平成19年山行記録


2007年8月30日(木)
美瑛岳→十勝岳の縦走をしました。 (8月28日)

望岳台を出発して、美瑛岳から十勝岳まで縦走しました。

駐車場     5時36分
美瑛岳着   9時06分 (3時間30分)
美瑛岳発   9時14分 (    08分)
十勝岳着  11時13分 (1時間59分)
十勝岳発  11時28分 (    15分)
駐車場    13時44分 (2時間16分)

合計所要時間  8時間08分

(GPS記録)
総上昇量   1441m
距 離     17.6km

天候は快晴無風で絶好の登山日和でした。
長時間の山行のため、出発はいつものとおり早朝です。

駐車場で出発準備をしていると、近くで夫婦と思われる二人ずれが同じく出発の準備をしていました。

話をすると、この夫婦は十勝岳から美瑛岳に向かって縦走するとのことで、「途中で会いましょう」とエールを交わしました。

殆ど同時に駐車場を出発して、美瑛岳分岐で挨拶をして別れました。
この夫婦と再び出会ったのは、美瑛岳の噴火口をまわる登山道をちょうど降りきった場所でした。

まだ美瑛岳の山麓ですが、美瑛岳分岐から美瑛岳麓までのアプローチが長いのと、噴火口のそばを通る登山道が歩きづらくて時間がかかったのが原因です。

このコースは十勝岳からの方が気分的には楽です。十勝岳に直線的に登って、頂上から美瑛岳の麓までは下りのなだらかな火山灰地が続いており、比較的早く美瑛岳の麓に着くことができます。

その代わり、美瑛岳噴火口の外側についている登山道が歩きづらいため、結構時間がかかるのと、下山時のアプローチが長く感じられます。

私が駐車場に到着した時点では、その夫婦はまだ戻っていませんでした。多分、美瑛岳の頂上でのんびりしていたのでしょう。

最低コルからの十勝岳への登りは柔らかいザクザクの細かい火山礫の登山道が続きます。
これを下るときは転倒だけ気をつければ比較的楽に早く歩けるのですが、逆に登るときは疲れます。

美瑛岳−十勝岳間の道標はしっかりしています。登山道といっても歩行者が少ないため周囲の火山灰地と変わらず、微かにそれと判る程度ですので、なんといっても道標が頼りになります。

濃霧や雨で登山道がハッキリせず、遠方の視程も利かない場合は、道標だけが頼りになると思われます。個人的には、このような天候の時はとても縦走する勇気はありません。

美瑛岳噴火口まわりの登山道も判りづらいので、慎重な行動が必要です。
噴火口の内側には絶対に踏み込まないようにしてください。

下山後、そのまま札幌の自宅に戻りました。

美瑛岳070828−1

GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用


美瑛岳070828−2

GPS軌跡




美瑛岳070828−3

美瑛岳山頂




美瑛岳070828−4

十勝岳山頂




美瑛岳070828−5

美瑛岳山頂から十勝岳を望む
上部には草木が全くないのが良く判ります。



美瑛岳070828−6

美瑛岳山頂から見た美瑛富士




美瑛岳070828−7

美瑛岳の爆裂火口




美瑛岳070828−8

十勝岳山頂からみた美瑛岳




美瑛岳070828−9

十勝岳山頂からみた富良野岳

平成19年山行記録
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