十勝三股側から、音更山と石狩岳を縦走し、シュナイダーコースを下山しました。
(16日)
ユニ石狩登山口 06時17分
水場 07時47分 (1時間30分)
十石峠 09時15分 (1時間28分)
ブヨ沼着 10時16分 (1時間01分) (3時間59分)
(17日)
ブヨ沼発 06時11分
音更山 07時51分 (1時間40分)
シュナイダー分岐 08時55分 (1時間04分)
石狩岳 09時35分 (0時間40分)
シュナイダー分岐 10時12分 (0時間37分)
駐車場 13時12分 (3時間00分) (7時間01分)
合計所要時間
(GPS記録)
総上昇量 m
総下降量 m
累積標高(+)トラック 1811m
累積標高(+)地形 1797m
TP積算距離 17.2km
(メモ)
GPS記録: 良好
(8月15日)
札幌から糠平湖に移動。
糠平湖キャンプ場でテント泊をする予定であったが、土砂降りのため、旅館で一泊した。
(8月16日)
国道を三股方面に約19km移動して、三股の1km手前地点から左折してユニ石狩岳登山口のある林道を約8km進む。
ユニ石狩岳登山口にザックをデポしてから、車をシュナイダーコース登山口に持っていき、歩いて登山口に戻る。
当時は、この登山口からユニ石狩岳へ登る登山道は、あまり歩かれていなかったようで、途中の笹被りが酷くて、一部では背丈よりも高い笹の中に分け入ることもあった。
地図・コンパス・GPS装置を携行していたため、笹を分けながらとにかく前に進みました。
GPS装置には、出発場所に戻ることができる「トレースバック」機能があるので、いざとなればその機能を使用して戻る予定でした。
GPS装置を携行していなければ、単独ではとても歩く気持ちにはなれないほど酷い状態でした。
「ここで迷子になったら、見つけ出してもらうことは不可能だろうな」と考えながら歩いた記憶がります。
登山道の判りづらい場所では、その都度GPSで位置を確認しました。
前夜が雨だったため、ズボンとシャツをザックに入れて、下着の上に直接雨具を着用して出発しました。
途中で雨が降り出し、十石峠付近では身体が冷えてきましたが、キャンプ予定地のブヨ沼が近いと考えてそのまま歩きました。
そのため、ブヨ沼に到着した時は、身体が完全に冷え切ってしまいました。
急いでテントを設営して、下着を交換してシュラフにもぐり込みましたが、暫くはガタガタ震えていて、体温が戻ってくれるのか心配でした。
(学んだ教訓)
●外気が冷えている時は、雨具を直接下着の上に着用してはならない。
●面倒がらずに、寒いと思ったら、早めに防寒対策をとること。
1〜2時間後に身体が温まり、雨も止んだので、水を汲むために水場を往復しました。
テント場には私ひとりでしたが、大きな鹿が見回りにきたのか、直ぐそばで私のテントを見つめていました。
この場所は、私のテリトリーだと言わんばかりの、堂々とした姿でした。
野生の鹿を間近に見ましたが、その凛々しい姿にしばし見とれました。
その後、1パーティが到着して、テントを一つ張りました。
シュラフは夏用を携行しましたが、寒波が入っていたため、夜間はシュラフ+カバーでは寒くて眠れませんでした。
そのため、途中で起きてシュラフにサバイバルシートをグルグル巻きしました。これで、何とか眠ることができました。
(サバイバルシート)
サイズ:約210cm×130cm 重量:約45g 材料:アルミ蒸着ポリエステル 表:金 裏:銀
用途:保温・断熱、防水、防風
一度拡げると、元にもどすことはできません。
価格: 500円〜600円/個
常時 2個携行。
(8月17日)
ブヨ沼を出発して、音更山から石狩岳に縦走しました。
石狩岳では、麓にザックの中身をデポして、ザックを軽量化して山頂を往復しました。
復路で使用したシュナイダーコースは、急斜面で尾根の両側が切れ落ちており、かつ起伏・段差が大きい、非常に歩きづらい登山道でした。
よくこんな場所にルートを開いたなと感心するほどの状態でした。当初は、緊急時のエスケープ用ルートとしてつくられたようです。
私は、苦労しながら下山しましたが、とても登りに使用する気にはならない斜度でした。
しかし、このコースを往復に使用している登山者は沢山いる様です。下山中にも、登ってくる登山者に出会いました。
下山後、札幌に戻りました。体力を必要とする山行でした。
(その他)
ラジオの受信不良。(できれば、もっと性能の良いものを)
登山靴が中まで濡れた。(ビニール対策品が必要)
現在はオーバーソックス(ゴア製)を保有。ポリ袋でも代用可 (2013.11)
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