平成29年山行記録


2017年9月11日(月)
空沼岳に登りました。

万計沢コースで、空沼岳山頂を往復しました。

駐車場      06時39分
万計山荘     08時45分 (2時間06分)  
真簾沼      09時38分 (0時間53分)  
山頂着      10時41分 (1時間03分) (4時間02分)
山頂発      11時08分 (0時間27分) (0時間27分)
真簾沼      12時00分 (0時間52分)  
万計山荘     12時46分 (0時間46分)  
駐車場      15時04分 (2時間18分) (3時間56分)

合計所要時間  8時間25分

(GPS記録)
総上昇量   768m
総下降量   834m

累積標高(+)トラック  1116m
累積標高(+)地形    1114m

TP積算距離    16.32km

9月7日の無意根山登山から3日間休養をしたので、空沼岳に登りました。

天候は晴れ、無風、気温は少し低めの絶好の登山日和でした。

出発時には少し寒く感じたので、「長袖・半袖スポーツシャツ&ウインドブレーカー」と着込んで出発しました。

その後、身体が暖まった段階でウインドブレーカーを脱ぎ、暫くして汗をかき始めたので半袖スポーツシャツも脱いで、いつもの長袖1枚になりました。

山頂で再び半袖を着て、そのまま駐車場まで戻りました。

山頂からの遠方視程は良好で、羊蹄山・恵庭岳・支笏湖・札幌市街が良く見えました。

山頂で休憩中に、エゾシマリス1匹が姿を現しました。

近くに寄ってきたので、別の登山者が食べていた花林糖を与えると、その場で食べていました。

登山者が食料を与えるのは良くありませんが、このエゾシマリスは完全に人に馴れているようで、姿を見せては登山者から食料を貰っている感じでした。

食べ終わると、ザックのそばを移動しながら、次の食料を待っている様子でした。

登山口〜万計山荘間の登山道は、何時もと変わりありませんでしたが、濡れていて滑るところが沢山あります。

万計山荘〜山頂間の登山道はところどころぬかるんでいて、その部分は少し歩きづらい状態でした。

特に危険な場所はありませんが、道幅が狭くなっていたり、崖そばを歩く所もあり、それなりの注意が必要な箇所は沢山あります。

昨年は8月に登っていますが、今回はその時に比べて大幅な登山道の整備が行われていました。

一つ目は、沢の徒渉箇所が数十m上流側に移されて、橋が設置されており、登山道も整備されていました。(写真8)

もしかしたら、この場所は、以前に徒渉に使用されていて、その後下側に新しい徒渉箇所が造られていたのかもしれません。

下側の徒渉箇所が荒れてきたので、再び上流側に戻した感じですが、詳細は未確認のため不明です。

二つ目は、登山道の倒木が切断されて、本来の登山道を通行できるようになったことです。(写真9)

切り口がまだ新しいので、最近の切断と思われます。

大きさが判るようにストックを一緒に写していますが、それぞれ一抱え以上もある大木ばかりです。

大木のため、チェンソーで苦労して切断したようで、複雑な切断面をしていました。

真簾沼は、昨年8月の登山時には満水状態でしたが、今回は水量はかなり少ない状態でした。(写真6)

万計山荘〜登山口間の登山道は、年々少しずつ歩きづらくなっている感じです。

登山道の表土が少しずつ減ってくるので、新しい石が頭を出したり、登山道表面の石の数が多くなったりするのが原因です。

(所要時間の比較)
     往路所要時間 山頂休憩 復路所要時間  合計所要時間
2017 4時間02分 27分  3時間56分  8時間25分
2016 3時間54分 28分  3時間26分  7時間48分 
2015 3時間50分 21分  3時間34分  7時間45分 



(GPSの誤計測)
往路の最初の部分で、GPS軌跡が正しくありませんでした。

車を駐めた場所が、上のあまり開けていなかった場所だったためかもしれません。

GPSの電源を入れて、高度設定、以前の記録のリセットなどを正常に行ったので、問題は無いと思っていました。

この段階で、GPSの座標に大きな誤差が生じていることなどは、全く判りません。

この誤差のため、「+トラック、+地形」の数値が各60mほど多くなっています。





空沼岳
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



空沼岳

GPS軌跡




空沼岳

GPS軌跡




空沼岳
空沼岳山頂にて
上左:羊蹄山  上右:恵庭岳
下左:札幌市街
下右:山頂標識


空沼岳
山頂にエゾシマリスが現れました。
人に馴れていて、他の人が与えた花林糖を直ぐそばで
食べていました。



空沼岳

真簾沼です。
水量はかなり少ない状態でした。



空沼岳
上左:万計山荘です。
上右:登山道の紅葉です。
下:万計沼です。



空沼岳
沢の徒渉をする場所が、少し上流側に変更されました。
橋も設置されています。
徒渉位置の変更にともない、登山道もつけ替えられ
ました。


空沼岳

登山道を塞いでいた倒木(大木)が、すべて切断され、
迂回路は必要なくなりました。



平成29年山行記録
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