駐車場からロープウェイ姿見駅を往復しました。
駐車場 7時51分
分岐 10時00分 (2時間09分)
地獄谷 10時25分 ( 25分)
姿見駅 10時54分 ( 29分)
分岐 11時15分 ( 21分)
駐車場 13時17分 (2時間02分)
合計所要時間 5時間26分
(GPS記録)
総上昇量 419m
総下降量 417m
累積標高(+)トラック 630m
累積標高(+)地形 613m
TP積算距離 9.39km
出発準備中は小雨でしたので、ズボンをザックに入れて、雨具のズボンのみを着用して、雨傘を併用しました。
その後雨は直ぐに上がりましたが、登山道では水滴が多量についた木の枝や背丈の高い草が身体に触るので、雨と変わらない状態でした。
結局露でシャツが絞れるほど濡れてしまったので、やむを得ず雨具の上着も着用しました。
登山口から続く最初の部分の木道は、腐食して折れたり傾いだりしていて、歩行には全く不適な状態です。
このコースをあまり利用して欲しくないため、意図的に補修をしていないのでしょうか。
上部にある複数箇所の長い木道は確り整備されており、それ以外の登山道も全く問題はありません。
木道の腐食が登山口だけと知らなければ、とてもここから登山に出発する気にはならないほど酷い状態です。
登山口に熊情報が掲示されていました。
熊は雨の日は活動が活発になるといわれており、私が一番手で雨中の出発になるので、念のため熊避け鈴の他に笛も使用しました。
その後、第一天女ヶ原でロープウェイで上がってこの登山道を下りてきた2人連れに合い、少し安心しました。
五合目に到着後、姿見の池と地獄谷で写真撮影をした後で、姿見駅に寄り軽く食事をしました。
写真撮影をしながら下山しましたが、花の種類はそれ程多くはありませんでした。
第一天女ヶ原を通過したあたりで、登山装備ではない女性が下山しているのを見掛けました。
この女性から「間違ってこの登山道に入ってしまったので、登山口まで先導して欲しい。」と頼まれたので、ご一緒しました。
この女性は70才で、ツアーの一員としてロープウェイ姿見駅に到着し、周辺を見物後姿見駅に戻るときにツアーの皆とはぐれてしまったそうです。
その後、姿見駅を見つけられず、姿見駅の少し手前にある分岐から間違って登山道を下り始めてしまったようです。
分岐には、小さいですが姿見駅への案内標識もある筈ですが、見落としてしまったのでしょうか。
なぜ、間違ったと思ったら引き返さなかったのか大いに疑問のあるところですが、途中で下から登ってくる1〜2組の登山者に出会っているようなので、それで下山を強行したのかもしれません。
この登山道は要所に誤進入防止用のロープがあるので、脇道に迷い込む心配はあまりないのですが、脇道があるような登山道であれば遭難事故の原因になるところでした。以前は誤進入防止のロープはありませんでした。
私が追いつくまでに、10回以上転んだと話していましたが、幸い怪我はしていませんでした。当然靴も登山用ではありませんでした。
足でも怪我をしていれば、大事になるところした。
歩行速度が私の1/2以下で余りにも遅いので、私のストックを使用して貰いました。
段差の歩行は大分楽になったようですが、それでも歩行速度は若干上がった程度でした。
登山口に到着して私が下山時刻を記入しているところに、監視員とツアー参加者2名が近づいてきました。
女性が監視員に自分がツアーではぐれた本人であり、途中から私に先導して貰って下山したことを告げ、監視員が無線で連絡をとっていました。
女性とはそこで別れました。
この女性は少なくとも3時間は行方不明になっていた筈ですので、ツアーの一行はさぞ心配していたことでしょう。
GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用
GPS軌跡
登山口にあるヒグマ情報
こういう表示を見ると、やはり緊張します。
雨天時は熊の活動が活発になると云われています。
噴煙を上げる地獄谷
同上のカンバン
音を立てて噴煙を吹き上げています。
姿見の池全景です。
まだ彼方此方に雪が残っています。
分岐付近で見た旭岳です。
第一天女ヶ原です。
如何にも熊の出そうな雰囲気です。
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