支笏湖の近くの漁岳に、昨年は4月20日と24日に登っている。今年は雪が多いのでまだ大丈夫だろうと思い、今日登ってきた。この冬道コースは積雪のある時期だけ利用できるもので、このルートには夏道はない。夏は、漁川の沢登りで頂上までいけるようだ。
今日はゴールデンウイークの最中なので、道路の混まない早い時刻(6時40分)に自宅を出発した。帰りも13時30分頃に出発したので、往復とも全く渋滞とは縁がなかった。
かなり早い時刻に登山口に着いたつもりなのに、既に車が10台前後止まっており、皆さんの早いのには驚かされた。
晴天で少し風が強い程度で、快適な登山日和であった。全行程で積雪は充分あったが、ザクザク状態でこれが頂上まで続いていた。
昨年の経験から、ピッケル・12本爪アイゼン・カンジキを持参していたので、最後の漁岳の急斜面の登りでは、念のためピッケル・アイゼンを使用した。登山靴のままでも問題ない状態ではあった。
復路で急斜面を降りた後、アイゼンを外してカンジキを装着した。ところが歩き始めて20分程度で、右足のカンジキのループ状ベルトの縫い目が解けてしまい、カンジキの機能をしなくなってしまった。
カンジキ無しでも歩ける状態ではあったが、時間的に余裕があるので、手持ちの材料で修理をしてみることにした。写真のロープ部分のベルトが使用不能になったので、ロープをグルグル巻きにして代用にした。
前後のループを拘束する縦のループにロープを通していないのを最後に気が付いたが、なんとかなるだろうと思いそのまま装着して暫く歩いたら、急斜面を下っているときにまた外れてしまった。山の道具には無駄な部品は無いと改めて認識した。
再度の手直しで時間を浪費したが、今度は最後まで全く問題無かった。やはり、最初に気が付いた時に、ちゃんと直しておくべきだったと反省した。
往路 2時間51分
復路 2時間36分(頂上での休憩、カンジキ修理約30分を含む)
合計 5時間27分
(GPS記録)
総上昇量 894m
距離 11.3km
GPS記録
山旅クラブの地図利用
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