平成19年山行記録


2007年10月6日(土)
黒松内岳に登りました。 (10月03日)

黒松内川コースで黒松内岳に登りました。

駐車場    6時46分
山頂着    8時11分 (往路 1時間25分)
山頂発    8時37分 (休憩     26分)
迂回路入口 9時33分
迂回路出口 9時49分
駐車場    9時54分 (復路 1時間17分)

合計所要時間  3時間08分

(GPS記録)
総上昇量   549m
距 離     4.77km

黒松内岳の登山道は山旅クラブのオンライン地図(国土地理院1/25000)には載っていませんが、良く整備された登山道です。

登山口には数台分の駐車場があります。
登り始めはかなりの急登ですが、GPS軌跡のとおり迂回路も設けられています。

復路でこの迂回路を通ってみましたが、多少は利用されているようでした。
しかし、斜面のトラバースが多いため多少の注意を要する箇所もあり、私としては急登の直登コースをじっくり登ることをお勧めします。

登山道は一旦平坦になりますが、最後の登りは急登になります。

急登のザレ場にはロープが張られています。路盤が脆くロープなしでは登る気のしない状態で、下りはロープなしでは少しきついかもしれません。

スリップした場合に止まるまでの距離の長いことが、余計に緊張させるのかも知れません。

そのためか、クライミング用の太いロープが張られており、始点・中間・終端とも岩にアンカーを打ち込んだしっかりした支点になっています。

クライミング技術を持った熟練した人がロープを設置したことがうかがえます。
私も下山時はこのしっかりしたロープを利用して、滑落止めの仕掛けをして下りました。

持参していた120cmのテープスリングを腰に巻いて縛り、30cmほど余った先にカラビナを着けて、そのカラビナをロープに掛けます。

こうして歩くと、もしスリップして滑落しても、カラビナが中間または終端の支点で止まるため安全度がかなり増します。

実際に下山したときの感じでは、ここまでやる必要は無かったようですが、他に登山者がいない状況なので万全を期しました。

標高が740m程度と低く紅葉も進んでいないので、景観的には見るべきものはありませんでした。

総上昇量・距離とも札幌の藻岩山クラスですが、初めての山なのでそれなりに緊張しました。
当日の登山者は私一人でした。

黒松内岳071003−1

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


黒松内岳071003−2
GPS軌跡(no.2)
拡大表示できます。



黒松内岳071003−3

GPS軌跡




黒松内岳071003−4

黒松内岳山頂




黒松内岳071003−5

黒松内岳




黒松内岳071003−6

山頂から登山道を見る




黒松内岳071003−7 登山口(駐車場方向から撮影)
林道があり、通行止めになっています。
最初、こちらが登山道と勘違いして、200m位歩いてから
方向的におかしいと思い引き返しました。



黒松内岳071003−8 実際の登山道は、登山届けの所から林道とは逆方向に付いています。
以前にも同じような経験をしているので、これで2度目です。
登山口では周囲を見回して登山道を確認する慎重さが必要なようです。


 

黒松内岳071003−9

登山口から駐車場を見る

平成19年山行記録
http://tjmount.com/