トヨニ岳経由で、ピリカヌプリに登りました。
(3日)
札幌発 10時30分
キャンプ場 夕方着
(4日)
駐車場 05時55分
東峰 11時05分 (5時間10分)
テント場 11時48分 (0時間43分) (5時間53分)
(5日)
テント場発 05時00分
ピリカヌプリ 09時40分 (4時間40分)
テント場着 15時05分 (5時間25分) (10時間05分)
(6日)
テント場発 05時50分
駐車場 10時10分 (4時間20分) (4時間20分)
合計所要時間
(GPS記録)
総上昇量 m
総下降量 m
累積標高(+)トラック m
累積標高(+)地形 m
TP積算距離 km
(メモ)
GPS記録: なし 参考のために、手動で作成した。
GPS軌跡は、当時の計画書に基づいて作成しているが、コースはピークをつないだ概略図である。
ペンギンカールにテントを設営して行動しており、稜線を外してカール部分を歩いている部分があるが、詳細が不明なため稜線のみのコースとした。
参加者 14名 + ガイド 4名
写真: 自分で撮影したものはなし。
下の写真は、ツアー会社(Tガイド)が撮影して、参加者にCDで配布したものからアップしました。
以下は、当時作成した記録です。
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平成17年5月3日〜6日(3泊4日 テント泊)
日高 ピリカヌプリ・トヨニ岳
ガイド 4名
参加者 男5名、女9名 合計 18名
(概要)
4日間とも晴天に恵まれ、快適な山行であった。
稜線のキャンプ地では夜間の気温が零下に下がった。
ピリカヌプリ山頂では、雲一つない快晴で視程も良好で、素晴らしい展望であった。
生鮮市場の役員を務める人が夫婦で参加しており、全員にジュース・ちくわの差し入れがあり、鮪のカマやホタテ・イカ・その他の差し入れもあって、初日のテント泊で賞味した。
同氏は、大型カメラ・望遠レンズ等を運搬するため、ポーター(男1名)を雇っていた。
(5月3日)
野塚トンネル手前のすいめい橋公園でキャンプ泊した。
トイレ・水場があり快適であった。
道路脇のため車の音がうるさかったが、芝生にテントを張ったので、雪上泊よりはよほど快適であった。
(5月4日)
03:15 起床 食事、テント撤収、トイレ後出発
05:55 登山起点の駐車場発 610m
11:05 東峰
11:48 ペンギンカールテント場
渡渉するため少し上流側に登り、ブリッジ部分を倒木で補強して渡った。
山行前に腰に違和感があり、ザックを持たずに訓練をしていたせいか、15kg程度の重量では今まで張ったことのない太股前側に兆候が現れ、念のため芍薬甘草湯を飲む。
その後、藪こぎ中に左つま先を木に引っかけた時に、ふくらはぎが痙攣をおこした。
症状はすぐ歩けるまでに回復したので、あまり遅れることなく縦走を継続しすぐに合流した。
その後は再発することは無かったが、登山終了まで触ると痛かった。
就寝前にサロメチールを塗り、両足をマッサージした。
ペンギンカールは、トヨニ岳の東側にあるカールで、50m強の急斜面を下ったところにほぼ平坦な場所が拡がっており、そこにテントを張った。(5張り)
女(3名×3張り)、男(4名×1張り)、ガイド(5名×1張り)
テント設営後、直ちにアタックザックの準備をした。
標高差約900mの急登を、テント泊装備の重たいザックを担いで登ったので疲れた。
(5月5日)
03:00 起床 食事、トイレ
05:00 テント場発
09:40 ピリカヌプリ
15:05 テント場着
往路では雲がありピリカヌプリの山頂が隠れていたが、最低コル手前で雲がとれ快晴となった。
稜線はほぼ雪面を歩けたが、ピリカヌプリは雪面と藪こぎ歩きが交互にあり、歩きづらかった。
山頂からの展望は、雪が一部解けてまだら模様になっていて、素晴らしい景観であった。
足の張りを心配して荷物を極限まで軽量化したために、カメラを持ってこなかったことを後悔した。
下山中に太股前側に張りの兆候があり、念のため薬を飲んだ。
(5月6日)
03:00 起床 食事、テント撤収、トイレ
05:50 テント場発
10:10 駐車場着
テント場から稜線までの急斜面の登りは緊張を強いられた。最後の5m程度はキックステップで登った。
アイゼンに雪が付着して非常に歩きづらかった。4〜5歩毎に雪を落としながら歩いた。
先頭グループで、経験の少ない男性が滑り、女性3名程度を引っかけって止まった模様。
その後同人は、アイゼンを外して歩行した。(雪が団子になってなかなかとれないため。)
10回程度の渡渉を繰り返した。最深部では膝上まであった。
(その他)
後日、アイゼンプレートを購入して、付け替えた。
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