空沼より先は遊歩道決壊のため通行できませんでした。
公園入口 07時15分
緑沼 08時39分 (1時間24分)
高原沼 09時54分 (1時間15分)
空沼 10時25分 (0時間31分)
公園入口 13時33分 (3時間08分) (6時間18分)
合計所要時間 6時間18分
(GPS記録)
総上昇量 371m
総下降量 391m
累積標高(+)トラック 576m
累積標高(+)地形 578m
TP積算距離 9.96km
前夜車中泊をした層雲峡オートキャンプ場を出発して、シャトルバスの発着場に向かいました。
今年の高原温泉線のシャトルバスの運行は、9月21日〜10月1日の11日間です。(片道500円)
天候は、晴れ・無風・適温の快適な登山日和でした。
念のため冬用のアウターを着用して出発しましたが、身体が暖まった時点でスポーツシャツの「長袖+半袖」になり、最後までその状態で歩きました。
遊歩道が泥んこ状態との情報を前日に得ていたので、当日は長靴を使用しました。
実際に、遊歩道は酷い泥んこ状態で、普通の登山靴やスニーカーなどの人は,大変な苦労をしていたようです。
昨年決壊した遊歩道はまだ修復されておらず、ことしも空沼で折返しでした。
空沼は、前日までの雨の影響で、珍しく水が溜まっていました。
紅葉は、高原温泉の入口から空沼まで見頃を迎えていました。
この沼めぐりコースは、空沼を往復すると、標高差で約300mあり、遊歩道は起伏があるので累積の上昇量は500mを超えます。
積算距離も9km程度になるので、藻岩山登山よりも少しハードになります。
出発地点の標高が1200mを超えるので、寒さ対策も気温に応じて確り行う必要があります。
(安全対策)
エゾ沼の淵についている遊歩道は、以前から安全のため改善する必要があると感じています。
エゾ沼は、水際から直ぐに深くなっていて、もし人が落ちたら背が立たない可能性があります。
遊歩道部分を木道化するなり、山側に掴まるロープを設置するなど、何らかの対策が急務と思います。
今回は、高原沼の監視員が「環境庁から臨時に応援に来ている」と話していたので、エゾ沼の遊歩道の改善について要望をしておきました。
どの程度危険かというと、次のように考えると判りやすいと思います。
仮に、高原温泉沼めぐりコースが個人(会社)の所有であり、有料で観光客に開放しているとします。
この状態で、エゾ沼で人身事故が発生すれば、現状では安全対策の不備で刑事責任を問われる可能性が高いと思われます。
また、莫大な賠償金の請求があるかもしれません。
私が当事者であれば、安全対策を実施するまではエゾ沼以降は通行禁止にするか、エゾ沼通過の時には救命胴衣を一時的に装着させます。
監視員に聞くと、皆さんエゾ沼の遊歩道の危険性は認識していますが、現場では実際に事故が起きたときの救助用品の準備もされていません。
安全な観光が行えるように、早急に安全対策が実施されることを願っています。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
ヒグマ情報センターから出発した直後に高原温泉を撮影。
出発直後です。
入口から空沼まで、完全に紅葉していました。
緑沼です。
エゾ沼の手前にて
エゾ沼と思われます。
山は平ヶ岳・高根ヶ原方面です。
同上
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