駆けつける態勢になっているそうです。
ヘリコプターの救助の場合は、林の中でも数m四方のスペースがあれば、ホバリングして救助作業が可能とのことでした。
その場合、風が一定方向に吹いている場合は、風が強くても問題ないそうです。
ただ、風に脈動(強くなったり、弱くなったり変化する状態)があると、ホバリングは難しいと話していました。
そのあと、実際のテーピング作業を見学したり、テーピングについて質問したりして過ごしました。
姿見駅から山頂までは、標高差690m、標準所要時間2時間程度ですので、小さな子供達をつれた家族連れを沢山見掛けました。
小さな子供達も、登山には強いですね。何時も感心しています。
復路では、姿見駅に立ち寄りペットボトルを1本購入して、水の補充をしました。
姿見駅より少し下がった登山道で、ヒグマの糞を見かけました。かなり古いものでした。
このコースは、時々ヒグマが出没するので、笛や鈴の携帯は必須です。
特に多いのは、2番目、3番目の木道付近(湿地帯)のようです。
当日は、靴が濡れなかったので、助かりました。
車中泊で一番困るのは、登山靴や衣類・装備品が濡れることです。
最悪の場合は、予備品一式を出して使いますが、濡れた装備をそのまま収納することは避けたほうが良いので、結局何らかの方法でできるだけ乾かすことになります。
この乾かす作業が大仕事で、天気が回復していれば車外で乾かし、そのあとは車内に紐を張って吊るすことになります。
翌日から天候が悪化するのはラジオで確認していましたが、下山後、取り敢えず十勝岳吹上温泉の白銀荘に向かいました。
白銀荘で温泉に入り、大型テレビでサッカーの日本男子の試合(前半)を観戦してから車に戻りました。
カーナビのテレビ機能をテストしたら、サッカーの試合が受信できたので、後半戦は車の中で楽しみました。
やはり、サッカーなどは、大画面のテレビで見る方が迫力があっていいですね。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
旭岳山頂です。
姿見駅方面は、雲のため全く見えませんでした。
北海道警察山岳遭難救助隊がパトロールにきていました。
登山者に捻挫予防用テーピングを無料で行っていました。
展望台にて
登山口付近の木道は、完全に壊れています。
ロープウェイ停止時の避難路でもあるので、そろそろ
何らかの対策が必要と感じました。
姿見駅の少し手前の登山道にて
ヒグマの糞です。かなり古いものです。
姿見駅のそばにて
登山道にて
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