(旭山記念公園−藻岩山コース) 旭山記念公園には大きな無料駐車場が2個所あり、大きなイベント開催時以外は駐車できます。 (無雪期の登山) 無雪期の登山道はよく整備されており,特に危険な場所はありません。また登山道の分岐点には分かり易い標識があります。現在は、台風による倒木が多数ありますが、切断・移動されており登山道は安全に歩行できるようになっています。 このコースは起伏があるため、往復での総上昇量は慈啓会病院コースより約150m多くなります。 旭山記念公園コース 距離(片道)約3.3km 総上昇量は約600m 慈啓会病院コース 距離(片道)約2.8km 総上昇量は約450m (所用時間) 所要時間は慈啓会病院コースよりも若干多くなります。 慈啓会病院コースの登りの標準コースタイムが,約1時間10分(往復で約2時間)程度とされていますので、それに若干プラスした時間が目安になります。 登りは健脚者で、空身なら約1時間、ザック10kgで約1時間20分程度です。 (冬季の登山) 冬季の積雪期も登山者が多いため、大雪の直後でなければ踏み跡がついています。 ただし、登山中に降雪や吹雪で、登山道(踏み跡)が不明瞭になる場合がありますので、悪天候時の登山は十分に注意する必要があります。特に、踏み跡が不明瞭になると、進路の判断が慈啓会病院コースよりも格段に難しくなります。 旭山記念公園−慈啓会病院の分岐までは、ところどころ立木に赤ペンキで印がついていますので、事前に位置を確認しておくと役に立つと思います。 踏み跡が無い場合、登りは尾根づたいにいくので、視界さえ良ければ比較的分かり易いのですが、下りは判りづらいので、尾根を外さないように十分に注意する必要があります。 1:25,000地形図とコンパスは必携。 降雪時の風の状況にもよりますが、T6分岐から慈啓会病院の分岐まで(特に平坦な尾根部分)の積雪量が他より多めになります。それまで膝下程度の積雪でも、この間は所により胸近くまでの吹き溜まりが続くことがあります。登山口である程度の新雪がある場合は、スノーシューの出番です。 (T6分岐−小林峠コース) 幾つかの低い尾根づたいに登山道がついています。多少起伏がありますが、大きなピークがないため歩きやすい登山道で、特に危険な所もありません。地図上では途中に分岐がありますが、現在は一本道ではっきりした分岐はありません。 冬季の積雪期は登山者が比較的少ないので、降雪時には暫く踏み跡がつかないことがあります。 1:25,000地形図の登山道と実際の登山道は、おおむね合っていますが細部ではずれています。 小林峠付近の登山道は、道路に接続する部分が私有地を通過していることが判り、現在その部分は「通行禁止」になっています。登山道はそこから大きく迂回するように付け替えられていますので、地図の登山道とは一致しません。 |