平成29年山行記録


2017年8月9日(水)
十勝岳に登りました。 (8月03日)

望岳台から十勝岳山頂を往復しました。

駐車場      05時27分
避難小屋     06時35分 (1時間08分)  
山頂着      09時15分 (2時間40分) (3時間48分)
山頂発      09時47分 (0時間32分) (0時間32分)
避難小屋     11時40分 (1時間53分)  
駐車場      12時40分 (1時間00分) (2時間53分)

合計所要時間  7時間13分

(GPS記録)
総上昇量   967m
総下降量   1038m

累積標高(+)トラック  1165m
累積標高(+)地形    1144m

TP積算距離    12.23km

天候は、晴れ・無風・適温の快適な登山日和でした。

今回も、足への負荷を極力少なくするために、ゆっくりと歩いています。

過去の往路のベストタイムは、2007年の2時間31分ですが、今回は3時間48分ですので、1.5倍の時間が掛かっています。

後のことを考えずに頑張って歩けば20分〜30分程度は短縮できると思われます。

避難小屋から長い急坂を登りますが、この斜面を登り切ると、総上昇量の2/3に達します。

その後は火山灰地の平坦に近い緩い登りの登山道を歩いて、最後に十勝岳本体の登りに掛かります。

最後の登りは短いですが急登で、石ころゴロゴロの歩きづらい登山道が続きます。

山頂到着時の遠方視程は不良で、美瑛岳は見えませんでした。

望岳台には、昨年度に防災シェルターが造られました。

十勝岳が噴火したときの一時避難に利用される施設で、シャワートイレも完備しています。(通常は宿泊禁止)

窓の外側には、ボタンひとつでシャッターが下りるようになっています。

シェルターには、昼間は案内掛が常駐していて、アイス系の販売もしていました。

係員に、「どの程度の噴石に耐えられるのか」と聞いたら、詳しくは知らないとのことでした。

建物内部は広いので、100人程度は収容できると思われます。

シェルター内部では、床には大きな地図が描かれており、壁には過去の十勝岳噴火の詳しい解説が掲示されています。

この過去の噴火の記録を見ると、火砕流が中富良野町を越えて流れており、今後も大きな噴火があった場合は、吹上温泉・白金温泉は勿論のこと、周辺の町村にも大きな被害が出ることが予想されます。

身体に特に問題はありませんでしたが、翌日は休養日とし、吹上温泉で車中泊をしました。


十勝岳
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



十勝岳

GPS軌跡




十勝岳

十勝岳山頂です。




十勝岳

登山道から見た十勝岳です。




十勝岳

上:避難小屋の上の斜面を登り切った場所です。
下:避難小屋手前の、美瑛岳分岐です。



十勝岳

避難小屋です。




十勝岳

十勝岳本体の登り口にある雪渓です。




十勝岳
望岳台に防災シェルターが造られました。
十勝岳が噴火した際の避難場所になります。
窓は、シャッターが下りるようになっています。



十勝岳

吹上温泉で撮影した夕焼けです。




平成29年山行記録
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