望岳台から十勝岳山頂を往復しました。
駐車場 05時27分
避難小屋 06時35分 (1時間08分)
山頂着 09時15分 (2時間40分) (3時間48分)
山頂発 09時47分 (0時間32分) (0時間32分)
避難小屋 11時40分 (1時間53分)
駐車場 12時40分 (1時間00分) (2時間53分)
合計所要時間 7時間13分
(GPS記録)
総上昇量 967m
総下降量 1038m
累積標高(+)トラック 1165m
累積標高(+)地形 1144m
TP積算距離 12.23km
天候は、晴れ・無風・適温の快適な登山日和でした。
今回も、足への負荷を極力少なくするために、ゆっくりと歩いています。
過去の往路のベストタイムは、2007年の2時間31分ですが、今回は3時間48分ですので、1.5倍の時間が掛かっています。
後のことを考えずに頑張って歩けば20分〜30分程度は短縮できると思われます。
避難小屋から長い急坂を登りますが、この斜面を登り切ると、総上昇量の2/3に達します。
その後は火山灰地の平坦に近い緩い登りの登山道を歩いて、最後に十勝岳本体の登りに掛かります。
最後の登りは短いですが急登で、石ころゴロゴロの歩きづらい登山道が続きます。
山頂到着時の遠方視程は不良で、美瑛岳は見えませんでした。
望岳台には、昨年度に防災シェルターが造られました。
十勝岳が噴火したときの一時避難に利用される施設で、シャワートイレも完備しています。(通常は宿泊禁止)
窓の外側には、ボタンひとつでシャッターが下りるようになっています。
シェルターには、昼間は案内掛が常駐していて、アイス系の販売もしていました。
係員に、「どの程度の噴石に耐えられるのか」と聞いたら、詳しくは知らないとのことでした。
建物内部は広いので、100人程度は収容できると思われます。
シェルター内部では、床には大きな地図が描かれており、壁には過去の十勝岳噴火の詳しい解説が掲示されています。
この過去の噴火の記録を見ると、火砕流が中富良野町を越えて流れており、今後も大きな噴火があった場合は、吹上温泉・白金温泉は勿論のこと、周辺の町村にも大きな被害が出ることが予想されます。
身体に特に問題はありませんでしたが、翌日は休養日とし、吹上温泉で車中泊をしました。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
十勝岳山頂です。
登山道から見た十勝岳です。
上:避難小屋の上の斜面を登り切った場所です。
下:避難小屋手前の、美瑛岳分岐です。
避難小屋です。
十勝岳本体の登り口にある雪渓です。
望岳台に防災シェルターが造られました。
十勝岳が噴火した際の避難場所になります。
窓は、シャッターが下りるようになっています。
吹上温泉で撮影した夕焼けです。
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