平成21年山行記録


2009年2月26日(木)
手稲山に登りました。(途中まで)

平和の滝コースで手稲山に登りました。(途中まで)

駐車場     8時40分
ガレ場着   11時05分 (往路 2時間25分)
ガレ場発   11時22分 (休憩     17分)
駐車場    12時49分 (復路 1時間27分)

合計所要時間  4時間09分

(GPS記録)
総上昇量    316m
総下降量    438m

累積標高(+)トラック   520m
累積標高(+)地形    497m

TP積算距離   6.79km

今日は天候が良さそうなので、手稲山に登りました。

ここ数日安定した天候が続いていて、昨日はマンションの駐車場の雪も少し溶けました。

それで、手稲山も登山口から山頂まで確り踏み跡がついているだろうと目論んで、早めに自宅を出発しました。

平和の滝駐車場は降雪も無く、登山道の入口にはツボ足の跡がついていました。

駐車場には乗用車が1台止まっており、単独の先行者の車と思われました。

しかし、この先行者の踏み跡は1.5km程度行った高圧線の所で左側の迷沢山方面へ進んでしまい、手稲山方面は踏み跡の無い状態になりました。

結局、それ以降はツボ足と途中からはカンジキによるラッセルをする羽目になり、目論見は見事に外れました。

進むにつれて新雪の積雪量が増えてきましたが、冬道の急登部分を通過するまではアイゼンで、尾根の稜線上でカンジキをアイゼンの上に装着しました。

尾根上では踏み跡は殆ど無く、積雪量もカンジキよりはスノーシューに適した深さでした。

ガレ場に到着した時点で11時になったので、無理をせずにそこで引き返すことにしました。

既に2時間半も歩いており、無理をしてガレ場に取り付いても、時間的な制約でそれ程上には行けません。

一応の目処として、午後2時までに駐車場に戻れる範囲で歩くようにしています。

これは、故障や何かあった場合に対処するため、暗くなるまでの余裕時間を数時間分確保するための安全対策です。

ガレ場到着後、少し開けた場所まで戻り、そこで休憩をとりました。

休憩中にカンジキのベルトが一箇所解けているのを見つけて、正規の状態に直しました。

復路では男性1名に出会いました。この男性は冬の手稲山は初めてとのことで、私からガレ場からは踏み跡が無いことや、所要時間などを説明しました。

暫くして後ろを振り返ったら、この男性が引き返してきていました。

(カンジキ)
カンジキのベルトは、以前に傷んだ部分をアイゼン用のベルトに取り替えたものでした。

アイゼン用のベルトが少し固くて滑り易いため、履いているうちに弛んで解けたようです。

それで、帰りに秀岳荘に寄って、アイゼン用のベルトを少し長めに購入しました。

以前は、ベルトを留めている金具にベルトを通していただけですが、今度は、その金具を通した後で、更にベルトを折り返して留めるようにしました。

この折返しを入れることで、固定する強度がかなり上がりますので、次回はこの状態で様子を見ることにしました。

(総上昇量)
1/25000地形図の標高では、標高差は次のようになります。
  駐車場  247m
  ガレ場下 717m
  標高差  470m

これから見ても、GPS記録の総上昇量・総下降量とも少なすぎます。

GPS軌跡をもとに算出した累積標高の500m前後の数字が、実態に則したものと思われます。

手稲山090226−1

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


手稲山090226−2

GPS軌跡




手稲山090226−3
登山口から1km地点の砂防ダム
以前取り払われていた柵と扉が新しく
取り付けられていました。



手稲山090226−4
高圧線下の迷沢山方面に行く斜面
川を渡りますが、今はブリッジになっています。
急斜面ですが、複数の跡が付いていました。



手稲山090226−5

登山道にて




手稲山090226−6

登山道にて




手稲山090226−7

尾根部分では、雪庇が少し発達しています。
安全に歩けるスペースは十分にあります。



手稲山090226−8

登山道にて




手稲山090226−9

今日使用したカンジキです。

平成21年山行記録
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