山岳ツアー会社のツアーに参加して広尾岳に登りました。
11月4日 移動日 豊似湖 広尾の旅館泊
11月5日 広尾岳登山 帰札
駐車場着 7時13分
渡渉完了出発 7時40分
山頂着 12時03分 (往路 4時間23分)渡渉完了出発を基点
山頂発 12時23分 (休憩 20分)
駐車場着 15時49分 (復路 3時間26分)
合計所要時間 8時間09分
(GPS記録)
総上昇量 924m
距 離 8.22km
(参加者)
ガイド 1名 参加者 男性 3名 女性 4名 合計 8名
4日は時間的に余裕があったので、目黒から入って豊似岳の近くにある豊似湖に寄った。
湖から200mのところに駐車場がある。
この湖はハート形をした小さくて綺麗な湖で、湖の周囲を一回りできる散策路がある。
紅葉は終わっていたが、素晴らしかったであろう紅葉の名残がかすかにあった。
数日前の天気予報は両日とも晴れであったが、次第に悪い予報になり、4日夕方の予報では「曇り遅くには雨」となっていた。当日朝は、やはりどんよりした曇り空であったが、日中は雨の降らないことを祈って旅館を出発した。
しかし、結果は往路の途中で軽い降雨があり、全員が雨具を着用した。その後は、時々パラパラくる程度であったので、登山には支障はなかった。
登山の所要時間は、ツアーのため足の遅い人も参加していた関係で、大分多くかかっている。かなりゆっくり歩いたり、休憩を多くとったりしている。
健脚者のグループであれば、2/3〜3/4の時間で十分だと思う。
インターネットで調べると、広尾岳は昭和41年に広尾山岳会によって開かれた登山道であるが、その後手入れがされていないので、急登の藪こぎと踏み跡程度の登山道をたどった判りづらい登山となるとあった。
駐車スペースに車を停め、長靴2組を使用して渡渉したが、二人が渡り一人が戻るという非効率な渡渉で少し時間がかかった。
出発後、林道沿いに歩いて斜面に到達したが、登山道が見あたらないため、GPSで位置を確認後、引き返して丸太一本の橋を発見して急登の登りに入った。
実際、登り初めは急登で暫くの間は藪こぎがある。ただ、この藪は手で簡単に分けて進むことができる程度のもので、背丈を超えるところがあるのを除けば難易度は高くない。
藪こぎを終えると、草と樹木の中を歩くことになるが、元々踏み跡程度の登山道であるため、この時期は落ち葉が一面に積もって、登山道は明確には判らなかった。ただ、往路は尾根をつめるだけなので、登りではあまり気にならない。
登りでは、登山道の不明確な部分はイメージで登山道らしき付近の歩きやすいところを歩く感じで何も問題はない。
しかし、下山時は問題が多い。中腹以降は下の方に扇形にひろがっているので、磁石で方向を確認しないで地形だけで判断して行動すると、間違った方向に降りることになる。今回も地点776で右手の尾根に降りるのに、間違ってやや左手の尾根を下ってしまった。
かなり下ってから往路には無かった古い林道跡に出ておかしいと気づいたが、暫くその林道跡を歩いたあと、ガイドからGPSで現在位置の確認を要請された。
計測すると往路の登山道からかなり外れ、西広尾川まで水平距離で300m弱まで近づいていた。
このため協議した結果、持参したインターネットの広尾岳関係の資料にも旧林道跡を歩いた記録があり、地図上も特に危険な個所も無さそうなので、そのまま林道跡を歩いて下山することにした。ただし、地図には林道の記載はない。
暫く歩いたあと西広尾川に到着し、渡渉後に反対側に続いていた林道跡に入り、途中で小さな渡渉を数回行ったが石の上を渡れる状態で問題は無く、そもまま歩いて車に到着した。
この復路で歩いた776以降の道は歩きやすく、笹も殆ど無いので往路のコースよりも快適であった。テープが全くないので、往路でこのコースを選ぶ場合は、コース取りに細心の注意が必要である。ただし、危険な個所は全くない。
下山時に「車から取り付きまで」の写真を撮ろうと考えていたが、別のコースを降りたので写真撮影ができなかったのが一寸残念である。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
広尾岳鳥瞰図
カシミール3D使用
1/25000地図で鳥瞰図を描いている
広尾岳山頂の山名標
昨年個人が設置したもの
豊似湖
豊似湖
豊似湖
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