平成29年山行記録


2017年6月30日(金)
恵庭岳に登りました。

ポロピナイコースで、恵庭岳山頂(第2展望台)を往復しました。

駐車場      08時13分
ロープ場     10時16分 (2時間03分)  
第一展望台    10時39分 (0時間23分)  
山頂着      11時22分 (0時間43分) (3時間09分)
山頂発      11時43分 (0時間21分) (0時間21分)
第一展望台    12時10分 (0時間27分)  
駐車場      14時19分 (2時間09分) (2時間36分)

合計所要時間  6時間06分

(GPS記録)
総上昇量   770m
総下降量   794m

累積標高(+)トラック  980m
累積標高(+)地形    964m

TP積算距離    7.37km

昨年は6月15日に登っているので、今年は2週間遅れの登山となりました。

今日は、快晴・無風で気温が上がったため、暑い中での登山となりました。

支笏湖畔のアメダスの記録を見ると、8時16.9℃〜14時24.6℃と、一気に気温が上がっています。

昨年は、登山道が濡れていて滑りやすかったため往路の所要時間は3時間04分でしたが、今年は暑さのため3時間09分でした。

 (過去の往路所要時間)
  1位  2006-6-25  2時間07分
  2位  2003-9-21  2時間14分

  昨年 2016-6-15  3時間04分
  今年 2017-6-30  3時間11分 (75才)


2時間台前半の所要時間で登っていた頃は、自宅への帰路の途中で藻岩山に登ってから帰ったことも何回かありました。

恵庭岳は、現在も水蒸気を上げている活火山で、登山道の傾斜が急なこと、登山道が火山礫や火山灰のため滑りやすいこと、段差が多いこと、ロープ場があるなどが原因で、身体(手、足、心臓)にはかなりの負担が掛かります。

なだらかな登りやすい山では、体力の衰えなどは少ししか感じませんが、恵庭岳のようにきつい負荷が掛かる登山では加齢による体力の衰えがハッキリと所要時間にでてきます。

昨年の登山では、登山道の切り替わった部分がまだ切り分け道のレベルでした。

今年は、切り替えた2箇所(地図のGPS軌跡が、点線の旧登山道から上方に迂回している部分)は、ほぼ通常の登山道のイメージになりました。

まだ、一部に少しだけ切り分け時の名残があります。

この新しく切り開いた登山道には、ピンクテープがつけられているので、ピンクテープを注意深く確認しながら歩く必要があります。

登山道は良く整備されているので、特に危険な場所はありませんでした。

登りのロープ場も、新しい登山用ロープが追加されており、全く問題ない状態でした。

下りのロープ場については、ロープは上り専用と同じく整備されていて問題はありませんでした。

ただし、下りの降り口と途中数カ所では、登山道の土が少しずつ削られることから、ロープと地面との間隔が広くなりすぎています。

途中の数カ所も段差の部分ですが、段差が年々大きくなっています。

私の感じでは、下りのロープ場は初級者では難しいレベルになっており、中級者レベル以上でないと安全に降下が出来ない危険性があります。

そろそろ、抜本的な対策が必要な時期と思われます。

降り口などは、背の低い人は両手でロープを持っても、足が地面につかない可能性があります。

第二展望台から、山頂ドームに向かった人が複数いたようでしたが、出来れば自重して欲しいですね。

法律上、禁止には出来ないため警告の表示のみですが、話を聞くと実際はかなり危険な状態の様です。

このままいくと、誰かが転落・落石で人身事故を起こすことになるのでしょうね。

今日は平日でしたが、沢山の登山者に出会いました。

下山後、支笏湖畔のポロピナイに寄ってから自宅に戻りました


恵庭岳
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用



恵庭岳

GPS軌跡




恵庭岳

上:山頂標識(実際は第二展望台)
下:山頂ドームへの登山道



恵庭岳

第二展望台から見た爆裂火口と支笏湖




恵庭岳

支笏湖です。
少しモヤっていましたが、青色が綺麗でした。



恵庭岳

山頂ドームです。
かなり亀裂が入っています。



恵庭岳

右端が第一展望台です。
この裏側に登山道がついています。



恵庭岳

第二展望台から見たオコタンペ湖です。
澄んだ空色です。



恵庭岳

ロープ場の下側です。
上り専用と下り専用に分かれています。



平成29年山行記録
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