平成19年山行記録


2007年10月23日(火)
風不死岳に登りました。 (10月22日)

樽前山ヒュッテコースで風不死岳に登りました。北尾根コースも往復しました。

駐車場    8時19分
山頂着   10時30分 (2時間11分)
山頂発   10時45分 (    15分)
湖畔     11時55分 (1時間10分) 北尾根下り
山頂     14時00分 (2時間05分) 北尾根登り
駐車場   15時53分 (1時間53分)

合計所要時間  7時間34分

(GPS記録)
総上昇量   1762m
距 離     14.5km

好天で快適な登山日和でした。ただ、風が強かったため、復路で樽前山を登る代わりに、北尾根コースを往復しました。

北尾根コースは標高差が約790mもあるのに、距離が約2.6kmしかないため、全行程でかなりの急坂が続きます。

上部には複数の短いロープがありますが、特に危険な場所もなく比較的歩きやすい整備された登山道です。

ただ上部の登山道では崖そばを通っている箇所があります。崖側にロープが張られていますが、注意して歩く必要があります。

当日は急坂に濡れた落ち葉が積もっていて滑りやすかったので、下りでは注意が必要でしたが、登りではそれ程影響はありませんでした。

総上昇量・距離とも羊蹄山に匹敵する少しきついものでした。

              (総上昇量)  (距 離)
羊蹄山(比羅夫コース) 1601m  13.7km  2007.07.05
羊蹄山(真狩コース)   1659m  15.5km  2006.07.05
風不死岳(今回)     1762m  14.5km  2007.10.22

北尾根コースの登りでは、中腹以降で足に疲れが出てきました。

山頂手前では足がツル前兆が現れたので小刻みに休みながら登りましたが、だんだん悪くなるようだったので、「芍薬甘草湯エキス顆粒」(1.5g/包)を服用しました。

この薬は「急な筋肉の痙攣による痛み」の特効薬で市販薬品です。私は常に複数個を携帯しています。

もう山頂直下だったので、だましだまし山頂まで登りそのまま下山しました。下山では使う筋肉が違うので、痙攣とは無縁となります。

ただし、下山中の急な岩場部分と登り返し部分では、十分注意して歩きました。

この原因は何故かを考えてみました。
● 総上昇量・距離とも羊蹄山クラスでした。
● 北尾根コースの下山で、落ち葉で急坂の登山道が滑りやすかったので、普段の下山よりも足に多くの負担が掛かった。
● 時刻的に余裕が無かったため、十分な休憩時間を取れなかった。

● 当日携帯した水は、魔法瓶(500cc)とスポーツドリンク(500cc)でした。
  しかし、ザックに入れっぱなしにしていたスポーツドリンクを飲んだら、味が変わって少し傷んでいる感じがしたので、それ以降は飲用しませんでした。
  そのため、水分の摂取が十分でなかったかもしれません。

今までの経験から、もし完全に足がつった場合でも薬を飲んで小一時間休憩すれば間違い無く下山はできるので、心配はしていませんでした。

その場合は再度支笏湖畔に下りて、車を拾ってヒュッテまで戻ることになりますが。
私のHPの写真館に当日の写真をアップする予定です。

風不死岳071023−1
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
(全体図)


風不死岳071023−2

GPS軌跡
(ヒュッテ〜風不死岳)



風不死岳071023−3

GPS軌跡
(北尾根コース)



風不死岳071023−4

GPS軌跡




風不死岳071023−5
GPS軌跡
山頂部分の拡大図
1〜山頂までが稜線部分になります。



風不死岳071023−6
カシミール3Dのカシバード機能を使用
次の写真とほぼ同じ構図です。




風不死岳071023−7

風不死岳
支笏湖温泉側から撮影。(東から西に向かって撮影)



風不死岳071023−8

ピーク3から風不死岳山頂(中央)を見る。




風不死岳071023−9 北尾根コース登山口に入る
支笏湖畔道路(国道276号)の分岐
ここから車止めまで約250mです(国道と並行している)
帰路に寄ってみました。

平成19年山行記録
http://tjmount.com/