平成29年山行記録


2017年8月12日(土)
黒岳に登りました。(8月8日)

ロープウェイを使用して、黒岳石室を往復しました。

黒岳駅      06時16分
7合目      07時12分 (0時間56分)  
黒岳       08時56分 (1時間44分) (2時間40分)
石室着      09時30分 (0時間34分)  
石室発      09時40分 (0時間10分)  
黒岳       10時20分 (0時間40分) (1時間24分)
7合目      11時45分 (1時間25分)  
黒岳駅      12時41分 (0時間56分) (2時間21分)

合計所要時間  6時間25分

(GPS記録)
総上昇量   −m
総下降量   −m

累積標高(+)トラック  863m
累積標高(+)地形    849m

TP積算距離    8.35km

前日は天塩岳登山後、層雲峡に移動して層雲峡オートキャンプ場で車中泊をしました。

台風5号が東北地方まで接近しているので、翌日はできれば休養日をとらずに黒岳に登りたいと考えていました。

朝の身体の状態はほぼ良好でしたので、黒岳の石室を往復することにして、キャンプ場を6時前に出発しました。

ロープウェイを利用して黒岳駅に行き、その後はリフトを使用せずに黒岳石室を往復しました。

天候は晴れ・無風・適温の快適な登山日和でした。

リフトは延長約1000mで、高低差は約200mあります。

リフトに沿って登山道がついていますが、大きな石がゴロゴロした場所も多くて、とても歩きやすいとはいえません。

今回は、ゆっくり歩いたこともありますが、リフト区間(約1000m)は50分弱掛かっています。

リフトの往復券は大人1人600円ですが、リフト使用の費用対効果は十分にあります。

もう少し歩きやすく改良することは可能でしょうが、歩く人が少ないので、お金を掛ける気にならないのでしょうか。

黒岳駅〜黒岳山頂の標高差は約690mあります。

石室往復を含めた総上昇量は、863mになりますので、札幌の藻岩山(慈啓会病院コース)の2倍弱になります。

当日は、前日に天塩岳に登った疲れが残っていたので、かなりゆっくり歩いています。

足の筋肉には特に違和感は発生しませんでしたが、身体(内臓)の疲労が回復していませんでした。

私の素人考えでは、肝臓がもともと悪いので、一晩の休養では回復が十分でなかった感じです。

登山道では青紫のトリカブト(日本3大毒草のひとつ)が満開状態で、とても綺麗でした。

「花、茎、葉、根」全体に強い致死性の毒があり、漢方薬の原料にもなっているようです。

黒岳山頂付近も満開状態で、とても素敵でした。

石室に行く途中の登山道脇に大きな雪渓が残っていましたが、例年よりも雪解けが遅れているのでしょうか。

黒岳山頂からは、沢山の雪渓が見られ、山々の緑に映えて綺麗でした。

石室そばには桂月岳(1938m)があり登山道が整備されているので、以前に登ったことがあります。

黒岳(1984m)より標高が46m低いので、簡単に登れる山ですが、今回は身体の疲れが残っていたので見送りました。

石室〜黒岳山頂の標高差は94mあり、火山礫の斜面を登るので見た目よりは時間がかかります。

キャンプ登山を継続するためには、体調からみて翌日を休養日にする必要を感じましたが、台風5号が接近中のためキャンプ登山を打ち切って札幌の自宅に戻りました。

一般国道を利用すると層雲峡−札幌間は約200kmあるので、所要時間は5時間程度掛かります。

そのため、今回は身体の疲労具合を考慮して、高速道路を使って短時間で札幌に戻りました。


黒岳
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



黒岳

GPS軌跡




黒岳

黒岳山頂です。




黒岳

黒岳石室です。




黒岳

上:登山道にて
下:黒岳山頂〜石室の登山にて



黒岳
黒岳駅そばにて
駐車場〜黒岳駅間の登山道は通行禁止になっています。
下草が増えていて、長期間放置されている感じです。



黒岳
登山道にて
トリカブトが沢山咲いています。
日本3大毒草のひとつです。



黒岳

同上




黒岳

同上




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