下のロープウェイ駅から歩いて旭岳山頂を往復しました。
駐車場 06時15分
五合目分岐 08時08分 (1時間53分)
旭岳山頂 10時20分 (2時間12分)
五合目分岐 12時43分 (2時間23分)
駐車場 14時19分 (1時間36分)
合計所要時間 8時間04分
(GPS記録)
総上昇量 1045m
総下降量 1103m
累積標高(+)トラック 1291m
累積標高(+)地形 1288m
TP積算距離 14.69km
(8月3日 旭岳登山)
何時ものとおり、ロープウェイを利用せずに下から歩いて山頂を往復しました。
4箇所ほどある木道の内、最初の部分の木道は以前から損傷が激しかったのですが、今年は最悪の状態でした。
昨年までは、2列設置されている木道の状態の良い方を選びながら歩くことで、何とか安全に通過できました。
しかし、今年は両側の木道が傷んで折れたり腐ったりしている箇所が複数あり、朝露に濡れた滑りやすい状態でそこを通過するのには注意が必要でした。
木道(登山道)の機能を果たしていないと判断されます。
上部の木道はまだ確りしているので、できれば応急処置をして安全に歩けるようにすることを望みます。
もし、このまま放置するのであれば、転んで怪我をする登山者が出る前に、通行止めも検討する必要があると思われます。
ただし、ロープウェイの運転時間外はこの登山道が生命線ですので、通行止めにすることは無理と考えますが。
旭岳山頂は強風で、非常に寒く感じました。
寒冷前線の通過直後で、寒気が流れ込んでいるので当然ではありますが、さすがに北海道一の高峰だけのことはありますね。
外国人も何人か登っていましたが、なぜか皆さん服装は軽装で、足は太ももから露出した状態でした。
私は頂上付近では、寒さ対策のため半袖下着の上に長袖シャツを着て、さらにウィンドブレーカーを着用していました。
山頂に居たその軽装の外国人(男女2名)は、そのまま周遊コースの方に下りて行きました。
装備もウエストポーチのみという身軽ないでたちでしたので、寒さや体力には余程自信があるのでしょうね。
姿見駅(五合目)から山頂までは、標準コースタイムで2時間の比較的易しいコースですので、子供達も登っていました。
ただ、靴底の平らな運動靴で登っている人を相変わらず見かけます。下りは登山靴でも滑りやすいので、ブロックパターンの確りした靴で登ることを強く推奨します。
時刻的に余裕があったので、復路では5合目周辺の遊歩道を歩いてみました。
往路・復路ともロープウェイ姿見駅に立ち寄り、トイレを利用させていただいています。
前夜は、薄い夏用の寝袋では、少し寒く感じました。同じく隣で車中泊をしていた本州からの人も、寒かったと云っていました。
車中泊をした旭岳青少年野営場は、標高が約1000mですので、寒気の入った時は下界よりもかなり寒くなります。
下山後、吹上温泉に向かい、到着後温泉で汗を流してから、車中泊をしました。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
旭岳山頂です。
強風で風が大変冷たく感じました。
山頂にて
復路にて
続々と登ってくる登山者の皆さんです。
ゴーゴーと音を立てて、噴煙を上げています。
この旭岳は、むかし山頂を含めて大崩落をしているので、
崩落前は今よりずっと標高が高かったそうです。
姿見の池です。
登山道にて
木道の状態です。
一番登山口に近い部分の木道が、荒廃しています。
濡れているときは要注意です。
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