平成19年山行記録


2007年1月16日(火)
濃昼海岸のアイスクライミングに行ってきました。(1月14日)

山岳ツアー会社のツアーで、石狩市浜益区の濃昼海岸アイスクライミングに行ってきました。

(参加者)ガイド 1名  女性 2名  男性 1名  (合計4名)

浜益町は昨年の市町村合併で「石狩市浜益区」になり、濃昼(ごきびる)も浜益区濃昼になりました。国道が海岸沿いの山の中腹を通っているので、道路沿いの駐車スペースに車を停めて、準備をして出発しました。

川幅数十センチの小川が崖下に流れ落ちる場所までスノーシューで歩き、懸垂下降の場所にスノーシューとストックをデポしました。
アイゼンを付けて、ザックを担いだまま滝を懸垂下降しました。降り口から暫くの間は、雪が少ないために、ハイマツ状の低木に氷と雪が薄くついたジャングル状態で下降が大変でした。

氷が滝状態になった以降は通常の懸垂下降ですが、ザックが重くロープに制動をかける腕が疲れました。
天候は晴れたり曇ったりで気温もそれ程下がらず、クライミングには最適な日でした。

山行で足は鍛えているのですが腕は全く鍛えていないので、クライミングでは腕が先に疲れてきます。腕の状態で、何回登れるかが決まってきます。
日頃からインドアクライミングなどで腕を鍛えていないツケが、モロにでてしまいました。
私は、技術的にはまだ初級の域をでません。難所をチョット回り込んで通過する技術の習得が鍵になりそうです。

帰り道は崖を大きく迂回して、ツボ足で登れる箇所をさがして斜面を登って戻りました。
石がゴロゴロしている急斜面に雪が被っている状態のところを、アイゼンを付けて歩いたので一汗かきました。

   濃昼070114−1


滝の全景
始めにロープで懸垂下降します。


   濃昼070114−2

滝の最下部
他の写真は正面から撮っているため傾斜が緩く見えますが、
実際は下部でもこの傾斜があります。


   濃昼070114−3

今回はここまで。
この上の氷はまだ完全でないので登れません。



   濃昼070114−4

ビレイ操作。
登攀者がスリップしても安全なように、常にロープを
張り気味にします。


   濃昼070114−5

ロープによるロワーダウン。
登攀者は全体重をロープに掛け、ビレイ者がゆっくりロープを
繰り出して降ろします。

平成19年山行記録
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