平成19年山行記録


2007年9月1日(土)
雨竜沼湿原・南暑寒岳にのぼりました。 (8月31日)

雨竜沼湿原コースで南暑寒岳に登りました。

駐車場     6時07分
雨竜沼入口  7時20分
雨竜沼出口  7時59分
南暑寒岳    9時28分 (往路 3時間21分)
雨竜沼出口 11時03分
雨竜沼入口 11時55分
駐車場    13時07分 (復路 3時間39分)

合計所要時間  7時間00分

(GPS記録)
総上昇量   735m
距 離     19.1km

(5回目の車中泊)
前回の登山キャンプ後に車の屋根にルーフボックスを取り付けたので、そのテストを兼ねて前日の30日に札幌を出発して、南暑寒荘駐車場で車中泊をしました。

ルーフボックスには取り敢えず「寝袋・枕・着替え・予備の登山靴・予備の登山用寝袋」等の軽い物を入れて見ました。

無舗装道路も走りましたが、取り付け部・本体とも異常は起きませんでした。車の重心が高くなるので少し心配していたのですが、運転には全く問題はありませんでした。

車内の3個のボックスが2個に減ったので、就寝時の荷物の移動が必要なくなり、かなり楽になりました。

また、ベッドを片付けると車内の後部にスペースができるため、そこにカセットコンロを置いて食事の準備をすることができるようになりました。リヤドアが屋根代わりになるのも便利です。

そのため降雨や風のある時、駐車場地面での食事準備を制限されている場合に、大変便利になりました。実際に車内で食事準備をしてみましたが、問題はありませんでした。

今回はカセットボンベに「低温時用」を使用してみました。朝の低温時に使用しましたが、流石に燃焼は良好で実力を発揮しました。価格が高いので、気温を見ながら通常品と使い分けていくことになります。

ルーフボックスの蓋が開けづらいため、取っ手を取り付けることにして、帰路に購入しました。

(雨竜沼湿原・南暑寒岳登山)
ここでも熊情報が出されていました。
7月末に南暑寒岳−暑寒別岳間の登山道で登山者が2回ほど熊と遭遇したそうです。

張り紙では暫く南暑寒岳への登山を控えるように注意されていました。
熊避け鈴の用意と、できれば熊避けスプレーの携帯を検討して欲しいと表示されていました。

管理人の話では、雨竜沼湿原周辺の沢に若い熊が一頭住み着いて、一帯をテリトリーとして活動しているのだそうです。

現時点では登山者が南暑寒岳には登っているとのことだったので、鈴3個と熊避けスプレーを装着して南暑寒岳に向けて出発しました。

この雨竜沼湿原のコースに入る場合は、入山届けと清掃協力金500円の支払いが必要です。

時期的に遅いため雨竜沼湿原では珍しい花は見られませんでした。草の上部が少し茶色に変色し始めており、秋の始まりを感じさせます。この時期の景色もなかなか風情があります。

湿原内には木道が整備されていて、木道の外にでるのは禁止されています。
木道の整備状態は良好で快適です。途中からループ状の一方通行になっていますが、何しろ長いです。

雨天時や霜の降りた状態での歩行時は滑りやすいので、苦労させられそうです。 南暑寒岳への登山道には危険な場所はありません。ただ早朝に出発したため、朝露でズボンが濡れてしまい、やむを得ず雨具のズボンのみを着用しました。

天候は曇りでしたが無風のため、快適な登山日和でした。南暑寒岳の山頂からは暑寒別岳も良く見えました。

距離的には19.1kmと長いのですが、総上昇量が735mと少ないので比較的楽な登山でした。

南暑寒岳070901−1

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


南暑寒岳070901−2

GPS軌跡




南暑寒岳070901−3

南暑寒岳山頂




南暑寒岳070901−4

途中の吊り橋 2箇所あります




南暑寒岳070901−5
白竜の滝
登山道から撮影。
滝の下まで行く道もあります。



南暑寒岳070901−6

南暑寒岳山頂からみた暑寒別岳




南暑寒岳070901−7

南暑寒岳からみた雨竜沼湿原




南暑寒岳070901−8

湿原の木道
途中から一方通行になっています。



南暑寒岳070901−9

雨竜沼湿原
草の上部が少し茶色に色づいています。



(登山道にて)

南暑寒岳070901−10 南暑寒岳070901−11






南暑寒岳070901−12 南暑寒岳070901−13






南暑寒岳070901−14 南暑寒岳070901−15






南暑寒岳070901−16

平成19年山行記録
http://tjmount.com/