平成19年山行記録


2007年8月14日(火)
十勝岳に登りました。 (7月12日) 今年2回目です。

望岳台から十勝岳山頂を往復しました。

駐車場   5時03分
山頂着   7時34分 (2時間31分)
山頂発   7時55分 (    21分)
駐車場   9時59分 (2時間04分)

合計所用時間  4時間56分

(GPS記録)
総上昇量  約1200m 
距 離    10.95km

(今年2回目のキャンプ登山)
車中泊では初めてになるキャンプです。

8月11日 札幌発    (白銀荘 駐車場泊)
8月12日 十勝岳登山 (白銀荘 駐車場泊)
8月13日 富良野岳〜カミホロカメトック登山 (帰宅)

車中泊のテストを兼ねたキャンプでしたので、2泊で切り上げて札幌に戻りました。
車中泊は概ね良好でしたが、やはり運転席側のカーテンが必要であることが判りました。
荷物室が狭いため荷物類は3個の箱に入れています。就寝時はその2個を左側に縦に並べ、残りの1個をその上に重ねて、ザック・登山靴類は、もう一つの箱の上に格納します。
右側半分には折り畳み式ベッドを拡げます。就寝用には登山用寝袋を流用しています。

これでテント泊の場合と同じ就寝スペースを確保できます。しかし、箱の中の物を後から取り出すことができませんので、周到な準備が要求されます。

就寝前に朝食材料を助手席に用意しておき、ベッド・箱類を移動しなくても直ぐに朝食の準備を開始できるようにするなど、運用面のコツが少し判ってきました。

細かい部分では、やはりテント泊とは違います。テント泊では必要な道具類を直ぐ使える状態でそばに置いていますので、朝食準備などは即時に開始できます。
車中泊の場合は、なにをやるにも一旦車外に出なければならないのが少し不便です。

下の車の写真は、車中泊に使用したカローラワゴンです。
下山後、登山用品を干しています。右側の空色の物が、二つ折りしたベッドです。

狭いですが、車内に総ての物を格納した状態で就寝できるので、風雨時でも安心できるのが取り柄と云えるでしょうか。テントの設営・撤収が無いのはやはり楽です。

運転席側のカーテンの取り付けや、細かい点の改善を行って,次回のキャンプのための準備を進めています。

(十勝岳登山)
天気予報では晴れの方向に進むと云っていたのですが、残念ながら十勝岳連邦は天気の回復が遅れて上半分は厚い雲の中で、夕方になっても雲が時々切れる程度でした。

天候が良ければ十勝岳から美瑛岳を回るコースを予定していましたが、濃霧と強風で美瑛岳に向かえる状況ではありませんでした。

視程が非常に悪く、次の黄色ペンキが半分程度歩かないと見えない状況で、前回の登山よりも更に悪い状況でした。ただ、雨は降らなかったのでその点では楽でした。

複数回の十勝岳登山経験があっても、この濃霧の中を進むのは少し勇気のいることでした。

このような悪天候中ではありますが、日曜日のためか復路で沢山の登山者が登ってきました。ツアー登山も数組ありました。

旅行者と思われる人たちが、軽装備でズック靴に近いブロックパターンの殆どない靴で登っているのが気になりました。
何処まで登ったか(登れたか)は判りませんが。

しっかりした登山靴を履いていても滑るのに、そのような靴では下山時にスリップして怪我をする心配があります。

十勝岳070812−1

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


十勝岳070812−2

GPS軌跡




十勝岳070812−3
十勝岳山頂にて
数mの距離で撮影してもこんな状況でした。
風もかなり強い状況です。



十勝岳070812−4

十勝岳山頂にて
美瑛岳への登山道



十勝岳070812−5

登山道にて





十勝岳070812−6
車中泊用のカローラワゴン
右側の空色の物が、二つ折りしたベッドです。
登山終了後に登山用品を干しています。

平成19年山行記録
http://tjmount.com/