旧道コースを登り、新道コースを下山しました。
駐車場 5時45分
下二股 6時39分 ( 54分)
上二股 8時08分 (1時間29分)
山頂着 9時00分 ( 52分) (往路 3時間15分)
山頂発 9時31分 ( 31分) (休憩 31分)
上二股 10時12分 ( 41分)
熊見峠 10時53分 ( 41分)
下二股 11時41分 ( 48分)
駐車場 12時32分 ( 51分) (復路 3時間01分)
合計所要時間 6時間47分
(GPS記録)
総上昇量 936m
総下降量 1017m
累積標高(+)トラック 1122m
累積標高(+)地形 1164m
TP積算距離 10.72m
道の駅から見た朝焼けは大変綺麗でした。
朝焼けに浮かぶ斜里岳も見事でした。これからあの山に登ると思うと感慨もひとしおです。
(往路)
往路の天候は曇りで、心配した沢の水量も普段通りということで全く問題はありませんでした。
普段の水量であれば、防水の完璧な登山靴なら靴の中を濡らすことはありません。
残念ながら私の登山靴は防水不良のため、今日も確り中まで濡れてしまいました。
旧道の沢コースには、特に危険な場所はありませんが、要所にはロープや鎖があります。
このロープや鎖は上に登るためにではなく、沢に沿って斜面を歩いていく場所にサポート用に張られています。
小さな滝の連続する所では、沢の縁の斜面を歩いていきますが、水平な登山道がついているわけではありません。
斜面の足がかりを繋いで歩いていくので、ロープや鎖のない所の方が少し緊張します。しかし、注意して歩けば問題ないレベルです。
落差や斜度も緩やかなので、落ちても大けがをするほどのことは無いでしょうが。
山頂の視界は良好でしたが、途中から雲が湧いてきました。
(復路)
復路は、斜里岳が初めてという本州から来た男性登山者1名とご一緒しました。
この登山者は、往路では地元の登山者と組んで、私と前後しながら登っていましたが、途中から私がペースを落としたので山頂には大分先に着いたようです。
復路で、上二股から新道に入った直後の登山道脇に、小鳥の巣がありヒナが2羽大きな口を開けていました。
私たちの気配を、親鳥が餌を運んで来たのと勘違いしたようで、目はまだ開いていませんでした。
巣は登山道に面した位置にあり、知らないで手を左右に振って歩いていたら、巣を壊しかねない程の場所です。
親鳥はどうしてこんな場所に営巣をしたのでしょうか。この1ヶ月間は結構登山者が歩いていると思うのですが。
その後、天候が悪化したので、ザックカバーや雨具の上をつけたりしましたが、本降りにはなりませんでした。
ただ、小さな雨粒を含んだガスが吹き付ける場所があり、可成り寒く感じたこともありました。
新道部分(上二股〜下二股)は普通の山道ですが、標高差は少ないですが登ったり下りたりの縦走路で、ぐるっと遠回りしているので時間が掛かります。
また、登山口〜下二股、上二股〜山頂間もかなりの部分で沢が続きますので、新道経由で下山しても時間の短縮にはなりません。
新道利用の目的は、技術的に難しい沢下りを回避するためで、沢登りのベテラン以外には新道で下山することをお薦めします。
(パンク修理)
下山したら、何と車の左側前輪がパンクしていました。完全に空気が抜けてペシャンコになっていました。
早速、応急用タイヤと交換して、小清水町のガソリンスタンドでパンク修理をして貰いました。
応急用タイヤは床下にあるため、「デッキボード」を開けてタイヤを取り出す必要があります。
そのため、上に積んでいる荷物類を移動させなければなりませんが、これが結構な力仕事でした。
応急用タイヤを取り出すことを考慮して、荷物類を移動可能にしていたのが役立ちました。
登山口でパンク修理をしたのは初めての経験です。
ガソリンスタンドの係員の話では、釘がタイヤに斜めに刺さっていたので、もし空気が抜けるようであれば、タイヤを交換しなければいけないだろうとのことでした。
連続5日間の登山でかなり疲れが溜まっていたので、翌日(20日)は休養日にする予定でしたが、翌日夕方から数日間天候が崩れる予報になったので、キャンプ登山を切り上げることにしました。
前日と同じ道の駅で宿泊後、翌20日に札幌の自宅に戻りました。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
斜里岳山頂
山頂にて
山頂にて
以下は旧道の小さな滝です。
登山道の小鳥の巣です。
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